2009年12月09日LKM博士
夏の忘れ物
ここ東京都西多摩郡日の出町にある研究所の周囲の木陰では、
つい先週まで、
最後まで冬の訪れを拒み続けるカネタタキの「チッ、チッ、チッ」という鳴き声がしておりましたが、突然しなくなりました。
(一般的には、その名の通り、「チン、チン、チン」と鐘を叩くような鳴き声と言われるが、私には「チッ、チッ、チッ」と聞こえる。)
冬の訪れです。
デジカメに大量に保存してあった写真をコンピューターに落としたら、
こんな写真が出てきました。
8月に大阪府枚方市で見付けたハラビロカマキリの幼虫です。
緑の個体が多いので、赤茶色タイプは結構珍しいです。
周囲の植物にうまくとけ込んでいますね。
何故か幼虫時代は、お尻を上げており、
成虫は、オオカマキリを普通のカマキリと思っている方が見たら、
非常にずんぐりむっくりしたカマキリです。
皆さんに紹介しようと思って忘れていました。
こんなにかわいらしいのに、生きた獲物をむしゃむしゃ食べるところが大好きです。