協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年04月26日LKM博士
助手A登場

先週から研究チームに助手Aが加わりました!

会社として、私のやっている研究はもっと発展させ、
さらに、きっちり引き継いでいくことも大事であるということでの補充です。

関係者一同、人選は迷いました。
理系だから、あるいは修士卒だからといって異動させても、
一筋縄ではいかない忍耐力の要る仕事なので成果を出すのは無理だろうという理由で。
私の出した条件は、
①この仕事に興味を持っていること。
②しんどい仕事であると理解している上で、挑戦したいという気概があること。

ということで、研究所内で募集をかけることになりました。
それで唯一、手を挙げた人物がA君だったということです。
(心の中は「えっ、たった一人?、やっぱりウンコが嫌か?」)

彼はこれまでメイトーのプリン開発を支えていた中心的な研究員です。
スーパーやコンビニでお馴染みの、
「なめらかプリン」や「カスタードプリン」
の多くは彼の作品です。

こんなプリンの重要人物を抜いてしまっていいのか?
という不安はありますが、まあ、なんとかなるでしょう。

彼の気概を正面から受け止めて、研究を進めていきたいと思います。
私としては、まずは、彼の中からプリンを洗い流すことから始めなくてはなりません。
社内で調整して進める商品開発とは異なり、
ここからの調整相手は社外の方が殆ど。
学会等では大学の先生や同業他社にいじめられることも多々あります。
英語という壁もあります。
そして、自分で情報を集め、自分の感性だけが頼りで、
日々の努力と運が必要な世界です。
これまでとは全く異なり、相当大変だと思います。

さらに、このブログを時々書くという余計な仕事もあります。
まずは、明日、自己紹介ブログです。

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