2014年11月20日LKM博士の勝手にベストセレクション
リアルにウンコを表現する②
さて、今日のリアルウンコは3Dの話である。
3Dウンコ、「おいおい、ちょっと待て」と言われそうな話であるが、
最後まで読んで頂きたい。
先日、介護用品を扱う企業のセミナーで講演を依頼された。
自宅介護用のポータブルトイレなどを紹介し、
ウンコ繋がりで私が講演するという、
ウンコ度が非常に高い会場である。
私はコンピューターの動作とスクリーン等の調整後、
暇だったのでポータブルトイレとやらの説明をお客様に混じって聞いていた。
要するに、トイレまで行けなくなった高齢者が自室で用を足すためのトイレである。
私はその会社の社員ではないので、詳細は述べないが、
素晴らしい機能性である!
被介護者にとっても介護者にとっても。
と、その時、
社員「では実演してみますね。」
私の心「実演????? 誰のウンコ使うんや?」
と思った瞬間、おもむろに縦20cm×横30cm×高さ10cm位のタッパー登場。
透けて見える、ウンコ様物体。
蓋を開けるとラップに包まれて12cm程度のウンコがたっぷり15本以上。
手掴みで便器に入れて実演。
私の心「マジでウンコにしか見えない・・・」
ジャーッ。
見事に本物ウンコのように一部が砕けながら便器に吸い込まれていった。
お客様は流れた後の便の状態や処理の仕方の質問をしているが、
私は
「写真撮っていいですか!!!」
これ、味噌からできているそうだ。
担当者に聞くと、多い日は、これを何時間も作製しているとか。
ウンコ作りデーである。
簡単そうに見えるが、現在、若い部下に技術の伝授中ということだったので、
それなりにノウハウがあり、簡単には習得できない職人技のようである。
私も弟子入りしたい気分である。
「便器にこびりつくタイプのウンコ」の再現が難しいという話題もあったので、
ウンコ成分の配合も色々と検討されているのであろう。
マニアック過ぎる・・・。
リアルなウンコモデルが存在して、初めて可能になる高機能トイレの開発。
奥が深い。
こんなウンコモデルに出会うなんて、私のウンコ運も相当凄いといわざるを得ない。
ただ、ウンコから連想する食物リストに、
カレーに続き新たに味噌が入った点は少々残念である。