2013年01月31日大相撲関連
2013年大相撲初場所の感想
横綱日馬富士のキレは凄かった。
見事な全勝優勝おめでとうございます!
と振り返るはずの場所後だったのに、
マスコミ報道は全て高見盛に持って行かれた雰囲気がある。
パフォーマンスだけで高見盛を扱う報道は非常に嫌いであったが、
実に特徴的な相撲は好きだった。
一般的には右を差したら強いと評されるが、
私がこの力士の特徴と思っていたのは、
土俵際の粘りというか、体の反りというか、逆転劇。
土俵際に追い込まれるとスッと右腕が相手の脇下に入り、
相手の腰が浮き変な形での逆転劇。
一種のオリジナル技として私の眼には映っていた。
制限時間いっぱいで、彼が両腕を振り下ろすのに合わせ国技館中が
「ヴェイッ、ヴェイッ、ヴェイッ、(一呼吸)、ヴェイッ」
と一緒に掛け声をあげる一体感は本当に凄い。
(実はこの掛け声を文字で表現するのがとても難しく、20分間位悩んだ)
横綱、大関陣の相撲以上に盛り上がっていたのも事実である。
千秋楽、これで最後かなと思いながら、国技館で生で見られたのは良かった。
注目していた把瑠都の大関復帰は失敗した。
足が痛そうである。
ちょうど一年前は優勝力士であるから、本当に厳しい世界である。
弱い大関陣と関脇、小結クラスの力士の力がかなり接近してきた印象も受けた。
稀勢の里10勝、琴欧洲10勝、鶴竜8勝、琴奨菊8勝
豪栄道8勝、把瑠都8勝、栃煌山8勝、安美錦9勝、妙義龍7勝。
両横綱には負けるが、互いに星を潰し合っている状況だ。
さて、贔屓に春日野部屋勢
良かったので、ダーッと成績を一覧にしてみよう。
栃煌山8-7☆
栃ノ心9-6☆
碧 山7-8★
栃乃若8-7☆
木村山4-11★
栃飛龍6-1☆
碧 天4-3☆
栃 丸4-3☆
栃の濱3-4★
栃矢鋪 休場
栃 港4-3☆
栃 颯4-3☆
栃乃島4-3☆
栃 登3-4★
栃春日2-5★
碧己真 休場
栃太河4-3☆
栃乃国5-2☆
栃岐岳5-2☆
栃天翔5-2☆
勝ち越し13名、負け越し5名、休場2名
調子が良かった時はLKM512のパワーとしておこう。
特筆すべきことがある。
栃飛龍さんが幕下3枚目での6勝で十両昇進決定!!!!!
念願かない、千秋楽祝賀会では、とてもご機嫌であった。
来場所は6人の関取がSumoyogurtを盛り上げてくれることになる。