協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年10月07日
死を待つハラビロカマキリ

畑は完全に夏・秋野菜から、冬野菜へと作物を変換しました。
最後に残っていたのはナスとピーマン。

ピーマンにはハラビロカマキリの卵が産みつけられていました。
正確には卵嚢といいます。

初めは気付かなかったのですが、すぐ近くに、この卵を産んだと思われるメスのハラビロカマキリが!!!
20131007.JPG

産んだ卵を守っているように見えます。
とはいえ、基本的には産卵後死ぬ生物です。
卵を守る行動など聞いたこともありません。
たまたまでしょう。

触ってみると、もう全然力が無く、
自分の務めを果たして、死を待つのみという状態でした。

カマキリには悪いですが、ピーマンは抜かねばなりません。
堆肥にするのはかわいそうなので、卵嚢は自宅に持って帰りました。
親は、日当たりの良い場所に置いておきました。

カマキリで秋を感じる・・・。
毎年のことです。

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