2012年07月10日虫
クルマバッタモドキ(幼虫)
この時期、バッタはまだ幼虫です。
とはいえ、不完全変態のバッタは、小さい時からバッタの形をしています。
このブログでは何度か登場しているクルマバッタモドキの幼虫が、
(参照:クルマバッタモドキ)
「写真を撮って」
とばかりに私の前に現れました。
まだ、体長は2 cm弱。
推測ですが4齢幼虫位ではないでしょうか?
(孵化直後が1齢幼虫、それ後、脱皮の度に齢数が増える。3回脱皮したら4齢幼虫)
このタイプ(トノサマバッタやイナゴの仲間)のバッタ類の幼虫は、体の割に頭部が大きく、かわいい体型です。
バッタやキリギリスの仲間は、幼虫時代は、種類を見切るのが難しい種類が多いのですが、
これはほぼ間違いなくクルマバッタモドキの幼虫でしょう。
首の白線の模様がその特徴を示しています。
成虫になったら飛翔能力が高く、近づいたら10 m以上飛んで行く手強い奴らですが、
まだ翅も生えていない幼虫は、簡単に捕獲できます。
【捕獲時満足度】6(幼虫時)