協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年06月28日プロジェクトメンバー
今日が最後かな?

LKM事業部サトシです
博士の約2週間に渡る海外出張の間、

テレビで帯番組の司会者が長期の夏休みで、
その間をリレーでつなぐみたいな感じで、
チームLKM512でブログを継続してきましたが、本日が最後となります。

先日健康食品に関する効果・効能の表示に関する
規制が緩和される可能性がという記事がありました。

これまで、食品で効果を示してもいいのは「特定保健用食品」や「栄養機能食品」に
限られていましたが、来年度中には大きく緩和される見通しだそうです。

今回の規制緩和の主な目的は、企業等の責任で科学的根拠を示し
機能性を表示できるようにすることで、
科学的根拠をもとにしっかりとエビデンスデータがある
企業にとってはいいことではないでしょうか?

ただその評価方法等についてはしっかりと決めてほしいですね。

科学的に証明されている現象として「プラセボ効果」というものがあります。
参照ブログ:花粉症2

単にその成分を摂取しただけのデータでは
「プラセボ効果」が働く恐れがありますから、
科学的根拠とは言えないのではないでしょうか?

その成分による効果・効能を明らかにする為にも、
評価方法には「クロスオーバー試験」の実施を明記してもらいたいですね。

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