協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2010年12月29日LKM博士
良いお年を!

皆さんはもう仕事納めですか?
私のところも年末休暇に入っているのですが、
動物実験をやっている関係上、
今日も出社しています。

でも、電話もかかって来ないので、非常に快適です。
皆が休んでいる時に頑張るのもなかなか良いものですよ!

さてさて、年間ウンコ回数ですが、年明けに発表しますので楽しみにしていて下さい。
記録はしておりますが、足し算はしていないので、私も回数は把握しておりません。
楽しみです。

そして、興味がある方がいらっしゃれば来年は一緒にウンコ回数を数えましょう!
とにかく人生感が変わりますから。
騙されたと思い、やってみることをお薦め致します。

リツコさんとサトシ君、どうでしょうか?
"ウンコ数え軍団"でも結成しましょう。
もちろん、個人情報なのでブログで発表しろとは言いませんから安心して。
(立場上、無視もできず、困っている顔が想像できて面白い。)

では、皆さん良いお年をお迎え下さい。

2010年12月27日ウン小話
ウン小話8

食品会社(工場がある敷地内)では年に数回、検便があります。
食品衛生上、病原菌保有者がいないかの確認は仕方ないことなのでしょう。
その時期になると、
一方的に採便管が従業員全員に配布され、提出日が文書で知らされます。

と、その文書の末尾には、いつも、
「提出しなかった者は、各自で検査するように。」
という意味の文章が書かれています。
もちろん私の"ウンコ色の脳ミソ"でも、
「未提出者は自分で検査機関に持って行き、病原菌陰性である証明をもらうように」
という意味である事は理解しているのですが、何か引っかかります。

「これは俺を挑発しているのか? そんなこというなら自分で調べたろか。」

どうしても心が抑えきれず、数年前、提出するのを止めました。
締め切り時間の直後、勝ち誇ったように事務のおっちゃんが「自分で調べろ」と言ってきたので"待ってました!"

「わかってます。自分で検査します。俺が得意なの知ってるでしょ? どの菌を調べるの?それがわからないと検査できないので検査機関に聞いて下さい。どうせ選択培地に塗ってるだけでしょ。経費削減したいなら、全員分、俺がやったるで!」

数分後、上司が
「頼むから出してくれ...」

おしまい。

2010年12月24日LKM博士
結球3

結球1 https://lkm512.com/blog/images/2010/11/01/
結球2 https://lkm512.com/blog/images/2010/12/03/と来ましたが、今日で完結です。

まずはキャベツ!
12241.JPG
立派でしょう。
6株のうち、4株はチョウやガの幼虫の攻撃を受けずに大きく育ちました。

真ん中で割ってみましょう。
立派でしょう。
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特に12月後半に霜が降りてからは、自ら糖分を作って凍結から身を守るため、
キャベツとは思えない甘さです。

さてハクサイ。
1012243.JPG
ハクサイは若干大きくなっているものの、見た目は数週間前とあまり変わりません。
ところが触ってみると違うのです。
両手で挟むように球を両側から押すと、当初スカスカだったものが、日に日に硬くなり、中の方まで葉が詰まってきたことがわかります。
と言うことで収穫。
畑ではそんなに大きくないのですが、車に乗せたらでかい!
1012244.JPG
こんなサイズです。
この定規の全長は36センチなので全長40センチを軽く超える大物です。
鍋10人前は軽くできるでしょうね。

世間は野菜高騰の中、都心のスーパーのサイズと売値から計算してみると
これ1個で1000-1500円分くらいあるでしょうかね。
とはいえ、食べ切れないので、丸ごと職場のメンバーにプレゼントしました。
8人で山分けしたらしいです。

2010年12月22日LKM博士
変なインタビュー(続編)

昨日、LKM512プロジェクト会議が行われまして、
先日ブログに書いたインタビューがDVDになったものを皆で見ました。

いやー、恥ずかしいですね。

しかし、予想に反して、まともなインタビューになっていました。
ディレクターが凄いのか、インタビュアーが凄いのか、とにかく社外で使える内容です。
そしてLKM512のこともしっかり説明できています。
さらに、笑いもあります。
昨日コメントした
「博士、お肌きれいですね!」
「さっきメイクしてもらいましたから。」
というようなやり取りもそのまま使われておりました。
そういう人柄も出すのが狙いだったようです。

大きく4つのセクション(腸と健康の関係、ビフィズス菌の働き、
腸内環境とポリアミン、LKM博士の日常)に分かれていて、
15分×4本で1時間のDVDです。

ファンの皆さまには申し訳ないですが、公開はしない予定です。
イベント等で使わせて頂きます。
あまりにも要望が多かったら、期間限定でWeb上にて公開するようなことはするかもしれませんが...。

2010年12月21日LKM博士
変なインタビュー(後半)

さて、メイクが終わるとそのまま撮影スタジオに直行です。
通販番組などでおなじみの古森章斗キャスターと顔合わせです。
「あっ、見たことある人や。」
と心で思いつつ、挨拶もそこそこに撮影用の椅子に座らされ、あとは照明や音声のチェックが着々と進みます。
言われていた通り、互いの角度は"徹子の部屋"みたいでした。
私が「何を話すのか聞いてないのですが大丈夫ですかね?」
と聞くと、古森さんは
「私も殆ど聞いてないんですー。」

えっ??? (@_@;)

ということで、
プロデューサーさんのごく簡単な指示のもと古森さんが質問し、
私が答え、
それに対して古森さんが思ったことを返して、
また私が答えるというパターンで撮影は進みました。
さすがプロです。次から次へと質問が沸き出てきます。
おかげで私も自然体で対応できました。
ただ、私が自然体になると悪戯心が前面に出てきて真面目に答えられなくなるので大変です。

たとえば、
腸内環境と肌の関係の話題をしている時に、
「確かに博士は肌がきれいですよね!」とふられて、
「あっ、そうですか? さっきメイクしてもらいましたから。」
なんてことが数回ありました。
ただ、面白いのは、そんなことを発言してもカメラは止まりません。
さすが"適当"と指示してきただけのことはあります(昨日のブログ参照)。

最後の方はフリートークで、
古森さんがこのブログを事前に読んでいて下さったようで、
私の年間排便回数カウントに関する質問などもあり、
調子に乗ってウンコ話を連発していた記憶があります。
周りが必死で笑いをこらえているのが照明の向う側に垣間見られましたので、
まあまあ面白いことは話せていたのでしょう。

最後は、プロデューサーの
「はい、カット。ご苦労様。よかったです!」
パチパチパチ(拍手)

ただ、何度思い出して考えても、
あの対談をどのように編集しても講演の代わりに使えるとは思えないのですが...。

何はともあれ、
古森さんが撮影後からLKM512ヨーグルトを食べて下さっているということなので、その"良さ"はきっちり伝わったのでしょう。
古森さんのブログ↓
http://ameblo.jp/comolyn/entry-10720217335.html
古森さん、ありがとうございました。

2010年12月20日LKM博士
変なインタビュー(前半)

先日、LKM512プロジェクトの仕事で、対談を撮影するという仕事がありました。
私が色々な場所に講演に行く負担を少しでも減らすために作るDVDの収録です。
ですから、LKM512の機能などを、ある程度原稿に則ってインタビュー形式でやるのかと思いきや、適当で良いということでした。
「何も準備しなくて良いですから。"徹子の部屋"をイメージして下さい。聞き手はプロを用意してますから。」
というだけの指示。

"適当"にも幾つか意味がありますよね。
文字通り、目的や要求などにきっちりと適した形で当てはめることや、
程度が程良いこと、という良い意味があります。
一方、悪い意味で"いいかげん(関西弁ではええかげん)であること"もあると思います。
どうも事前の話では後者の"いいかげん"で良いということのようでした。

「ええかげんで構わない撮影なんかあるのか?」
と思いつつも、"ええかげん"な私は深く考えずに当日を迎えました。
敢えて心配だったことといえば、スタジオまでの移動ですね。
不慣れなラッシュアワーでの電車移動中に便意を催さないかということ位でした。

スタジオについて、挨拶代りのウンコを済ませて、まずやったのがメイクです。
「そんなん要らん!」
って言って反抗したのですが、納得させられる説明があったのでやってもらいました。
その理由とは...、
皆さん、テレビに出る人は何故メイクをするのか知っていますか?
自分を少しでも美しく、または格好よく、あるいは若く見せたいから?
もちろん不正解ではないですが、正解は"視聴者を不愉快にさせないため"だそうです。
しわ、髪の毛の乱れ、毛穴、髭の剃り残し、
これらがあると、視聴者が気になって、内容どころではなくなるそうです。
最近の映像技術では肌のきめまで映るということで、女優さんは苦労しているそうです。そういうことなら仕方ない。メイクしてもらいましょう。
ですが、肌年齢は25歳(2年前)の私、ちょこっとで済みました。
メイクさん曰く、新陳代謝の良い肌だそうです。(自慢!) LKM512パワーでしょう。

長くなりましたので、肝心のインタビューの話は次回にまわします。

2010年12月17日スペシャルゲスト
所長の安藤です

ブログ300回記念 スペシャルゲスト企画
安藤剛 協同乳業(株)研究所長登場!

LKM博士のブログももう300回ですね。

始めた当初は本社の検閲が厳しいと悩んでいた博士も、最近は言いたい放題。
それが好評だそうで、喜んでいいのかどうか、それはそれで上司として悩みます。

数日前にLKM博士と一緒に飲んだ時に言っていましたが、いつもは車通勤の博士が電車通勤になるとかなり緊張するそうです。
電車内で便意を催すのではないかとの恐怖からくるのでしょう。
通勤電車にすました顔をして乗っている皆さんの中にもそんな恐怖をかかえている人が結構いっぱいいるということを、彼のブログ、ツイッターから推し量れて安心した人がかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそんな一人です。
かつて片道2時間を越える遠距離通勤をしていた折には、せっかく座っていても我慢できずに冷や汗をかきながら途中駅で飛び降りること数知れず。
知らず知らずに、
「どこどこの駅のトイレが空いている可能性が高い。」
とか、
「あそこの駅のトイレはどこにある。」
とか、いろいろな知恵がつきました。

JRさんに切にお願いしたい。
「通勤電車にはトイレがついていないのだから、通勤区間の駅のトイレの数をもっと増やして欲しい!」

前回のブログに私が鉄ちゃんであると紹介されていましたが、
今回の私の鉄分は、LKM博士とのウンコ繋がりで駅のトイレの重要性を強調するにとどめ、
"鉄オヤジ"(鉄ちゃんなんて可愛く呼ばれるキャラではない)本来の数あるエピソードはまた次の機会に披露したいと思います。

2010年12月15日LKM博士
祝! LKM512ホームページ開設2周年

今日、12月15日はこのホームページの開設記念日です (^-^)∠※PAN!
逆さから読むと、「512、1番」ということで、2008年の今日にスタートして丸2年。
休みの日も、移動中も、いつもブログのネタを探しながらの心休まらぬ生活を2年間も続けていることになりますね。
「ブログ手当をつけてくれー」
目標の"1日1000アクセス"はまだ達成できておりませんが、
弊社の運営しているどのサイトよりも安定して、多くの方にアクセスして頂いております。
時々、読者の方から頂く感想がうれしくて、それを励みに書いております。

まことに、ありがとうございますm(μ_μ)m

今後もご感想やご意見をツイッターの方から頂けるとありがたいです。

と、じっくり感慨深いブログにしたいのですが、
実は、次回がブログ"300回記念"なんです! もう一丁 (^-^)∠※PAN!

ということで、
恒例のスペシャルゲストは、協同乳業の研究所の安藤剛所長にお願いしました。
つまり、私の上司です。
すなわち、こんな好き勝手ブログを黙認して下さっている上司です。

昨日、飲み会の席でお願いしたら、引き受けて下さいました。
念のため、今朝確認したら、「ちょっと酒の勢いで言ってしまった...」という雰囲気は無きにしも非ずでしたが...。それでも引き受けて頂きました。
当初は、250回記念で好評だったデッキーの『皮膚科医の視点からの肛門の話』 (https://lkm512.com/blog/images/2010/08/18/)の続編の予定だったのですが、デッキーがつい先日、英国へ留学に旅立ち、忙しいようなので、非常に困っていたのです。
そこで、急遽、無理言ってお願いしました。
ありがとうございます。

所長は"鉄ちゃん"(鉄道マニア)なのでで、鉄道の話が出るのかな?
300回記念に鉄道の話というのは、突拍子もない感じはしますが、
ウンコ、大相撲、虫と何でもありのこのブログ、新ジャンルの開拓は大歓迎です。
では、次回、お楽しみに!

2010年12月13日LKM博士
天婦羅屋でヨーグルト

私のツイッターをみて下さっている方なら、記憶にあるかと思いますが、
有楽町の「天婦羅かわむら」さん http://r.gnavi.co.jp/kawamura/ で、

LKM512ヨーグルトを定食のデザートとして夏場に採用して頂いておりました。

「なんで、天婦羅屋で?」
という質問はよく受けましたが、弊社の社長がそのお店で時々食事をするのがきっかけで、お店の方がLKM512ヨーグルトを試しに続けたら、非常に体調が良くなったということで、「お客さんにも食べさせたい」ということが事の発端です。
お盆を挟んだ数週間、毎日、有楽町のオフィス街で百数十から数百個出ていたようで、凄い宣伝効果です。

一度、私も食べに行きたいと思っていたのですが機会がなく、
先日、午後から有楽町付近で研究の打ち合わせがありましたので、これはチャンスと思いランチを食べに行きました。
当日のランチは海老とキスの天丼。
それを注文する時に、
「あのー、夏場にヨーグルトのデザートにありましたよね?実は私はそれの研究しているものなのですが、もし可能でしたら店長さんに挨拶できないでしょうか?」
しばらくすると、店員さんが
「間もなく社長が来ますので、食べてお待ち下さい。」

天丼が美味かったのでガツガツ食べていると、想像より若い方がいらっしゃいました。
「初めまして、川村です。食べ終わった頃に来ますので、待っていて下さい。」
周りのお客さんも、「一体何なのだ?」という顔をしています。
しばらくすると頼んでもいないコーヒーが来て、5分後位に社長が来られました。
そしていきなりヨーグルトの話で、
「健康診断でいつも大腸ポリープが出ていたのに、LKM512ヨーグルトを食べ始めてから本当にできなくなったんですよ。なんで?」
から始まり、ヨーグルトの売り方のご提案まで、中身の濃い話を色々と30分間位。
挙句の果てに、「今日はサービスです。」とご馳走になってしまいました。

いや~、直接お話をするのは良いものですね。刺激を受けます。
川村社長ありがとうございました m(μ_μ)m
ちなみに時間が経つのを忘れて、会議には30分位遅刻しましたが...、すいません m(_ _)m

2010年12月09日LKM博士
ガンガンできるブロッコリー

キャベツや白菜の結球の様子を載せていますが、
ブロッコリーも凄いんです。
101209.JPG

直径20センチ級!
今朝は寒かったので、光っているのは氷です。

たまに知らない方がいるので敢えて説明しますが、
ブロッコリーの食している部分は花のつぼみです。
大量のつぼみがかたまっている状態です。
アブラナ科なので、放っておくと、菜の花のような花が咲きます。

このつぼみは、茎の先端に大きなものができるのですが、
これを切ってしまっても、
しばらくすると、残った茎から小さなつぼみがニョキニョキ発生してきます。
それも1つではなく、2つ、3つと。
しばらくすると、それも直径10センチ級に育つので、ゴロゴロという感じですね。
さらにそれを摘んでも、また1つ、2つと出てきます。

この野菜もかなり栄養価が高く健康に良いといわれますが、
意地でも花を咲かせようとする凄い生命力を感じます。
元気の源"ポリアミン"を測定したい気分です。

それを摘み取るのは少し悪い気がしますが、
感謝して食べています。

ついでに、
ブロッコリーをたくさん食べた後のウンコを徹底的に観察しても、
「これブロッコリーや!」
と確認できないので、この野菜は結構消化されるんだと思います。
少なくとも私の消化管では。

2010年12月08日LKM博士
年間排便回数512回に向けて

カウントしている排便回数ですが、
10月末で、目指していた年間512回をオーバーするペースと発表しましたよね。

https://lkm512.com/blog/images/2010/11/02/

だから、頑張っていたのです。
少し排便ペースを落とそうと。

「軽い便意は我慢しよう」とやってみました。
ところがです。
それを実行すると、やっぱりウンコが硬くなって、肛門が裂けてしまいました~。
痛いです (≧_≦)
人生2回目の切痔。
実は、昨年も全く同じ時期に、全く同じ動機で、全く同じことをやって、全く同じ結果になってしまっているのです。
これです→ https://lkm512.com/blog/images/2009/12/28/

学習能力"ゼロ"

とも言えますが、それだけ512にかける私のエネルギーが凄いのです!

と同時に、「大腸の滞留時間が長ければ長いほど、水分が吸収されるんだなー」と改めて実感しております。
趣味の域なので、実験のように水分含量は測定しておりませんが...。

皆さん知りたいでしょうが、敢えて、現時点での回数は発表しません。
なぜなら、
排便回数を意識しないようにExcelの合計算出を今はストップしているからです。
もちろん、私の肛門健康維持のためです。

2010年12月03日LKM博士
結球2

10月の"結球"のブログを思い出して下さい。
忘れた方はこっち→https://lkm512.com/blog/images/2010/11/01/
あれからは、青虫には細心の注意を払う必要はあるのですが、それ以外は放っておいても
キャベツもハクサイもドンドン球が大きくなってきています。

まずはキャベツ!
101202c.JPG
もう食べられます。
既に収穫して2つ食べました。
まだ、葉の密集度がまだ少なかったですが、逆に葉1枚1枚に甘みがあります!
そのまま生でもめちゃくちゃ美味いです。
蒸しても美味いです。

ハクサイはこんな感じ。
101202h.JPG
もう高さ30センチ位でしょうか? 相当大きくなってきています。
1つ食べましたが、まだ葉の密集度が少ないですね。
こちらは12月中旬まで待つ方が良いそうです。
10株もあるので食べ切れないのはわかっていますが、楽しみです。

研究もこれ位のペースで実を結べばうれしいのですが...。

2010年12月02日LKM博士
2010大相撲九州場所の感想

場所前は白鵬の連勝記録のみに焦点が当たっていましたが、2日目にその夢は断たれ、
一般的には面白味がなくなり、ニュースでも扱われなくなるのではと心配していましたが、
予想外に魁皇が頑張り、最後まで豊ノ島が頑張り、
終盤は、かなり盛り上がっていましたね。
千秋楽までどうなるかわからない優勝争いは、最近なかったので楽しかったです。
稀勢の里は10勝し、白鵬の連勝を止めた面目を保ちましたね。
一皮剥けたという意見も多いですが、何年間も期待を裏切られ続けているので、私はそうは思えません。来場所、どうなるかですね。
予想外の盛り上がりで忘れ勝ちですが、栃煌山の負け越しは非常に残念でした。
何故、期待される日本人力士は代わる代わるプレッシャーに負けるのでしょうか?
番付表を送って下さる豊桜関は勝ち越し、来場所は幕内復帰でしょう。おめでとう!

ちょっと話は変わりますが、
今場所は、14日目にTwitterで思ったことをつぶやきながら相撲を見るということにチャレンジしてみました。
これが意外と面白い。
テレビ中継を見ているか会場にいる大相撲好きがリアルタイムでコメントしているので、マニアックなんです。
行司や呼び出しさんに注目している人。力士のちょっとした仕草に注目する人。解説者のコメントに反応する人。
また、互いのコメントに瞬時に反応しあうのです。
なかなか相撲でディープな会話ができる相手がいないので楽しかったです。
私が、冗談で
「千秋楽の稀勢の里 vs豊ノ島戦で、稀勢の里が勝ったら、白鵬にも勝ったのだから優勝にしてしまうのはどうでしょうか?」
とコメントしたら、大勢の方が反応する反応する。
びっくりしました(◎。◎)!
徳瀬川の投げで裏返しにされた不甲斐無い大関琴欧洲に対して、いつも通り、
「そろそろ、ヨーグルトを変えたらどうでしょうか!」
とコメントしたら、
「それは名案!」
なんて意見も多数頂きました。

初場所は東京。1月は危険な位忙しいことはわかっておりますが観戦する予定です。

2010年11月30日LKM博士
論文書き書き発狂しそう

夏にあるレベルの高いジャーナルに投稿して、
"門前払い"を突破して、
(超一流ジャーナルは、審査の前に編集部で7-8割が門前払いされるらしく、これを突破しただけでもある程度は威張ることができるようである。)
正式な審査に進み、
審査途中で何があったのやら編集部から「もうちょっと待ってね」と連絡が来て、
変に期待していたところ、
結局2ケ月後に拒絶メールが来て落胆させられた論文の修正を今やっています。

拒絶理由を熟考し、データはそのままでも論旨を変える方が良いと思われ修正中。
書いては消し、消しては書き、もう2ケ月以上かかっています。
先週、一応完成したのですが、やっぱりしっくりこない。

私、これまで20報位論文を発表していますが、
自分がファーストネームで執筆する時は、共著者に最終確認は依頼するものの、誤字脱字以外は、何か意見をもらっても基本的に内容を変えたことはありませんでした。
「主張したいことを書く。俺がやった実験や。俺が書いた論文や。」
というスタイルでした。

が、今回の修正はどうでしょう?
初めて共著者に心からアドバイスを求めました。
「こうしてみようと思うけど、どう? 何か良いまとめ方ない?」
これまでにはあり得ない行動です。
苦しいんです。
ランクは少し落としますが、次も一流誌に挑戦。
何が何でも、次で決着をつけたいのです。

とにかく、しんどいです。
苦しいです。
イライラします。
楽しそうに平和に仕事している同僚がいたら、ウンコ投げつけたくなる位に精神的にきついです。
早く脱出したいです。
うぉーーーーーーーっ。

2010年11月29日LKM博士
変なニンジン

これ、畑でとれたニンジンですが、何か変ですよね?
101115s.JPG
良い色をしているのですが、何か変。
特に、太い方が平面的な感じがして、丸みを感じさせない。
撮影技術の問題ではありません。

実は、これ横側が完全に裂けているのです。
発育段階で、表皮部分の生育が内部の生長に追いつかなかったのかなと思っているのですが、見事に裂けているのです。
左右共にです。
はい、この通り。
101115y.JPG
どうですか。
痛々しいでしょう。
完全な失敗作ですが、食べられる部分は食べることにしています。

綺麗な野菜は写真で掲載したくなりますが、
現実は、そんなものばかりではありませんので、紹介しました。

ニンジンは収穫せずにそのまま土に埋めておけば、冬でも食べられるそうなので、
焦らず、ゆっくり食べています。

2010年11月26日LKM博士
2010年大相撲九州場所終盤です

えらいことになっていますね。
白鵬の連勝ストップなんて忘れる位、信じられないことが起こっています。

魁皇、11連勝!!!!!?????
どうなってんの???????
いつもと違い、内容の良い相撲も多いのですね。
何かある度に、私は同学年で応援しているって書いていますが、
ご当所場所といえども、ここまで勝つと気持ちが悪いものです。
親友の佐ノ山親方(元千代大海)に
「最後の悪あがきじゃ」
と言ったそうで、淡々とした様子に映りますが、相撲人生をかけているような心の内も感じます。
まだ、優勝するとは皆目思えませんが、私の心の底では「もしかしたら」と少し期待しているような気がします。

豊ノ島も頑張っていますね。
めちゃくちゃ動きが良い!
もう、白鵬との取り組みもないでしょうから、チャンスはあるかもしれません。
出場停止で陥落した十両で先場所優勝。
もし、今場所優勝すれば十両と幕内で連続優勝という快挙になるって気付いていましたか?(そんなん気付いている人はマニアしかおらんか...)

結果的に白鵬でまとまると思いますが、
そうならないことに期待して、この週末は皆さん大相撲中継を楽しみましょう。

と、その前に、
私は今日の結びの一番"白鵬‐魁皇"戦は職場の休憩スペースのテレビで見る予定でーす。
忘れないようタイマーセットしておかないと!
9時間後位かな。
99時間99分99秒までセットできるタイマーを持っていますので。

2010年11月24日LKM博士
晩秋をカマキリで感じる

皆さんはどういう現象をもって、冬がそこまで来ていることを感じますか?

私は毎年、紅葉の季節に、最後まで生き残ったカマキリに晩秋を感じます。
動きが遅く、無防備。
昆虫の世界では食物連鎖の頂点で立ち、自慢の鎌で昆虫を捕獲し、生きたまま食べるあの凶暴性は完全に失われています。

同じ環境に棲んでいた殆どの昆虫が姿を消したにも関わらず(厳密には多くが卵の形で存在しているが)、霜も降り寒くなる11月中旬まで生き残っていることが多いです。
多くの食してきた虫の分まで生きているのでしょうか?

ハラビロカマキリの立派なメスを見つけましたので写真を掲載します。

1011241.JPG
かなり弱っていました。
無防備にガードレールの上をゆっくり歩いていました。
産卵が終わって死を待つだけなのかもしれません。

もう1つ。
正面からの写真です。
1011242.JPG
何か哀愁を感じます。

これから春まで、虫達の気配は殆どなくなります。
寂しいですが、その分、春が楽しみになるのですよね。
6月頃、かわいい幼虫に会うのを楽しみにして、
これから嫌いな冬を乗り越えたいと思います。

2010年11月22日LKM博士
2010年大相撲九州場所の前半を終えて

今場所はなかなかテレビで見られないのです。
家でじっくり中継を見たのは、未だゼロ回。
NHKの夜中にやっているダイジェスト版を録画して、
朝食を食べながら見るので精一杯の寂しい状況です。

個人的にはそんな状況ですが、凄いことが起っていますね。
大関魁皇が7連勝、白鵬や把瑠都と並走して優勝争いのトップです。
体がよく動いています。
気迫もある。
久しぶりに2桁勝ち星を見てみたいです。
ただ、期待している若手力士達が、未だに魁皇に負けるというのをどう理解してよいのかわかりません。

魁皇が凄いのか?
若手がダメなのか?

白鵬に勝った稀勢の里は、負け越すかと心配しておりましたが、
一応面目を保つような星数ですね。
期待していた栃煌山は崩れていますが...。

個人的に2日目の把瑠都の"はりま投げ"が印象に残っています。
白鵬の連敗ストップで、これっぽっちも取り上げられませんでしたが、
珍しい決まり手で、朝の忙しい時間帯に、巻き戻し再生を数回繰り返してしまいました。

とにかく後半は、ダイジェストであっても、じっくりと構えて見たい

2010年11月19日プロジェクトメンバー
LKM博士が語る。

企画部サトシです。

昨日、LKM博士の対談の収録を行いました。

テーマは「おなかと健康」についてです。

私も途中から収録に立ち会いましたが、

みなさん笑いこらえるのに大変なぐらい非常に和やかな雰囲気での収録でした。

LKM博士のコメントは後日紹介いたしますが、

当日キャスターをやっていただきました古森章斗キャスターが

収録の模様についてブログを書いていましたのでご紹介いたします。

http://ameblo.jp/comolyn/

是非ご覧ください。

 

2010年11月16日LKM博士
久しぶりの負け姿

ついに負けましたね、横綱白鵬。
敗戦情報はツイッターで直後に入ってきたのですが、只々びっくりするだけ。
土俵下に尻をついている姿が強烈に印象に残っています。
トップニュースになっている位なので、相撲好きでない人も驚く事件だったのでしょう。
双葉山も連勝が止まった後、緊張の糸が切れたのか負けがこんだと聞いています。
今日、どんな相撲を取るのか注目ですね。

私、先週の場所前ブログで、ちゃんと稀勢の里の名前を挙げておいてよかったです。
文章をみて頂くとわかりますが、迷って後から付け足したんですねー。

https://lkm512.com/blog/images/2010/11/12/


実は、先々場所も、先場所も白鵬相手に最も善戦したのは稀勢の里でしたので。
この取り組みは、昔から、白鵬がカッと平常心を一瞬乱すことが多いのです。

皆さん、突如、稀勢の里を高く評価していますが、この力士は期待を裏切るのが得意です。
歴史に残る勝利をあげておきながら、
最終的には7勝8敗なんてことにはなっていないか...。
(大相撲ファンは皆そうではないでしょうか?)

そういえば、座布団が舞っていませんでしたね。
九州のファンはマナーが良過ぎるのか?
それとも、
まさかの出来事だったので皆唖然としてしまったのか?
それとも、
観客が少な過ぎるのか?(座布団を投げられるマス席がガラガラ)
非常に不思議です。

7日目、8日目のチケット買っていた人は残念でしょうが、連勝に関連するブログネタを考えていた私も残念です。
ただ、話題が白鵬だけに集中するのは面白くなかったので、通常状態に戻ることは歓迎しています。

さて、仕事を始めますが、
今日は、いつも読みかけ論文の保管に使っている"稀勢の里クリアファイル"が少し凛々しく見える気がします。

2010年11月12日LKM博士
2010大相撲九州場所が始まります

ふと気付いたら明後日が大相撲九州場所の初日です。
早いですね、1年納めの場所で今年もあとわずか。
と、大相撲で季節感を感じる私は少し変かもしれませんが...。

今場所は、白鵬の連勝記録に注目するのが一番でしょう。
あり得ないと思われていた記録に向かっているのですから。
順調にいけば歴史的な日となるのは、69連勝に並ぶ7日目と新記録達成の8日目です。
近年、空席が目立つ九州場所でもこの両日はチケットはほぼ完売しているようです。

ここまで来たら達成して欲しいという気持ちもあるのですが、
簡単に達成させるのも問題があるような気がします。
審判部には、記録達成までは勝つ可能性が高い力士との対戦を組んで、皆が納得できるものにしてもらいたいものです。
栃煌山、鶴竜、栃ノ心、安美錦は絶対ですね。
稀勢の里も入れておくか。
7日目に安美錦戦だったりした場合は、白鵬も本当に嫌でしょう。

と気持ちを盛り上げながら書いてきたのですが、今、最悪な事態に陥っていることに気が付きました。

大事な相撲テレビ観戦日が、なんと、
"仕事"なんです~ ((( ̄□ ̄;ガーン)

初日の11月14日は名古屋で講演。
北の富士のおっさんと舞の海の解説が聞きたい!

そして、70連勝目になるであろう21日は千葉県船橋の健康イベントで講演。
「くっそーーーーーーっ。」
まさか70連勝の日にかかるとは思ってもいなかった。
イベント終わったら、何処かテレビを探さないと。

冷静に、冷静に!大事なこと忘れていました。
やっぱり、栃煌山には注目しないといけない場所だと思います。

2010年11月08日ウン小話
ウン小話7

先日、共同研究しているシン君の結婚披露宴で、
昆虫のことを愛されている京都大学の先生と会った時の話です。
(ちなみに、本職の研究分野は微生物関係で、昆虫とは関係無いのに、たくさん昆虫関係の論文を発表されているバイタリティーに富んだ方である。)

シン君経由で先生の存在は知っていたので、
私がハンミョウ(大好きな昆虫の1種、先生の専門昆虫)の幼虫ことで質問したり、
先日の私のオオセンチコガネを紹介したブログ(https://lkm512.com/blog/images/2010/10/05/)に対して感想を頂いたり、
メールでの交流はあったのですが、直接会話をするのはこの日が初めてでした。

同じテーブルだったので、披露宴前に名刺交換をし、
挨拶代りに虫の話をしようかと思った矢先に、

「ウンコ回数をExcelで記録してはるんでしょ。
 ブログ読んだのですけど、ウンコに対する情熱凄いですね。
やっぱり研究者はやることが違うなー。
そんな人初めてですわ。マニアックですなー。」

といきなり言われてしまいました。
たぶん先生の頭の中では私は"ウンコ回数を数えている人"なのでしょう。

「このテーブル、ウンコネタOK?」
ちなみに新郎新婦の目の前の主賓席です。

ウンコ話をきっかけに盛り上がり、
そのまま2次会、3次会と夜中までご一緒させて頂きました。

ウンコパワー偉大なり。

おしまい。

2010年11月02日LKM博士
途中経過2(2010年排便回数)

11月になりましたね。
あと2ケ月で今年が終わります。
あと9週間で2010年が終わります。
今年も6分の5が終了してしまいました。
今年の83.3%が終了しました。
まだ、2ケ月残っています。
まだ、61日残っています。
まだ、1464時間残っています。
正月まであと9週間!
(全て11月1日 午前0時現在)
色々な表現、考え方や感じ方はあるでしょうが、如何お過ごしでしょうか?

さて、今日は10月30日終了時点での、排便回数の中間報告をさせて頂きます。
その数、なんと、
"446回"

いつも通り、この数字の意味がよくわかりませんね。
そこで、いつも通り計算してみます。
1日平均:1.467回
このペースだと年間535-6回排便することになります。
6月終了時点でのペースでは530回でしたので、それを上回ってしまっています。
https://lkm512.com/blog/images/2010/07/14/
年間目標回数512回を軽く超えてしまう~。
512回にするためには、残り2ケ月間で66回の排便に抑えなくてはなりません。
"1日1便"のペースです。
無理、無理、無理・・・~\(*o*)/~
いや、公開目標なので目指さないといけないのか・・・?
大変や~!!!

昨年も書きましたが(https://lkm512.com/blog/images/2009/11/post-101.html)、
年間512回の排便を達成するのは、200本以上なら何本ヒットを打っても良いイチローよりはるかに厳しい目標です。
とりあえず、イチローのヒット数のように、ウンコ数のカウントダウンでもしてみますかね。

2010年11月01日LKM博士
結球

"血球"という単語は仕事柄よく使いますが、"結球"は初めてですね。

キャベツが丸くなり始めたのです。
1010282.JPG
真ん中から丸まりつつあるのがわかりますか?

ハクサイもです。
1010281.JPG
ついこないだまで、太陽の光を少しでも受け取ろうと、通常の植物同様に外側に広がる葉が勢い良く出てきていたのに、気温の低下と共に、丸まり始めました。
これまでの状態を知らないと何も感じないかもしれませんが、突然の出来事で、とても不思議です。

猛暑とモンシロチョウの攻撃と戦って2ヶ月程付き合ってきましたので、
「やっと」という気持ちですね。
これからドンドンと球が大きくなってくれることでしょう。
球の中に虫がいないことを願う!

スーパーでは結球している状態でしか目にしないので、結球は当たり前のように思ってしまいますが、これも品種改良の賜物です。
つい、数十年前までは、結球しないキャベツやハクサイが畑の2-3割を占めていたそうです。

どちらかというと脇役として使うことが多い野菜ですが、
こうして結球していく様子を毎日観察していると、神秘的なものを感じます。
食べ残しを冷蔵庫の野菜室に放っておき、忘れて黒くなったり干からびたりして捨ててしまうことができなくなりそうです。

今日はオチなし。
結糞なんて無いですからね。

2010年10月27日LKM博士
秋野菜育っています

農家の方に教えてもらいながらやっている畑、いよいよ秋野菜の収穫が始まります。
間引きながら、どんどん食べている状態ですね。
野菜の高騰が示しているように、
残暑が厳しく、①定植しても枯れる、②発芽しない
という2つのどうすることも出来ない問題との戦いでしたが、
やっとここまで来ました。
101027.JPG
Twitterで私のつぶやきを読んで下さっている方はわかるでしょうが、
毎朝、毎朝、水をやりに行っていました。
8月に蒔いたニンジンの畝が一番手前にあります。

その向こうのごっついのは、同様に、毎朝水をやりに行っていた、ブロッコリー。
同時に植えて、すぐにしおれて定植が厳しかったキャベツはその向こうに隠れていますね。

その向こうは高騰している白菜です。
植え過ぎですね。
100人分くらい鍋料理ができそう。

その向こうはネギ、50-60本は植えてあります。
これは唯一、暑さと乾燥には強かったですね。
そのまた向こうは小松菜などの葉物野菜。

とにかくこの秋は、食物繊維いっぱいのどっさりウンコがでることでしょう。

2010年10月25日ウン小話
ウン小話6

先日、「夏の悲劇 in パンツ」というタイトルでブログを書きました。
なかなかの自信作でありますので、まだ読まれていない方は読んで下さい。
https://lkm512.com/blog/images/2010/10/08/
私の熱烈なファンで、ツイッターでも時々感想をくれる"なっちゃん"は、
このタイトルを読んだ時、
「この夏、私がウンコを漏らしたのだ~」と思ったようです。
そう思ってもらえる位、私とウンコのイメージが連動しているとは...
誇りに思います!
と書きつつも、
いくら"ぶっちゃけブログ"でも、もし本当にウンコを漏らしたら公表しませーん。
たぶん...。
いや...、やっぱり面白いので公表するかも...?

おしまい。

2010年10月22日LKM博士
クルマバッタモドキ

日当たりの良い開けた草原で、あまり背の高い植物は生えておらず、
土壌表面も所々出ているような乾いた土地に多いバッタです。
住宅地の空き地などにもよくいます。
ピョンピョンと跳ねるのではなく、ピョーーーーーンと翅を使って軽く10メートルは飛ぶ、3-4cm程度の茶色いバッタですね。
慎重に近づいても、警戒心が強いのか、気配を感じてすぐに飛んで逃げるので、手で捕獲するのは非常に難しいです。
捕獲には虫取り網が必須のバッタです。
それがこいつ、クルマバッタモドキです。
101021.JPG
一蹴り、一っ跳びで、私を嘲笑うかのように遠くに飛んで行く姿を見る度に、
「なんて、無駄のない動きなんやろう。」
と感心させられています。

さて、こいつ、クルマバッタの褐色型との類似しているいので"モドキ"なんですね。
クルマバッタの名前の由来は、後翅に黒い帯状の模様があり、飛ぶ時、車のタイヤが回っているように見えるからです。
後翅の根本は黄色く私の目にはタイヤホイールもあるように映ります。
写真のバッタを捕獲した時はクルマバッタと思っていたのですが、ブログに載せるに当たり、念のためクルマバッタモドキとの違いを確認しておこうと調べたところ、どうやらこれはクルマバッタモドキのようです。
首に平仮名の"く"の字の白い線がありますね。
これがクルマバッタモドキの特徴です。

当然ですが、クルマバッタが先に命名されていたから、こんな名前になったのでしょう。
それだけで、クルマバッタより格下に感じてしまいます。
残念ながら、クルマバッタモドキは、あまり後翅のタイヤ模様も綺麗ではありません。
これがまた、クルマバッタより格下に感じさせられてしまう要因なのでしょう。
図鑑などでもクルマバッタはタイヤ模様の説明のために、後翅を広げて特別に紹介されることがあるのに、クルマバッタモドキは、その下で付き人のような扱いです。
ですが、棲息個体数はクルマバッタモドキの方が多いと言われているのですよ!

来年はクルマバッタを捕獲して皆さんに紹介したいですね。

2010年10月21日LKM博士
擬き

"擬き" 何て読むでしょう?
"もどき"です。
私の電子辞書のデジタル大辞泉によると、3番目に、
「名詞の下について、それに匹敵するほどのもの、また、それに似て非なるものであるなどの意味を表す」
とあります。つまり、簡単に言うと、かなり似ていることですね。
おでんに入っている"がんもどき"は、この"もどき"が使われています。
精進料理で、雁(鳥の一種)の肉の味に似せた食品というのが語源として有力です。

生物の名前にも○○モドキという種はたくさんあります。
英語ではpseudo(シュード)という接頭語がこれにあたると思います。
ヒトの腸内に棲んでいるビフィズス菌の1種のBifidobacterium pseudocatenulatum(ビフィドバクテリウム・シュードカテヌラータム)は、Bifidobacterium catenulatum(ビフィドバクテリウム・カテヌラータム)にかなり似ているけど、異なる性状があるということでこんな名前になったのでしょうね。

本当は、今日は"モドキ"のつく虫を紹介しようと思ったのですが、余計な説明にスペースを使ってしまったので次回にします。

ちなみに、
関西(私の実家)では"がんもどき"のことを"ひろうす"と呼ぶため、私はおでんの"がんもどき"を関東で初めて聞いた時は、名前のまま、 "雁に似た鳥"の肉を加工した食品と誤解しました。

もう一つ、ちなみに、社内で
"ウンチモドキ"というチョコアイスを商品提案したことありますが、採用されませんでした。
巻き糞タイプで、更にハエ型チョコを付着させたチョコアイスです。
絶対に、小学生とかジョークの分かる大人は喜ぶのに!
当時のアイス担当者に、ユーモアと勇気を持った"LKM博士モドキ"がいなかったということでしょう。
しつこく書きますが、ホワイトチョココーティングした便器形モナカ生地に乗せると、更に芸術性の高いアイスになるはずです。

2010年10月19日LKM博士
なんじゃ、こいつは?

畑作業をしていた時です。
キャベツやブロッコリーがあるのでモンシロチョウ、ニンジンがあるのでキアゲハが飛んでくるのはわかるのですが、あまり見かけない比較的大きなチョウが飛んで来ました。
「普通のアゲハチョウ? あれっ、ゴマダラチョウか?」
と思いつつ、瞬時に手掴み。
見事に捕獲!
ここまではいつもの事なのですが、やっぱりアゲハでもゴマダラチョウでもないのです。
101019.JPG
仕方なく、家に帰って調べました。
正体は"アカホシゴマダラ"。
模様の通りの名前です。

本来は中国大陸、朝鮮半島、台湾に棲息するチョウで、日本では奄美大島と徳之島にしかいない種類です。
温暖化の影響で北上して来たのならわかりますが、九州や四国では発生しておらず、最近、突如、本州の鎌倉で発生したようです。
おそらく、誰かが飼育して鎌倉で放蝶したというのが有力な考え方だそうです。
今では、私が住んでいる埼玉県にも広がって来ているということでしょうね。

くしくも、名古屋でCOP10が開催されており、外来生物の生態系への影響も議論されることでしょう。
この幼虫はエノキの葉を食すため、同じくエノキを食す日本のチョウへの被害が考えられます。ピンチなのはゴマダラチョウ。
既に鎌倉ではゴマダラチョウの数が減っているという話もネット上で読みました。
ゴマダラチョウ頑張れ!
そして、日本の国蝶であるオオムラサキもエノキを好みます。
ということで、次からアカホシゴマダラを捕獲したら、カマキリかクモにプレゼントしようと思います。

1010192.JPG
この黄色い口も特徴ですね。憎たらしく見えるのは私だけ?

2010年10月18日LKM512女子部
大人のラジオ体操

企画部リツコです。
わたしたちの部署がある本社ビルでは、毎日始業前にラジオ体操をします。

小学生の頃、夏休みの初めと終わりの10日間ずつくらい、
朝、公園に集まってラジオ体操をしていた思い出があります。
子ども会のために、大人が当番になってラジオを持ってくるような運営でした。
昭和な感じがしますよね(^ー^)

子供達の運動のためというより、
休み中に規則正しい生活をするための活動なのだと思います。
ぎりぎりに起きて、着替えて顔だけ洗ってビーチサンダルを履いて走って公園に行くと、
私の両親は当番でなくてもやってきていて、
子供らがちょっとプラプラと適当に体操する中、
動きが大きい本気のラジオ体操をするので、
何だか恥ずかしく、わたしは距離を置いてできるだけ他人のふりをしたものです。
(今思えば無意味ですが)

ふたたびラジオ体操をするようになり、
本気の体操をする大人の気持ちが最近よくわかるようになりました。
「後ろそり~」という所、自分のイメージより「う・・・っっっ」という感じになっています。
昔は、こんな体操全然運動になんかならない、と思っていたのに、
放っておくと柔軟性は年々失われる一方で、ストレッチ運動をしても維持するのが精一杯。
伸ばす、ひねる、曲げるの運動の継続が貴重に感じられます。

ラジオ体操、あなどるなかれ。サボらずきちんと動きましょう。

2010年10月15日LKM博士
赤いピーマン

久しぶりに畑の話です。
ピーマン、1株植えていたのですが、先日、引っこ抜きました。
まだまだ花はついていたのですが、秋冬野菜を植える都合上、抜かざるを得ませんでした。
大好物のナスもモロヘイヤも引っこ抜きました。

たった1株のピーマンですが、おそらく100個以上は収穫できたと思います。
150個位収穫できたかもしれません。
7月から10月中旬までずっと収穫できていたのですから大成功です。
農家の方の指導はとにかく凄いです。
肥料なんでしょうかね?

それだけ実がなるので、獲り切れず見落とすことがあります。
放って置くと、黄ばんできて、さらに茶色くなってきます。
全く新鮮野菜といえる外見ではありません。
腐っているように見えるので切り取って捨てたくなります。
ところがです。
そこを我慢しているとだんだん赤くなってくるのです。
あれれ、あれれ、という感じで、実の先端部分からです。
2週間程度放っておくと、真っ赤、真っ赤、赤ピーマンの出来上がりです。
そう、赤ピーマンって緑ピーマンが熟した状態のことなんです。
赤ピーマンの値段が高いのは、収穫まで時間がかかるからなのです。
普通に考えればそうなのですが、実際に体験すると結構感動するものです。

それを知ってから、8割は緑のまま食べて、2割位を赤ピーマンにして収穫していました。
簡単な野菜炒めでも、赤ピーマンが少し入っていると見た目が美しくなります。
もし家庭菜園をされる機会がありましたら、是非、やってみて下さい。
但し、味はあまり変わらなかったです。
101015.JPG
私が赤ピーマン専用にしていた枝です。右側に普通の緑のピーマンがあります。赤ピーマンからみると若僧ピーマンです。

2010年10月13日LKM博士
ラジオ出演

昨日、SBC信越放送の「おとなりラジオ あらら...」の1コーナーで"ヨーグルトと健康"についてお話してきました。
「所詮5分程度なので、特に準備もしなくてええわ。」
と思っていたのですが、少し不安になり、当日、朝から原稿にしっかり目を通しました。
5分間といっても、A4に4枚です。
既存原稿は、番組とのトーク内容の確認の意味で作成したものなので、書き言葉でできており、そのまま読むとうまく話せないと気が付いたのは朝7時。
"必死のパッチ"で修正、移動中もしっかり練習しました。

長野新幹線で友人の結婚式以来、約10年ぶりの長野駅へ到着。
信越支店の車でSBCに直行し、隣の建物でウンコをしてSBC信越放送局に入りました。
案内されると番組が始まったところ。
すぐ隣はスタジオで、建物内に流れる放送と話している姿(笑い声と笑い顔など)が一致しています。
「何か緊張してきたような気がする...」
緊張時特有の便意を催してきました。さっきウンコした所なのに...。
不思議な感覚で、自分を客観的に見つめており、心臓は全くドキドキしていません。
"程よい緊張"というやつですかね。

などと考えている内に曲をかける時間帯になり、スタジオからパーソナリティーの中澤佳子さんが出てきました。
挨拶して、すぐにスタジオに誘導され、気が付いたらマイクの前。
音楽が終わり、「1、2、3、ハイ」というような手の合図で、いきなり私の出演するコーナーは始まりました。

あとは楽しみました。結局6-7分間話せたと思います。
中澤さんが、目を見て、やや大袈裟に反応して下さったので、非常にやりやすかったです。話の上手な研究者は見慣れておりますが、それとは全く異質の"喋りのプロフェッショナル"を強烈に感じました。
信州大学農学部出身として伊那ローメンネタにも触れて、ウンチという単語もきっちり発言し、放送を聴いて長野県のスーパーではLKM512ヨーグルトを買い求めて下さるお客さんが多数殺到したようで、個人的には大満足です。
スタジオの様子は「おとなりラジオ あらら...」のHPでも既に掲載されています。
http://sbc21.co.jp/radio/arara/

2010年10月11日ウン小話
ウン小話5

明日10月12日、長野のSBCラジオの「おとなりラジオ あらら・・・」内の「あららミルクマガジン」に14時40分ごろから、生放送で出演します。5分間程度ですが。
長野県はNHKとSBCしかラジオ放送が無いそうなので、県下では結構凄いことかもしれません。

ということで、原稿案がラジオ局から送られてきました。
が、ウンコネタが入っていません。
当たり前といえば当たり前であるが、不満。
そこで、必要があれば修正して下さいということなので、ウンコネタを組み込んだ内容に改変しました。
ラジオ局にウンコに対する免疫がなかったらいけないので遠慮気味にです。

ところが、ラジオ局からの届いた修正は、ウンコネタ全てが真っ赤にされていて"カット"。
非常に丁寧に理由が書かれていました。
こんな全面修正は学生時代の論文作成でもされたことがない位です。
しかも、私は気を使って、いつもは"ウンコ"って書くところを親しみやすい "ウンチ"にしたのにー。

やっぱりウンコは市民権を得ていない。
由々しき問題です。

但し、そのメールの最後には、
「あるいはごく簡単に、表現をやわらげてお願いします・・・・」
とありました。
つまり、喋ってはいけないことではないということです。

表現のやわらげ方はよくわかりませんが、フフフッ... ( ̄ー+ ̄)

2010年10月08日LKM博士
夏の悲劇 in パンツ

予告通り、フンコロガシの発見の3時間ほど前に遡りましょう。

2010年8月15日午前10時前ですね。
遅めの朝食をとり、春日山の方へ行くと決まってはいましたが、
実家の元私の部屋で扇風機をつけて畳の上に短パンTシャツで寝転んで、ダラダラとテレビを見ていました。
もう一度寝てしまいそうなダラダラ度です。

"チクッ"
皮ふ表面を抓られたような、なんとも表現できない痛さが股を襲いました。
「痛-っ」
明らかに何か生き物に"噛まれた"というか、"刺された"というのはわかりましたので、慌ててズボンを脱ぎ、パンツの中を覗きこみました。
何も見当たりません。
「気のせいか?でも、小さいノミかダニかそんなんや。」
ということで、ほんの小さな動きも見逃さないように五感の感度を最大に上げた虫レーダーを使って、周囲を観察しました。
が、何も見つかりません。
納得できないですが諦めて、再び寝転んでテレビを見始めたら、
もう1回、"チクッ"。
飛び起きて、パンツの中を見ましたが、やっぱり何もおりません。
痛みがあった所を見ると、左足付け根、といいますか睾丸と足との境目辺りが、真っ赤に腫れているではないですかー。
ズキン、ズキンしています。
再び最大感度の虫レーダーで辺りを見回しますが、何もおりません。
5分間位探しますが、痛さでどうでもよくなってきた頃、ふと気が付きました。
「パンツの中にまだ居るのではないか?」
慌ててパンツを脱いでみると...
なんと、4cm位の
「ムカデ~!」
つい数日前に寝ている時にムカデに噛まれた(と言っていたような記憶)叔母が、瞬時にハエタタキやら殺虫剤を持って駆けつけて、一撃で退治してくれました。
祖母も駆けつけて来ていたような気もします。
ムカデはよく出る実家(この日の午後もでっかいのが出現)、ムカデ退治は得意です。といいますか、皆、噛まれて恨みを持っているので「絶対退治してやる」という気迫が凄いのです。

そのムカデ、これです。
101007.JPG
殺したハエタタキの上で撮影

半日以上はヒリヒリ痛くてたまらないので、皆さんもムカデには気を付けましょう。

2010年10月05日LKM博士
瑠璃色の黄金虫

今日は綺麗なコガネムシを紹介致します。
ジャーン!
101005.JPG

皆さん、見たことありますかね?
コガネムシ(黄金虫)の仲間なのに瑠璃色ですが、美しい輝きには違いない。
惚れ惚れしますねー。
大きさは2cm足らず。
動かなければ、虫のブローチみたいです!

昨日のブログの流れから、勘の良い人はわかるでしょう。
そう、これぞ奈良公園のフンコロガシ!
その代表格の"オオセンチコガネ"です。
これも若草山山頂付近で見つけました。

信じられますか?
ウンコを食べて、こんな綺麗な体色になるなんて。
不思議です。

奈良付近のものは、特に瑠璃色が強く、ルリセンチコガネと呼ぶこともあるようです。
春日大社のパワー?
なんて、科学的でない想像はやめましょう。

ルリボシヤンマにルリセンチコガネ。
私のラッキーカラーを瑠璃色にしようかと、ふと考える1日でした。
こういう色のスーツは着られないけど、ネクタイなら可能だろうか?

なんて思いながら、こんな珍しいムシ達に会えたわけですから、家を出るのも嫌な猛暑の中、若草山まで行った甲斐がありました。
しかも、足の付け根に激痛が走っているというのに。

激痛? 何のこと?
思い出すのも嫌ですが、次回は時間を遡ってその事件を紹介します。

2010年10月04日LKM博士
ウンコ掃除

奈良公園はたくさん鹿のウンコが落ちていると思いますが、あれは誰が掃除しているかご存知ですか?

春日大社の神主さんが早朝に?
地域ボランティア?

実は誰も掃除していません。
ウンコを食べる昆虫が掃除しているのです。
いわゆるフンコロガシです。
フンコロガシがある程度ウンコを消化・分解し、
更に、フンコロガシのウンコや食べかすは微生物が分解して完全に無機物にするのです。
すなわち一面に広がるシバの栄養になります。
また、シバは鹿が食べるので芝刈りの必要もありません。
要するに、
奈良公園はフンコロガシの存在で完全なエコシステムが確立されており、殆ど人の手がかからないのです。
このような公園は世界でも極めて珍しく、奈良公園だけと聞いております。
ですから、世界中から多くの方がこのエコシステムを学ぼうと見学に来る程です。

大仏さんや鹿も良いですが、このフンコロガシも奈良公園の特徴ですので、足を運ばれた時は、是非、地面に注意してみて下さい。
何十種類も棲息しているようです。
まあ、そんなこと言わなくても、ウンコを踏む恐怖から、下ばかり向いて歩いている方は多いですが...。
これこそ、フンコロガシがヒトに踏み潰される事故を減らし、公園のエコシステムが維持されている秘訣のような気もします。

奈良ネタとウンコネタを融合することができいつも以上に満足している"勝手に奈良県観光大使"より (^o^)v

2010年10月01日LKM博士
瑠璃色の目のトンボ

若草山の山頂付近で捕まえたトンボです。
1010011.JPG
1010012.JPG
その名は"ルリボシヤンマ"。
名前の通り、瑠璃色の非常に美しい目をしています。
以前に紹介したオニヤンマとはまた違う美しさがありますよね。
最も美しいトンボと言っても過言で無いくらい、美しいトンボです。
個人的にはそのように思っています。

私の人生で見かけたのは2匹目。捕獲したのは初めてです。

ヤンマ系のトンボ独特の縄張り飛行をしていました。
さっと間合いに入り、発見して7-8秒で捕獲です。
初めてのトンボだと捕獲前からわかっていたので少し緊張しましたが、飛翔中にホバリングした瞬間を逃しませんでした。
とにかくトンボを捕まえるのは上手なんです。

大変だったのは捕まえてからです。
ルリボシヤンマかオオルリボシヤンマであることはわかるのですが、どちらか区別がつきません。
図鑑を調べてもインターネットで調べても、よくわかりません。
最終手段として、Twitterで質問したら、虫のプロの方々から直ぐに返事が。
「ルリボシヤンマです。」
ということです。
私はたくさんの昆虫学者(マニア?)をTwitterでフォローしているのですが、本当に助かりました。
胸のちょっとした模様(黄色の斜め線の形)の違いでルリボシヤンマだそうです。
「模様の違いは個体差程度で、DNAを調べたら同種じゃないのか?」
なんてバクテリアを扱っている人間は思う程度の微々たる違いです。

私にとっては、この夏一番の大物でした。

2010年09月30日LKM博士
奈良を眺める

奈良奥山ドライブウェイをご存知でしょうか?
「若草山から春日山原始林を抜けて高円山へ抜ける有料道路」と一般の案内文書には書いてありますが、地元の方以外は、よくわからないかもしれませんね。

そもそも春日山原始林はご存知でしょうか?
春日大社の神山、すなわち聖域として保護され、狩猟と伐採が禁止され、1100年以上も人手の加えられていない原始林なのです。
春日大社はお参りされた方は多いと思いますが、本殿の近くはうっそうとしておりますが、さらにあの奥に位置する森と思って頂ければ良いと思います。
植物の生態学で習った"極相"に達している森で、貴重な生物種も生息しており、
原始林自体が国の特別天然記念物に指定されております。
さらに、古都奈良における文化的景観を構成する資産として世界遺産にも認定されております。

さて、小難しい話は止めにして、暑いお盆、特に何をすることも無かった8月15日、そのドライブウェイを通って、若草山の山頂付近まで行きましたので、その写真を掲載します。
100929.JPG
この通り、古都奈良が一望できます。
綺麗でしょう!
なんとなく盆地であることもわかると思います。
手前の真ん中、木の間からちょこっと見えるのが東大寺大仏殿の屋根です。
金のしゃちほこが見えるのがわかるでしょうか?

中央やや右よりに、広い草原がありますが、あれが平城京跡です。
そう、平城遷都1300年祭のメイン会場です。
よーく見ると、復元された大極殿と朱雀門らしきものが見えるような気がします。
何度も書きますが、あんなつまらない会場に行くよりは、興味がある寺社に直接行った方が良いですよ!

そして、向こう側の山は生駒山。
私はあの麓で育ちました!

以上、私も殆ど行ったことがなかった、ちょっと穴場の観光スポット紹介でした。

勝手に奈良県観光大使より

2010年09月28日LKM博士
2010年大相撲秋場所の感想

白鵬、白鵬、白鵬、連勝、連勝、連勝、と白一色でしたね。
それは後でコメントしましょう。

まずは、大関魁皇、なんとか勝ち越しましたね。
見ていて疲れました。これであと2場所はこの大関を見られると思うとうれしいです。

9月17日のブログでも紹介した栃煌山は予想通りの大活躍でしたね。
日本人力士というちっぽけな視点での話ですが、
何だかんだ言っても、幕内上位で勝ち越す日本人は魁皇だけでしたが、
いよいよ世代交代ができそうな予感がプンプンします。
期待しています。

雅山、十両優勝は逃しましたが、12勝3敗の成績で、場所前の予想的中でした。https://lkm512.com/blog/images/2010/09/10/
星数をぴったり当てるとは、なかなか私も見る目があると自画自賛です (^v^)V
やっぱり、豊ノ島にしても、豪栄道にしても十両力士とは力の差がありましたね。

それから、岩木山、ご苦労さまでした。
小脳梗塞ということで志半ばでの引退。残念ですが、良い親方になって下さい。

さて、白鵬の話題。
本当に69連勝を抜きそうな安定感ですね。
実は、この連勝のスタートである初場所14日目の一番は、私は生で観戦しておりました。
そう、朝青龍の最後の優勝を決めた日と同じ日です。
あれからずっと勝っているのかと思うと、凄いの一言です。
ただ、やっぱり、取組み前にあの汗だけは拭いて欲しい。ヌルヌルで相手がすべるでしょう。
昨日の朝日新聞の天声人語によると、
白鵬は昨秋の巡業中、全盛期の双葉山と一番をとる夢を見たそうです。
「結果はしばらく、私の中の宝物として封印しておきたい」と語っているそうですが、
なんと相撲熱心なのだろうかと思われるエピソードです。
が、実は、
私は夢で、その白鵬と相撲をとったことがあります。2ヶ月程前でしょうか。
その結果は...、永遠に私の中に封印しておいた方が良いと思います。

2010年09月24日LKM博士
2010年大相撲9月場所 番外編

やっぱり期待を裏切る方に転びましたね、カロヤン(琴欧洲)。
これはいつもの事なのですが、今回は、少しLKM512が関連しているかもしれません。

今週始めに、LKM512が入った"おなかにおいしいヨーグルト"を毎場所番付を送って下さる豊桜関に送りました。
500gの無糖タイプを18個。
100gの加糖タイプを40数個。
ダンボールに入るだけ詰め込みました。
何しろ送り先は相撲部屋。部屋の皆さんにも食べてもらいたいので、出来るだけたくさん送ろうと思いました。

宣伝ではなく、「食べてもらいたい」という気持ちからなので、もちろん自腹です。
社内販売で購入したのでその時は気付かなかったのですが、計算すると結構な額になっております。
体に良く、美味しいので、喜んでもらえるだろうと自信はあったのですが、そもそも、受け取ってもらえるだろうかという心配もありました。

さて、水曜日の午後5時半ごろのことです。
一本の電話がかかって来ました。
「お世話になります。協同乳業研究所です。」
と私が爽やかに電話にでますと、
「もしもし、豊桜です。」
「えっ?!!!!!」
「陸奥部屋の豊桜です。」

なんと、取り組みが終わった豊桜関から私にお礼の電話がかかってきたのです。
非常に丁寧な方で、何度もお礼を言われました。
感激です (@^▽^@)

あれから2日間、豊桜関は2連勝。
同じく陸奥部屋でこのヨーグルトを食べているであろう白馬関も2連勝。そうカロヤンを優勝争いから引きずり落としたのです。
これはLKM512のパワー? ということにしておきましょう (^o^)v

2010年09月22日LKM博士
2010年大相撲秋場所終盤ですね!

9月場所は休日が多くて、じっくり大相撲中継が見られるのでありがたいです。
ただ、大相撲は毎日取組みがあり、毎日情勢が変わりますので、
一昨日のことをブログにすることはできないという難点があります。
誰々が素晴らしいなんて一昨日の相撲について書いたら、次の日にはころっと負けていることもあるからです。
結構大変なんですねー、相撲ブログ。

横綱白鵬が何処まで連勝が続くのかということが話題の中心で、優勝は当然という雰囲気はありますが、一応、一敗で続いている大関琴欧洲に期待してみましょう。
前回の白鵬の連勝を33で止めたのは琴欧洲ですから。
逆に、「琴欧洲がいつも通りに期待を裏切るか?」という見方でも面白いかもしれません。
勝っても負けても楽しめます。

注目している十両。
反省陥落トリオが力の差を見せつけておりますね。
豊ノ島は10連勝!
豪栄道と雅山は既に勝ち越し8勝2敗ですね。
互いに直接対決は終わっておりますので、どこまで勝てるかに注目したいですね。
十両は毎場所11勝とか12勝で優勝ですので、久しぶりにレベルの高い優勝を見たいです。

さて、いつもの話に戻しますが、大関魁皇が苦しいです。
3勝4敗になった時はもう駄目かと思いましたが、ギリギリ持ちこたえています。
把瑠都戦に勝ったのですから、やっぱり底力があるのでしょうね。
でも、あと2敗しかできません。
しかも白鵬戦が残っています。
うーむ、厳しい (-_~-)

今日は普通に心配して終わりにしたいと思います。

2010年09月21日LKM博士
オニヤンマの捕獲

オニヤンマネタの続きです。
小さい子供がいるお父さんはオニヤンマを捕まえたら威厳を保てるのではないでしょうか?
ということで、今日は、私のオニヤンマの捕まえ方を示します。
私は、毎年2-3匹は捕まえていますし、狙った時は8割以上の確率で捕獲しています。

全ての飛翔型昆虫に当てはまりますが、一撃(一振り)で虫取網に入れることが重要です。
失敗すると、逃避行動を取りますので、二振り目で捕まえられる確率は著しく減少します。
オニヤンマの場合、飛翔能力が極めて高いため、二振り目での捕獲は限りなくゼロに近いでしょう。
しかし、一振り目で捕まえるのは比較的簡単な昆虫です。

まず発見したら、できるだけ近づきましょう。
とはいえ、遠くに飛んで行くので、追うのではなく飛んでいた場所に行くという意味です。
縄張りを持つ習性から、数十秒後から数分後には必ずその近くを再び巡回しに来ます。
しかもオニヤンマは何故だかわかりませんが道に沿って飛ぶことが多いです。
ですから、彼らの飛行経路に網を持って待っていれば良いのです。
飛んで行った方向の反対の方向、つまり、飛んで来た方向を中心に視野を広くして見ていましょう。
20-30m位向こうから低空飛行をして来る姿が確認できるはずです。
大体、地面の1-2m位の高さを飛んでいるので、できる限り近づくのを待ちます。
餌を探しているため決して早いスピードではありません。獲物を見つけて突然予想飛行経路を逸脱することがありますが、大体失敗して元の経路に戻ってきます。
ただ、近づくのをじっくり待っていれば良いのです。
網で取れる範囲に入ってきたら、スパッと頭側から素早く網を被せましょう。
私の経験では、羽音が聞こえる間合い(距離)に入った瞬間が狙い目です。
決して尾部側から網を振ってはいけません。逃げられます。

もし近くに来なければ、強引に捕まえに行っては行けません。もう1周我慢です。
少し立ち位置を変えて、再び来るのを待てば良いのです。
但し、一度網を振り下ろし失敗した場合は戻ってきませんので、その時は諦めて下さい。
観察力に、少しの動体視力と運動神経があれば、簡単に採れる昆虫です。
私は帽子で捕まえるのも得意です。
さあ、実行してみましょう!

2010年09月17日LKM博士
2010年大相撲9月場所序盤を終えて

私は2日目に観戦に行きました。
友人がタマリ席のチケットを取ってくれましたので、非常に良かったです。
が、これについてはまた今度ブログにします。

ど素人みたいで、こんなこと書きたくないのですが、とにかく横綱白鵬強いですね。
昨日は栃ノ心が十分の左上手をとったので危ないかなと一瞬思ったのですが、細かい攻防があって気が付いたら、自分が十分な格好になっていました。
本日、千代の富士の記録に並ぶということで、これは間違いないでしょう。
序盤に負けるとしたら鶴竜か栃ノ心と思っていましたので、後半にでっかい大関コンビにあたるまでは暫く負けないような気がします。

心配なのは大関魁皇ですね。
なんとか勝ち星先行しており、強い相撲もありましたが、かなり厳しいと思います。
テレビで中継を見ていても、足がもつれたりすると、観客席から悲鳴のようなものも聞こえます。
ファンは皆同じような心境なのでしょうね。
どうすることもできませんので、只只、応援するのみですね。

密かに注目しているのですが、先々場所あたりから栃煌山が良いと思います。
日本人としては次の大関候補の一番手になるのではないのか?なんて思いながら。

十両に落ちた、反省組の相撲も面白いですよ。
皆さんもちょっと注目してみて下さい。

最後に、
日馬富士関、婚約おめでとうございます。
なんで場所中に発表するのかよくわかりませんが...。
最近、停滞しているので、これを機に奮起してもらいたいですね。

おっ、私のWordは奮起を初め"糞気"と変換しよった。

2010年09月15日LKM博士
オニヤンマ

トンボの王様オニヤンマ。この夏、奈良で捕まえた個体の写真です。

100915.JPG

1009152.JPG

開発された土地でも時々飛んでいますので、そんなに珍しいトンボでもないと思いますが、あまり捕獲する(できる)人はいないので、捕まえたら人は寄って来ます。
誰が見ても迫力がありますので、珍しい小さい昆虫よりも、周囲の感動は大きいようです。
それに美しい!
このエメラルドグリーンの目を見て下さい。
また、黒地に黄色の模様も何とも言えない迫力があります。
手で持ってみると、その羽ばたこうと尾部を曲げながら、ブルブル振動しますが、
アカトンボやシオカラトンボに慣れていたら、そのパワーの違いを体感できると思います。

見かけだけでなく、昆虫界の食物連鎖の頂点に立つ種類の一つだと思います。
幼虫時代は獰猛なヤゴ。
小魚を自慢の下あごで捕まえて、ムシャムシャ食べます。
小学5年生の時、念願のヤゴを捕まえ飼っていたのですが、水温が上昇し失敗しましたので、もう一度挑戦したいと思っています。
時々、オニヤンマの幼虫を捕まえる夢を見る位です。
成虫も獰猛で、飛行中に縄張りの中に入ってきた昆虫を捕獲して、即、食べるのですが、スズメバチを食べている個体も何匹か捕まえたことがあります。

トンボの口って観察したことがありますが、物を突っ込んだら何でも噛み砕く構造になっています。昆虫をバリバリ食べるのですから強い力です。
アカトンボでも指を突っ込むとかなり痛いです。
とすると、オニヤンマならどうなるか?

このオニヤンマ、甥っ子が見たいというので、広告で作った三角紙に挟み待っていました。
捕まえたトンボやチョウは翅が折れないように、四角の紙を対角線付近で三角に折って、その中に挟んでおくのです。そうすれば翅も傷つかず、無駄に動かないので体力も無くならないのです。この紙を三角紙(さんかくし)と言いますが専門用語ですかね?
観察後、逃がしてやろうと、私の父親が手に乗せて包み込む形で掴むとガブリ。
「いてててーっ」
思いっきり流血していました。

2010年09月10日LKM博士
大相撲秋場所が始まります

奇数の月の第2金曜日は、そうです、間もなく始まる大相撲のことを書く日です。

 

まだドタバタは解消された訳ではありませんが、

先場所よりかは落ち着いた状態で大相撲が観られるであろうことを心から喜んでおります。

ふと、先場所前のブログ(https://lkm512.com/blog/images/2010/07/09/)を読むと、私も動揺していたことが感じ取れるような気がします。

 

さて、今場所は横綱白鵬の連勝記録に注目としたいところですが、

やっぱり十両でしょう。

豪栄道、豊ノ島、雅山、豊響の反省組の相撲に注目ですね。

彼らの奮起する姿を見たいというのではなく、

普段幕内上位で相撲をとっている力士と十両力士との力の差がどれ位あるのかというのをこの目で見て確かめたいと思います。

スピード、パワー、駆け引きの差を確かめたいのです。

優勝争いも面白いでしょうね。

十両優勝は123敗で雅山と予想します。

 

まだ土俵外の話題が多く、場所前の力士の情報は少ないのですが、

心配なのは大関魁皇です。

先場所途中休場で今場所はカド番、大関転落の危機、すなわち引退の危機です。

数日前にやっと関取と稽古を始めたという話を聞きました。

ぶっつけ本番のようです。

 

今場所も番付表を送って頂いた豊桜関も応援しよう。

 

とにかく今場所はNHKの中継のありがたみを感じながら相撲ファンは楽しみましょう。

北の富士勝昭オヤジの解説も聞きたいですね。

私はもちろん国技館での観戦も予定しております

 

明らかに大相撲本場所開催時にアクセス数が増えるブログの主より

 

2010年09月09日LKM博士
クチナシ、ではなくオオスカシバかな、タイトルは

前回漢方のお話をしましたが、生薬の「山梔子」はご存知でしょうか?
サンシシと読みます。
漢方では不眠、痒み、鎮静、止血、胃痛等に使われ、炎症を取る作用があるとされています。
実は、これはクチナシの実なのです。
クチナシはきれいな光沢のある濃い緑色の葉をつけ、常緑の低木のため、庭などでよく植えられていますよね。花も白くてきれいで、良い香りがするので人気も高いと思います。
そのまま花を摘んでくれば便所の芳香剤にもなると思います。

ちなみに、私のウンコはあまり臭くありませんのでクチナシの花なんぞ必要ありませんが...。

さて、このクチナシを大好物としている昆虫はご存知でしょうか?
ジャーン。
100909.JPG

オオスカシバという蛾の幼虫です。
独特の突起が尾部にある典型的なスズメガの仲間の幼虫ですね。
こいつは大食漢です。
終齢幼虫(蛹になる一歩前の幼虫)では10 cm級のスーパーヘビー級のイモムシになります。
ムシ嫌いの人は、鳥肌が立つ、泣き出す、突然目の前に出したら気絶する位の迫力になります。
数匹いれば、小さなクチナシの木なら葉は殆ど食べつくされてしまいます。
この写真のように。
成虫はハチと間違える方が多いですが、ハチ以上に飛翔能力が高く(私の意見です)、スピードも凄いのですが、ハチドリのようにホバリング(ヘリコプターのようにその場で止まって飛んでいる状態)して花の蜜を吸うのが特徴です。
蛾なのに、昼間活動し、凄いパワーで羽ばたくため(?)りん粉も飛ばされて透明な翅をしている変わり者です。
成虫は動きが早過ぎて、何度か挑戦しましたが私の普通のデジカメでは撮影できませんので、興味のある方は是非、ネット上で調べて下さい。

ちなみにこれは自宅のクチナシです。まだ若い幼虫です。
義母がアゲハチョウの幼虫と思って見守っていたようですが、私が蛾だと教えてしまったのが失敗で、会社から帰ると姿がなくなっていました... (┬_┬)
スーパーヘビー級の終齢幼虫の写真を超接近モードで撮りたかったのですが...、残念。

2010年09月08日LKM博士
漢方薬と腸内細菌

殆どの漢方薬は薬効を発揮するのに腸内細菌が必要というのはご存知ですか?

多くの漢方薬の成分は生薬(ショウヤク)といわれますが、この主成分である配糖体は、胃でダメージは受けず、
腸管の粘膜を通過することもなく、
またヒトの消化酵素に分解されることもなく、
そのまま小腸の下部から大腸まで到達します。
そこで腸内細菌により分解され、初めて薬効成分(薬として効果を発揮する成分)の形になり、吸収され効果を発揮するのです。
配糖体は効き慣れない単語だと思いますが、簡単に述べますと、
糖と糖以外の物質がくっついた化合物のことです。

例えば、多くの漢方薬(生薬を混合したもの)に含まれる甘草(カンゾウ)。
「カンゾウエキス配合」なんてCMも聞いたことがあるでしょう。
これは甘草に含まれる配糖体のグリチルリチンが、腸内細菌により薬効成分グリチルリチン酸に分解されて初めて吸収され効力を発揮するのです。
葛根湯でおなじみの葛根や、有名な薬用人参(朝鮮人参)も同じで、それに含まれている配糖体が腸内細菌により分解されて初めて効力を発揮するのです。

ですから、これらを分解できる腸内細菌がおなかの中に棲んでいないと、漢方薬をいくら飲んでも効かないのです。
「漢方は人によって効果が異なる」というのは、腸内細菌に原因があるのですね。
腸内細菌は個人差が非常に大きいので。

残念ながら、この漢方薬の配糖体にはこの腸内細菌がいれば良いというのは、まだまだわかっていません。
研究している人はいるのですが数は非常に少なく、薬学系の方が殆どで腸内菌叢の知識が乏しいことに原因があると思います。

忙しくて疲れた時や体調不良の時に栄養ドリンクに頼りたくなることがあるでしょう。
その場合、"朝鮮人参○○mg"とか書いてある高価なものの方が効くような気がします。
しかし、腸内菌叢によっては、飲んでも効果が無いかもしれませんよ~。
高価な朝鮮人参を分解できずに垂れ流し~ってことですね。

2010年09月06日ウン小話
ウン小話4

博士のWord変換の話に乗じて、リツコです。
私達は仕事柄、いろいろな乳製品にまつわる言葉を、略して使っています。
"乳等を主要原料とする食品"、を"乳主原(にゅうしゅげん)"と言いますし、
"乳及び乳製品の成分規格等に関する省令"、を
"乳等省令(にゅうとうしょうれい)"と短くします。
中には、勝手な略し方?のせいか、Word変換が伴わなくて、新入社員が戸惑うことがあります。

そのひとつが、脱脂粉乳。スキムミルクのことですが、私達はよく"脱粉(だっぷん)"と呼びます。
これをWordで変換すると、"脱糞"なんです。
大抵が食べ物のことを記載している書類なので、何となく、あわてて消します。
そして無意識のうちに、"だっぷん"と話すとしても、文字は"脱脂粉乳"と書くようになります。

2010年09月02日ウン小話
ウン小話3

仕事でMicrosoft Wordを使われている方はたくさんいらっしゃることでしょう。
このワープロソフトは文字や文節を漢字などに変換する時、
過去に使用した漢字を学習する機能が付いております。
つまり、持ち主が最も使いやすいよう最近使った漢字や単語が最初に変換されるのです。

先日、ある物質を非常に細かい粉に加工する必要が出てきたのですが、
この微細になった粉を業界用語(?)では"微粉(びふん)"と表現します。

このことを共同研究者と文章でやり取りした時ですが、
私のWordは
"びふん"→"美糞"
と迷わず変換しました。

「美しいウンコ! さすが、オレのWord!」

おしまい。

2010年08月31日プロジェクトメンバー
イラスト書き下ろし頂きました

おはようございます。
企画部サトシです。
新着情報にてLKM512マンガ連載していましたが、
無事10話の連載が終了しました。
まだ、ご覧になられていない方は是非ご覧ください。
終了に伴い、LKM512マンガの作家さんが来社されましたので
書き下ろしのイラストをお願いしたところ、
喜んで書いていただけました。
それがこのイラストです。

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2010年08月30日LKM博士
パワフルな野菜


農家の方に指導してもらいながら野菜を育てていますが、早春の土作りから始めてそろそろ半年になります。
春の小松菜や水菜に始まり、トウモロコシ、エダマメ、トマトなど10種類以上は育てたでしょうか。
その中で私の中で予想外にヒットしたのは間違いなくモロヘイヤです。
食経験のある方は多いでしょうが、定番野菜という地位にはまだなっていないと思います。
日本に入ってきて、まだ20年経っていないようです。

原産はエジプトやインドなど説はあるようですが、葉を食していたのはエジプトのようですね。
クレオパトラも好んで食べ、その美貌の源だといわれている位です。
モロヘイヤとは古代エジプト語の「王様(だけ)の食べ物」が語源のようです。
とにかく栄養価が高く、とんでもなく健康に良いそうです。
どれ位凄いのかはご自分で調べて下さい。
ホウレンソウやニンジンより上であることはすぐに理解できると思いますよ。

この植物、スーパーでしか見たことがない方は、どんな風に生えているのか誤解されているのではないか思います。ホウレンソウのように生えると思われている方が多いのではないでしょうか?
実はこんな植物です。
201008272.JPG
シソのようにしっかりとした茎ができ、枝分かれして葉をどんどんつけていく植物なのです。
そして、どんどん大きくなります。
今では私の身長を超えています。
ちょっとサボっている方の畑では、2m位になっていますね。
分かれた枝からも、さらに枝が分かれてきますので、どんどん葉を摘み取り食します。
葉を摘めば、それが刺激となりさらに新芽が出てきて、とにかく凄いのです。
農家の方の肥料等の指導が絶妙なのかも知れませんが、この生長パワーを感じると、体に良いのも納得です。

近頃の私のウンコの20%はモロヘイヤではないかと思います。
また、モロヘイヤのおかげで最近とってもストレスフルな研究生活も、健康的に過ごせているような気がします。
そして何よりも、毛根にエネルギーを伝え、禿げるのが1日でも遅くなれば良いなと願っています。
"モロヘイヤ育毛法"
もちろん、あのネバネバを頭に直接塗ったら毛穴が塞がり逆効果でしょうが。

2010年08月26日LKM博士
ミスマッチ

青々と茂った草むらの中に緑のバッタがいるのはわかります。
少し乾燥し、枯れた草や地表が出ている場所のバッタが茶色くなるのもわかります。
色が変わるメカニズムには謎が多く、生物の神秘を感じますが、
そのような体色の変化が個体にとって有利に働くのは理解できます。
何しろ、目立って、他の生物の餌食になることを最も恐れているのでしょうから。

しかし、
ミスマッチな場所にいるオンブバッタを見つけました。
朝露の降りた赤紫のアサガオの花の上で、花びらをムシャムシャ食べていたのです。
目立ち過ぎ~。
出勤前の忙しい時間帯であったにも関わらず、思わず撮影し、時間が無くなり大変でした。

色の組み合わせがミスマッチ。
アサガオとバッタもミスマッチ。
おかげで私はミスウンチ。
おそまつ!
(misunchi:ウンチをやり損なうという即興造語,mis-は「誤って」、「欠けた」という接頭語)


20100826.JPG
コメント:オンブバッタも成虫が出てきましたね。いよいよ秋ですね。これはメスで、すなわちオンブしてあげる方です。

2010年08月24日LKM博士
好きでないムシ2

カメムシは嫌いなのですが、せっかくですので昨日紹介したアオクサカメムシの成虫を紹介します。
エダマメ収穫時に来ていましたのでエダマメと一緒に撮影です。

20100824.JPG

カメムシらしいカメムシですね。
是非、昨日の幼虫の写真と見比べてもらいたいのですが、
きっちりと翅が生えて、逆三角形のきれいな成虫になっていますね。
この写真は見難いかもしれませんが、小楯板(しょうじゅばん:背中の三角形の部分で多くのカメムシはここに種別の特徴を持つ)に3点の薄黄色の小斑紋があり、間違いなくアオクサカメムシだと思います。

しばらく観察をしていると、
あれれれれ...。
ウンコされてしまいました。

写真中央少し下の肌色っぽい水滴のような点が2つあるのがわかりますか?
これが、カメムシのウンコです。
出したてホカホカです。
(厳密には変温動物なので、気温と同程度の糞便温度であり、ホカホカということはないのでしょうが、ここでは排泄後すぐという意味で使用しています。)

さすが全てストロー状の口でチューチュー吸っているだけありまして、
固形物は少なく水分含量の多いウンコですね。
ヒトだと完全に下痢の範疇に入ります。
当然におってみましたが、青臭い大豆そのもののようなニオイで、全く臭くありませんでした。

カメムシにウンコされるほど、自分の"ウン"の強さを感じながら、今日のブログはおしまいにしたいと思います。

2010年08月23日LKM博士
好きでないムシ

デッキーの世界は如何でしたか?面白かったですね。
さて、今日からは私の世界に戻ってきてもらいます。
残暑が厳しいので虫ネタといきましょう。

たくさんのブログはありますが、この昆虫を取り上げるブログは殆どないでしょう。
企業ブログとなると、史上初かもしれません。

その昆虫とは、
"カ・メ・ム・シ"。

あの独特の臭気でのため、この昆虫を好きな方は殆どいないでしょう。
私ですら、車の中に飛んで入ってきたら恐怖を感じます。
「如何に刺激せずに車外に放り出すのか...」
瞬時に判断し、適切に処理しなければ、車中はえらいことになってしまいます。

カメムシは針状の口で植物の汁を吸う昆虫です。
ですから、みずみずしい植物、特に農作物が大好きです。
私がこの夏育てた作物の中で、最もカメムシの被害を受ける作物は、実をつける頃のエダマメでした。
とにかく厄介な昆虫で、飛翔能力も高いため防ぐのも至難の業です。
地域によっては"カメムシ注意報や警報"が発令されることもあるようです。
案の定、私のエダマメにも容赦なくやってきました。
憎き相手ですが、カメムシが嫌うという酢の入った予防液を撒いていても彼らは果敢にやって来ましたので、敬意を表して紹介します。

100823.JPG
アオクサカメムシです。
翅が無いのでまだ幼虫ですね。
ツンツンと刺激しましたが、あまり臭くありませんでした。
ウンコ実験と同じで、臭いとわかっていて臭ってしまうのは、私の悪い癖です。

2010年08月20日スペシャルゲスト
「消化管の出口」のはなし3

ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!


さて、内緒の話ですが、肛門の診察には、実はちょっと心の準備がいります。
それは、毛にウンチがついていることが結構あるからです。
軟便の場合、拭いた時に毛に塗り付けられてしまうのでしょう。
しかし、患者さんはそのことを知りません。
毛についている茶色や黄色のウンチを見て、
「ああ、いろんな色のウンチがあるなー」
と思います。
診察では顔を近づけてまじまじと見るので、ニオイに不意打ちされることもあります。

「肛門の症状で皮膚科を受診される際には、なるべくウォシュレットをされてから受診をお願いします!」

ところで、お尻ってどうして恥ずかしいのでしょうね?
ここまで書いて、私も急に恥ずかしくなってきました・・・。

人類の祖先とされるアダムとイブは、楽園の中で全裸で生活していましたが、禁断の果実を食べた後、「恥ずかしさ」を認識するようになり、前を隠すようになりました。
それが神様にばれて楽園を追い出されてしまう、というのが有名な「失楽園」のお話です。

でもこのお話を描いた絵画では、二人は必ず前だけ隠していて、お尻は隠していません。
お尻が恥ずかしい理由を知っている方がいらっしゃったら、教えてください。

格調高いブログを、消化管の出口の話で汚してしまいました。
博士、すみません。(とは言っても、博士の強いご希望ですが。) 
(完)

2010年08月19日スペシャルゲスト
「消化管の出口」のはなし2

ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!


肛門は消化器科医だけでなく、皮膚科医にとっても身近な存在です。
なぜなら、皮膚科は全身の体表を担当しているため、唇・口の中・陰部・そして肛門の「体表にある粘膜」の診察もするからです。
粘膜とは、皮膚とほとんど同じものですが、表皮(薄茶色の薄皮)部分がとても薄いため下の赤い色が透けて見えます。
あと、毛がないのも皮膚との違いです。
診察の時、ほとんどの患者さんは
「汚いところですみません」
と少し恥ずかしそうに言って診察させてくれます。
一方こちらは、慣れていて平気なので、手袋をはめて淡々と診察します。

「お尻がかゆいんですが・・・」
と恥ずかしそうに言いだすおじさん、結構多いです。
わかる人にはわかりますが、肛門のかゆみがひどくなると眠れないくらいかゆいです。
しかし診察してみると、
大部分の患者さんの肛門は、健康な灰色がかった赤色のつややかな肛門です。
これは、見た目正常だけど痒みが出る「肛囲そう痒症」です。
この「肛囲そう痒症」は原因不明とされていますが、
ほとんどの人はウンチに少しだけかぶれているのだと思います。
そのため、かぶれの薬が良く効きます。
なぜか30代以上の男性に多いのは、女性は恥ずかしくて受診されないためかもしれません。
(_i_)←5/31の博士のブログ参照(お尻マーク)
https://lkm512.com/blog/images/2010/05/31/

2010年08月18日スペシャルゲスト
「消化管の出口」のはなし1

ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!

はじめまして、2010年3月31日のブログに登場しました、皮膚科専門医の出来尾です。
LKM博士とは7年前に研究室で知り合って以来、長いお付き合いをしていただいています。
博士からブログの250回記念号を書く機会を与えていただき、大変光栄に思います。

今回、どのようなお題が良いか博士にお伺いしたところ、
「肛門で」
とのリクエストをいただきました。

まったく、博士、相変わらずなんだから。

「消化管の出口=肛門」なので、このブログにふさわしくない訳ではない
と自己弁護しながら、肛門の話です。をさせて頂きます。

明日から2日間にわたり皮膚科医の視点から「肛門」をお話しますので、ご笑覧下さい。

2010年08月12日LKM博士
スペシャルゲスト行方不明

今日は249回目のブログです。

ということで、次回の250回には記念ブログをスペシャルゲストの方にお願いしてあったのですが、ここ2週間程連絡がとれていません。

6月末には「殆ど書けた」というメールを頂いたのですが...。

夏休みでしょうかね。

 

もしかした250回記念は無いかもしれませんが、ゲストは島根大学医学部皮膚科講師の出来尾格さん(の予定)です。

「誰だった?」あるいは新しい読者の方で「だれ?」と思われた方、このブログを読んで下さい。

https://lkm512.com/blog/images/2010/03/31/

 

そう、かわった苗字のデッキーです。

読売新聞に出ていたデッキーです。

お医者さんのデッキーです。

皮膚の微生物叢を研究しているデッキーです。

同じ部屋で研究していたデッキーです。

私の肛門を見たことがあるデッキーです。

 

来週月曜日まで待ってみます。

間に合わなかったら300回記念に延期し、私の通常ブログになりますが悪しからず。

 

デッキー、何処にいるんや~?

 

2010年08月11日LKM博士
ミンミンミン

前回、ミンミンゼミの羽化を初めて見たことを報告しました。
もう一度自宅で見たいと書きましたように、この週末じっくりと観察することにしました。

午後6時過ぎ、日が沈みかける頃、虫かごを娘に持たせて巨木が茂る神社へ向いました。
ちょうど、その日はこの神社で地域の盆踊り。
神社の前の広場では、多量の提灯が吊るされ、大勢の人が踊ったり、出店に並んだりしている中、それらを完全に無視して、私と娘は神社の奥へと進んで行きました。

そこは盆踊り会場とは全く空気が異なる暗く静寂の世界。遠くに「きよしのズンドコ節」が聞こえますが、若干の虫の声以外は自分達の枯葉や枯枝を踏む足音のみ。
目が慣れてきたら早速、土から出てきて羽化場所を探すセミの幼虫の捜索です。
と言うほど大げさなものでもなく、
私のような達人になると、ホイホイホイと30秒に1匹位のペースで見つけられます。
会社のミンミンゼミの抜け殻を回収し観察して編み出した、"ミンミンゼミとアブラゼミの幼虫の見切り方"を頼りに7匹をカゴに入れて持って帰りました。

家の鉢植えの各枝に幼虫を配置し、後は観察です。
夕飯を食べ終わり、ワイン片手に収穫したトマトとキュウリをつまみに、熱帯夜というものの若干涼しくなった玄関先に腰を下ろし見守りました。
通り掛かりの人は「何をしているんだ?」と不思議だったと思います。
途中、2匹のセミがアリの襲撃を受けるというハプニングに襲われましたが、
連れてきたのは私の責任なので、なんとかアリを除去し、ほぼ無事に羽化が成功しました。

成績は、
ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ジー。
ミンミンゼミ6匹、アブラゼミ1匹で圧勝! ミンミンゼミを満喫しました。

羽化は2-3時間の長期戦(翅が伸びた後、体が乾く時間を入れるともっと長くなる)。ワインのボトルも開き、玄関先でお皿を割るという誤算はありましたが楽しい夜でした。

100810.JPG羽化の前半の2匹同時撮影です。

1008102.JPG
羽化のメインイベント。逆さに伸びた体を起こす瞬間です。腹筋しているみたい。まだ腹部は殻から抜けていません。写真ではどうしてもその動きは伝えにくいですが...。

2010年08月09日LKM博士
初ミンミン

ここ東京都西多摩郡日の出町にある協同乳業㈱東京工場・研究所の敷地内では毎年たくさんのセミが羽化します。
今年もその時がやってきました。
梅雨が明けてから、毎朝抜け殻を観察しておりましたが、
7月末までは、暑いのにもかかわらず数が少なく心配しておりました。
が、8月に入り一転、一斉に羽化を始めました。
ピーク時には、電灯で明るい一角だけでも同時に10匹位見つかりますので、
おそらく敷地内では、一晩に数百匹が羽化していると推測されます。

私は休みの日の夕刻、公園で地上に這い出てきた幼虫を捕まえて、家で羽化させる趣味を持っておりますので、そんなに珍しいことではありません。
私にとっては夏の風物詩というような行為で、皆さんが浴衣を着て花火を見るのと同じ感覚ですね。
カーテンにくっつけて羽化させようする時もありますので、家族は少し困惑気味ですが、毎年のことなのでもう慣れたと思います。

しかしです、こんな私でも実はミンミンゼミの羽化は見たことがなかったのです。
生まれ育った奈良県にはミンミンゼミは殆ど生息しておりませんので(昆虫少年だった私が18年間で1回しか鳴き声を聞いたことがなかった)、図鑑の中の虫。
初めて身近に感じたのは就職して関東に来てからです。
図鑑の印象より緑の模様が美しいではないですか!
運の問題もあったのでしょうが、これまで公園で何匹幼虫を捕まえてきても全てアブラゼミでした。

ところがです、8月3日、ついに構内でミンミンゼミの羽化を目撃したのです。
興奮しました。
時間と共に、翅がどんどん透明になっていくではありませんか。
時間と共に、どんどん茶色くなっていくアブラゼミとは大違い。
「うつくし~!」 感動です。

ということで、もう一度自宅でじっくり見たいので、
羽化前に這い出てきた幼虫でミンミンゼミとアブラゼミの区別ができれば良いと考え、
現在、抜け殻を集めて識別法の研究中です。

100809.JPG

1008092.JPG

2010年08月05日ウン小話
ウン小話2

会社の先輩と飲んで、もう一軒行くことになりました。

次の店に入ったところで先輩が
「ちょっと嫁さんに電話しとくわ。」
と携帯電話をかけ始めました。

「もしもし、オレ-。今"ウンコ"と飲んでるから遅くなる。」
...(奥さんが話し中)
「そうそう、"ウンコ"が飲むっていうから。じゃー。」

おーい、私のことを"ウンコ"って呼ぶなー。
追求すると、奥さんまで私のことを"ウンコ"って呼んでいるらしい。
夫婦で呼ぶなー (`ヘ´~)

しかも、呼び捨てかい。
せめて、"ウンコ君"とか"ウンコさん"と呼んで欲しいものです。

おしまい。

2010年08月04日LKM博士
スイートコーン

2週間位前になりますが、ブログにするのを忘れていました。
ジャーン。
20100802.JPG
朝に畑で収穫してきたトウモロコシです。

とれたてのトウモロコシ食べたことありますか?
生でも食べられます。
一言で表現できませんが、ジューシーで甘く、フルーツみたいです。
安物のフルーツより美味しいと思います。

植物の代謝は専門ではありませんが、
どうやらトウモロコシやエダマメは、
昼に光合成して作った栄養を夜の間に糖分に変えて種子に蓄えるそうです。
ですから朝が一番美味しい!
さらに、収穫してからも、その種子が生きるためにドンドンと糖分を消費(分解)するようです。
だから、収穫から時間が経てば経つほど甘さが失われることになるのです。
少しでも味が落ちないようにと、収穫直後に保冷バックに入れて運び、90分以内に食べてもらったので流通品では味わえない甘さだったと思います。
まさに"スイート・コーン"!
ちなみに、私は畑で収穫直後に皮を剥いて生食いしましたが... └(^へ^)┘(自慢)

研究所のメンバーも、その甘さに感動したようで、たくさんお礼と感想の言葉をもらいました。
私はそういう反応に「朝早く起きて持って来た甲斐があった」と満足していたのですが、
それ以上に心の中では、
「明日、みんな、トウモロコシ入りウンコやろなー」
と思って喜んでいたのでした。

2010年08月02日LKM博士
工場見学で起った事件(後半)

(前回の内容は)
...見学者の一人が倒れられて救急車を呼ぶ事態に。救急隊員が到着し、安心したのも束の間、変な空気の中、講演をするよう促され...

逃げられそうにもないので、覚悟を決めて始めました。
「こんなことは初めてで戸惑っておりますが、いつも通り話をさせて頂きます。(スライドを指して)これ私の似顔絵です。」
ホームページ上の私の似顔絵を1枚目のスライド使っているのですが、フワッと空気が緩みました。「似てる」なんて声も聞こえてきます。続けて、
「実は、私はウンコ...(以下企業秘密)。」
一瞬沈黙があり、いつも通りの笑いが起きました。
ホッとしました。「いけるかも...」
ですが、調子に乗るのは不謹慎なので、まだまだ手探りです。
暫くすると、患者さんに付き添っておられた方々も会場に戻って来られたので安心し、
途中からハプニングの事は忘れ、いつも通り話すことができました。
皆さんの反応も上々でした。

ところが、途中で視界に入ってきたのです。
さっきまで倒れていたおっちゃんが聴衆の中に。しかも一番前の席に(◎。◎)!
「亡くなって...幽霊?」(心の中)
何度も目が行くのですが、倒れたおっちゃんにそっくりなのです。
ついに講演が終わり質疑応答タイム。
と、そのおっちゃんが積極的に質問をしてくるではないですか?
最初から話を聴いていたような質問を2つされ、普通に答えて終わりました。
やっぱり、"人違い"ということで解決しました。

最後に、工場側からの挨拶で、
「想定外のことが起こり混乱し、申し訳ありませんでした。でも、無事で何よりです。」
すると、一番前のおっちゃんが
「おー、すいません。この通り元気になりましたー。」

・・・
??? 一体、何だったのだろう (・_ ・。)?

2010年07月30日LKM博士
工場見学で起った事件(前半)

先日の梅雨が明けたまさにその日の出来事です。

この日は50人以上というこれまでに無い大人数の工場見学者。
いつも東京牛乳、カスタードプリン、おなかにおいしいヨーグルト(LKM512が入った特定保健用食品)を試食してもらうのですが、この日から夏バージョンでプリンに換えてホームランバーになりました。
アイスクリームは事前に置いておけませんので、席についてから配布するのです。
ただ一品変わっただけですが、それだけでドタバタし、勘の良い私は、いつもと違う何かを察しておりました。

いつも通り、会社紹介ビデオを見た後、2班に分かれて工場見学に入りました。
私はコンピューターとスクリーン調整等の講演準備をしてから見学に合流しました。
と、その瞬間、ある見学者の方が、気分が悪いと倒れそうになりかけました。
「階段を登った直後なので、立ちくらみかな?」と思ったのですが、
それもつかの間、顔面がみるみる青白くなっていくではないですか。
これは普通じゃない。
慌てて救急車を呼んだのですが、到着までどう対処して良いのかわかりません。
「寝かせた方が良い」
「いや、動かすと危ない。そのままじっとしている方が良い」
皆さん思い思いに意見を出され、全て正しいような気がして、私は少しパニックになりました。「早く救急車来てくれー」

結局、冷房が効きにくい場所だったので、濡れタオルや団扇で体を冷やしながら救急車を待ち、その間、私はビデオを見た部屋に見学者を引率することしかできませんでした。無力さを痛感しながら...。
途中で救急隊員の方とすれ違い、一安心。ほっとして我に返り、
「こんな状況なので講演は無理だなー。というかやるわけないか。」
と思っていたら、
「じゃ、講演お願いします!」

「えーっ、見学者の仲間が生死をさまよっている時に、冗談満載のウンコ話は無理でしょう~。」
と思っているうちに全員、席について聴く態勢になっているではないですか。
(つづく)

2010年07月28日LKM博士
2010年大相撲名古屋場所総括

色々とありましたが終わりましたね。
中継がなかったせいか、いつもの"場所が終わる時の寂しさ"は殆ど感じなかったです。
といいますか、中継がないので、終わることすら味わえないので当然ですかね。

場所前に注目したグルジア勢、不調でした。
黒海はなんとか勝ち越しましたが、あとの2人は負け越し。
でも、個性があるので取り組みを見ていて面白いです。
ちなみに黒海が場所中に殆ど髭をそらないのは、げんを担いでいるのではなく、肌が弱いからです。

困ったのは大関陣。
白鵬に直接負けるのは仕方ないことですが、
把瑠都と日馬富士は序盤からボロボロ星を落とすし、
琴欧洲はいつも通りの後半失速。
少し期待した私がアホでした。終わってみれば魁皇を怪我させただけなんですから。
何度も言いますが、
「そのヨーグルト、体に合ってないんですよ!」

番付を頂いた豊桜関が勝ち越したのはうれしいです。
真面目にLKM512ヨーグルトを贈ることを検討中です。

非常に内容のうすい総括を書きましたが、これが限界です。
うまく説明できませんが、中継がなかったからでしょうか、気持ちが乗りません。
ダイジェストは全て録画して見たのですが...。
まだまだ問題は出てきそうですが、協会には、これをチャンスと思ってきっちりと改革してもらいたいと思います。

さて、来場所は両国国技館。
48、49、50、51、52、53、54。
白鵬が千代の富士の記録に追いつくのは6日目、追い抜くのは7日目ですね。
その辺りに観戦に行ければいいなー。

2010年07月26日LKM博士
協同乳業東京工場見学

一度ブログで書いたこともあるのですが、弊社の東京工場見学にお客様がある時に、日程が合えば、私は、腸内細菌の話やLKM512の研究秘(悲)話、研究試料であるウンコ関連の話を中心に、おもしろおかしく紹介する講演をやっています。
最近は、月に2回位のペースですかね。

「そんな事して、会社の利益にどれだけ繋がっているのか?」
と質問されることもありますが、私にとっては愚問です。
そんな目先の"ちっぽけ"な考え方で講演している訳ではありませんので。

企業人としては、
「協同乳業(メイトー)という会社が一人でも多くの方の心に残り、親しみを持ってもらえれば良い。どのヨーグルト、プリンを買おうかと迷った時、この前行ったメイトーの商品を買ってあげようと思ってもらえるようにしたい。」

研究者としては、
「腸内環境って何なのか?身近な視点からこの研究意義を説明し、身近な問題として捉えてもらう。この研究を支える技術の進歩や苦労を説明し、科学の発展とは何なのか、普段身近に感じない研究の世界が、我々の生活にどう関わってくるのかを知ってもらいたい。」
ということを考えてやっています。

とはいえ、「何処で売っている?」という質問はよく受けますので、スーパーでメイトー商品を買って頂いたり、宅配をとって頂いたりした方は結構いると思いますよ!

相手は誰であれ、近所のじいちゃん・ばあちゃんであれ、遠方からのお客さんであれ、商売関係者であれ、内容のレベルは多少変えますが、楽しく有意義な時間を提供したいという気持ちは全く同じです。

ですから、一番うれしいのは、見学者がバスに乗り込む時に、
「面白かった。」、「勉強になった。」、「ありがとう。」と言われる時ですね。
一緒に記念撮影を頼まれたり、バスから手を振ってくれたりするのも良いですね。
最近は、ある旅行代理店からは、ツアーの予定時間を変更してでも講演を要望されることもあります。

これからも、工場事務の皆さんと一緒に楽しい"メイトー見学"を創造していきます。

2010年07月22日LKM博士
2010年大相撲名古屋場所終盤ですね

予想外といったら申し訳ないですが、
豊真将が10連勝と頑張っていたのに昨日負けてしまいましたね。
残念。

「好調の鶴竜と当てるのは、もう少し後でも良かったのではないでしょうか?」
と審判部に文句を言いたい気分です。
大関陣がボロボロで、
白鵬が優勝するのは9割以上(それ以上?)の確率なのですから、
好調の2人に星の潰し合いをさせるのはもったいないです。
千秋楽まで場所全体の事を考えて欲しいものです。

問題が発生しましたね。
宿舎問題じゃないですよ。
魁皇が怪我してしまいましたね。
来場所までに治るのでしょうか。非常に心配です。
山本山も心配。

白鵬は安泰のようですが、危ないギリギリの取組みが2番ありました。
あれをきっちり勝つのが横綱というものなのでしょう。
このまま勝ち続けると、連勝が大鵬の記録に並ぶのが明日、抜くのが土曜日ですね。
琴欧洲、把瑠都あたりと対戦するでしょうから、立ち合いにミスをすると"あわや"という場面もあるはずです。

「NHKさん、我慢しないで中継したらどうですか? 北の富士氏の解説で!」
やっぱり記録は生放送でないと。視聴率とれると思いますよ!

ちなみに私は、大鵬の記録に並んだら、白鵬は黄金まわしを再び締めて土俵に上がると予想しています。

2010年07月20日ウン小話
ウン小話1

本当にあったウンコな話です。

以前、予備的実験なので自分のウンコを使おうと便所に向かった時のことです。
和式便所で普通にバナナ状の良いウンコが出ましたので、
「さて、回収~」
と思うと、採便管を便所に持って来るのを忘れていたのです。
「しまったー」

「諦めるしかない...」
「いやいや、トイレットペーパーで掴んで実験室に持って行こう...」
「いや、それは危険過ぎるやろ...」
(→.←) ん~...
と、肛門が乾きそうになるくらい迷ったのですが、
「このまま置いておいて、採便管を取りに行こう!」
と決心し、
急いでお尻を拭いて、ホカホカウンコを流さずに実験室に向かいました。

戻ってくると、
ウンコがなーい N(×凸×)N゛

しばらく呆然とその場で立ちすくみました。
2分も経ってないのに、その間に来た誰かが容赦なく流したようです。

今度からメモ書きしておこうと思います。
"この糞、使うので流すな!"

おしまい。

2010年07月16日LKM博士
2010年大相撲名古屋場所序盤を終えて

皆さん、NHKのダイジェストで大相撲は見ていますか?
解説者無しなので何か物足りないですが(大相撲ファンは解説者も重要視している)、
いつものアナウンサー達が担当しているので、
実況自体には殆ど違和感がなくて、安心して見ることができます。

NHKも色々と試行錯誤している様子が感じられます。
当初は、幕内の全取組みをスロー再生していたのですが、
一昨日あたりから、後半戦と前半の注目される取り組みのみをスロー再生し、
できた(作った)時間で十両の全取り組みも放送してくれるようになりました。
「これはありがたい」と思ったのもつかの間、昨日はまた元通りでしたが...。
普通は最後の塩をまくところからの映像ですが、
盛り上がる高見盛のあの気合を入れる姿はきっちり放送されるし、
大相撲ファンのための心遣いは色々と感じます。

放送のことばかり書いてしまいましたが、
横綱白鵬、さすがですね。負ける感じがしません。
どこまで連勝が続くのでしょうか。
ただ、何回かブログでも書いたことがあるのですが、
取り組み前に汗をきっちり拭いて欲しいです。
テカテカに体が光っているではないですか。
あれじゃ、相手が滑ります。

そうそう、また豊桜関から番付表頂きました。
「ありがとうございました!」 ヽ(^‐^)/〃
琴光喜(元大関って書かないといけないのですかね?)が載っている最後の番付ということで、すぐに売り切れたとニュースを読みましたが、プレミアものなのでしょうか?

お礼に陸奥部屋にLKM512ヨーグルトを大量に贈ってみようか検討中です。

2010年07月15日LKM博士
LKM512タン

TwitterをやっているとBot(ボット)というものの存在に気付きます。

詳しい事はよくわかりませんが、自動的につぶやいたり、つぶやき返したりするプログラムのことのようです。

私の勘ですが、機械的につぶやくので、ロボットという単語が語源と推測しております。

 

有名人のbotが多く、その人が発言しそうな事を、本人とは一切関係なく、機械的につぶやいているようです。読む人も、それをわかって読むのです。

多くの場合、ユーザー名や自己紹介文章にbotって書いてあるので、それがbotであると簡単に認識できます。

ちなみに私は大相撲解説の北の富士勝昭氏のbotが好きです。

 

このたび、あのLKM512のキャラクターのbotができました。

と言いましても、既に1ヶ月以上前から密かに登場しておりましたが。

今まで"LKM512君"と呼んでいたキャラクターも、これを期に、"LKM512タン"と正式に決定しました。

もう、ピーナッツ君とは呼ばせません!

かわいい赤ちゃんを"○○たん"と呼ぶ時があるかと思いますが、そのような感じの"たん"で、皆に愛されればと願って付けました。

"痰"ではございませんので、くれぐれもお間違えのないようお願い致します。

 

LKM512タンは、あるキーワードをつぶやいた方を中心にフォローしていくようプログラムされています。

そのキーワードは"ウンコ"。 ん、違ったかな? 色々と10個位あったと思います。

そして、今のところ、LKM512プロジェクトメンバーが作った川柳などを、日々機械的につぶやいております。

私がブログを更新した時もお知らせしてくれているようです。

 

私はどう絡んだら良いのかわからず、今のところ完全無視を貫いておりますが、

将来、タッグを組むこともあるかもしれません。

 

LKM512タンのつぶやきをご覧になりたい方は

http://twitter.com/LKM512_tan_Botでどうぞ。

既に多くの方がフォローして下さっているようです。

2010年07月14日LKM博士
途中経過(2010年排便回数)

梅雨、真っ只中ですね。
早いですねー。ふと気が付くと、今年も半年が過ぎましたね。
年始に立てた目標やその達成のための計画は進んでいますか?

私の目標の一つは、昨年同様、「年間排便回数を測定すること」であり、
毎日かんばって記録しています。
1週間学会に出た時も、きっちりメモしていたので極めて正確です。
私の場合、いつもと違う環境になると排便ペースが上がるため、
とにかく外出の時にきっちりメモすることが大事なのです。

さて、ちょうど1年の半分が終わった6月30日時点での私の排便回数は、
ジャーン...(音をつけるほどの事でもないが)、
265回でした!
このペースでは、年間530回ですね。
昨年の総排便回数509回、究極の排便回数512回をはるかにオーバーしてしまう勢いです。

野菜を多量に食べているせいですかね?
開発中のLKM512のタブレットを頻繁に飲んでいるからでしょうか?
それとも、外出が多くて、行った先々のトイレでマーキング排便をするからでしょうか?

とはいえ、1日あたりの排便回数として算出すると、昨年と比較して0.05回程度の増加であり大した増加ではないですね。
なかなか解釈が難しいです。

この目的は、私の排便回数データをとっているだけなので、
何回であろうが本質的にはどうでも良いのです。
が、
「やっぱり512回に近づけたい!」

以上、中間報告でした。

2010年07月12日その他
「私の日常」

久しぶりに、助手Kです。

晴れの日も、雨の日も、風の日も、
雪が降ろうが、嵐が来ようが、
私は、ねずみウンコ菌DNAの配列を決定しています。

やっていることは、地味です。
しかし、
使っている装置は、派手です。

生研センターの委託研究費で導入した装置。
その額、数千万? ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!

使っている試薬も高く、
数か月分の試薬代だけで、
車が買えてしまいます。 ヾ(´・.・`。)ノ

そんな高級試薬と高級装置を使って、
ウンコ菌のDNA配列を決定しています。

こんな派手なものに囲まれていますが、
やっていることは、地味 ┌┤´д`├┐

毎日同じことの繰り返し。
これを1年間続けなければなりません。

地味でありますが、
「この仕事をやり遂げることができたら、
私も立派な人間になれるだろう。」

そう信じて、毎日仕事に打ち込んでいます ε=ε=(o・・)o

100701.JPG
これがDNAの配列を読む機械

2010年07月09日LKM博士
2010年大相撲名古屋場所が始まります

企業ブログなので、この名古屋場所は触れないだろうと思っていませんでしたか?
いやいや、私は一途な人間ですので、大相撲の復活を願い頑張って書きます。

夏場所が終わってからの一連の出来事は、ただ、ただ、残念です。
今回の処分は仕方ないと思います。これをチャンスと思って、膿を出し切ってもらいたいと願っております。
また、この件で、懸賞金を出そうと自分勝手に進めていたLKM512広報戦略も、ほぼ諦めざるを得ない状況に陥ったと認識しております。非常に残念です。

ただ、マスコミを中心に、日本中が過剰に反応し過ぎている印象は受けます。
仲間内でのちょっとした賭け事まで、強く非難され、謝罪しなければならないことなのでしょうか?
夕飯や飲み代を賭けて、仲間内でボーリングしたことないですか?
そういえば、私は学生時代、ジュースを賭けて相撲をしたこともあります。
このブログを通して、謝罪しないといけませんかね。

さて、休場者が多く、取り組みの質が落ちるという指摘もありますが、
私が番付表を見る限り、報道されるほど大きな影響はないと思います。

各力士の仕上がりのニュースは全く入ってきませんので、誰が活躍するかなんて考えず、今場所はグルジア出身の力士たちに注目しましょう。
新小結の栃ノ心、新入幕の臥牙丸(ががまる)ですね。
臥牙丸は取り潰された木瀬部屋から北の湖部屋に移ったばかりです。
この2人の先輩にあたる黒海も、刺激されて奮起してくれることに期待しています。

ちなみに3人の体型は全く異なりますが、共通点は"色白"で"毛深い"ことですね。
とはいえ、中継がないので、それを確認するのも大変かもしれません。

中継がないと、ブログも書きにくいなー。
解説や実況もないのですかね?
はあ、困った...、つまらんなー。

2010年07月07日LKM博士
巨大化

畑で育てているキュウリの生育が早いんです。
とにかく早いんです。
先週、畑に土日に行って、月、火、水曜日と雨で行けなくて、
木曜日の朝に行ったら、スーパーでは見たことない巨大なキュウリがゴロゴロと20本程、所狭しとぶら下がっているではありませんか \(◎o◎)/!
しばし、呆然としてしまいました。
日曜日には10センチを超えるものは全て収穫したはずなのですが...。
つまり、手の指程度のかわいらしい小さいものだけ残していたのです。
単純計算で、1日最低3-4センチ、いや4-5センチ位生長していますね。

指導してもらっている農家の方が、
「農家は、キュウリは朝と夕方に収穫する」
と言っていた意味がわかりました。

この生長を目の当たりにしていると、
私が研究している細胞の成長に欠かせない物質"ポリアミン"は関与しているのか?
と思うのですが、
業務に忙殺され、キュウリポリアミン濃度は測定できずにおります。
5センチくらいの生長盛りのキュウリは、葉っぱや茎に比べて、ポリアミンが高濃度とか?


100705.JPG
木曜日収穫した、巨大キュウリ達の一部。
マジックペンの大きさから、如何に巨大かわかりますよね。
一番右が通常スーパーで売っているちょっと大きめのサイズですね。
最大のものは923g。ズッキーニではありません。市販品の15倍くらいですかね。
助手Kにプレゼントしました。彼はちゃんと食べたのだろうか?

2010年07月05日LKM博士
インプラント治療で残念だったこと

前回書きましたように、私は今回のインプラント治療は非常に満足しています。
ただ、一つ残念だったことは、歯科医院が予約制であったことですね。
ですから、殆ど待ち時間が無いのです。
私は待つのが大嫌いなので、それは非常に好ましいはずです。
では、何故、残念だったのでしょう?

答えは...、
"備え付けの漫画『名探偵コナン』(小学館)が読めなかった"からです。

その歯科医院には、名探偵コナンの単行本が1巻から数十巻も揃っていたのです。
それを読みたかったのです。
家にいる時にテレビ放送があれば必ず観ますし、映画なら録画する位好きなのですが、単行本を読んだことはありませんでした。(これでは本当のファンとは言い切れないのでしょうが...、ここ10年位は漫画を全く読んでいない私にとっては、特別な位置付けなのです。)

毎回楽しみに歯科医院に通っていたのですが、待ち時間はたった5分間程度。
10分ほど早めに行っても、待ち時間はたった5分間程度。
20分ほど早めに行っても、待ち時間はたった5分間程度。
「なんでやねん? もっと待ちたいのに~」 (-д-)
しかも、治療が終わって支払いまでの待ち時間はわずか1分間程度。
めちゃくちゃ早いのです。

待合室の席数も少なく、居残って読みにくい雰囲気です。

結局、3巻の途中までしか読めませんでした。事件にして5-6件分ではないでしょうか。
残念です。もう、歯医者さんには半年に1回定期検診しか行けません。
そこで、
つい、大人買いしようかとインターネットで調べてしまいました。
中古は1万5-6千円くらいで68巻まとめて買えるようです。
迷ってます。本当に迷ってます。

「毎日、英語の論文読んでいるので、これ位は息抜きに良いでしょう? 研究の神様、どうでしょうか? 教えて下さい!」

2010年07月01日LKM博士
インプラント治療終了

昨年末、左下前から5本目の歯がぐらぐらするので歯医者に行ったところ、

そいつは何故か36年間も抜けなかった乳歯であることが判明し、

その場で即、抜歯し、インプラントという技法を使い歯を入れることにしました。

というのは212日のブログに書きました。

https://lkm512.com/blog/images/2010/02/12/

 

先々週、半年間かけて、ついに歯が入ったのです。

何故こんなに時間がかかるのかといいますと、

人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯をねじ込むのですが、

歯根が顎の骨に完全にくっつくまで3ヶ月程度かかるからなのです。

ですから、歯根の手術後、3ヶ月間待ち、5月後半から治療を再開していました。

丁寧に進めてもらいまして、ついに611日に完成したのです。

 

ジャーン、

と写真を見せたいところですが、何か恥ずかしいのでやめておきます。

 

インプラントを通して、現在の歯科治療に関して、色々なことを教えてもらい勉強になりました。

 

ただ、一番驚いたことは、新たに学んだ知見ではなく、歯が抜けていた間、上の歯が伸びてきていたことです。インプラントを入れた直後、

先生が、

「上の歯が伸びていますので、削って噛み合わせを調整しましょう」

と言うのです。理解ができなくて説明を求めると、

「口で説明するより、鏡で見てみましょう」

 

えーっ \(o)/!

確かに、左前から5番目の上の歯が、両隣の歯より、さらに右側の同じ位置の歯より、明らかに長いのです。たぶん、2-3 mm位。

ぶつかる歯がなければ、伸びてくることがあるらしいです。

 

6-7歳で生え変わって以来、伸びることが無かった歯が、その30年後に再び伸び始めるとは、「生物って不思議だなー」と自分の体で再確認しました。

2010年06月30日LKM512女子部
目に見えない小さいものたち

蒸しますね。企画部リツコです。
ついに夜の暑さに耐えかねて、
引越してきて初めて、自宅のエアコンをつけました。
すると・・・生乾きの洗濯物からよく発せられる、あの不快な匂いが!

こりゃイカンと、すぐ消しました。
そのままつけていたら、きっとおびただしい数のカビ胞子が部屋中に。
困った・・・クリーニングに来てもらわなくては。
しばらくは小さな扇風機でガマンです。

今回はにっくきカビが原因だと思いますが、
目に見えない生き物たち。
ビフィズス菌のように、おなかで増えて良いはたらきをするものもあれば、
カビのように肺に入ると具合が悪くなる原因になる場合もある。
カビの仲間には、美味しいチーズに欠かせないのもいるし。

不思議ですね。
それぞれは好んだ環境でだけ増殖するのだから、
いい悪いというのは私たちが勝手なのかな、とも思います。
上手にコントロールしなくては。

2010年06月28日LKM博士
パンダのひみつ2

前回の続きです。
さらに興味深いことに、
ジャイアントパンダは、肉類を消化する遺伝子は全て持っているそうです。
そういえば、クマ科ですからね。

では、なぜ、肉食性ではないのか?

肉を食べて美味しいと感じるのは、肉のうま味を感じとるからです。
うま味成分とは、グルタミン酸ナトリウム、アスパラギン酸などのアミノ酸や、イノシン酸やグアニル酸などの核酸が知られていますので、これら成分を感じとるということです。
また、刺激や情報を感じ取る(受け取る)部分を受容体(英語ではレセプター)と言います。
すなわち、肉を食べて美味しいと感じるのは、うま味成分の受容体がうま味の刺激を感知し、その情報が伝達され、脳が「美味しい!」と感じるわけです。

遠回りしましたが、全遺伝子配列が解析された結果、
ジャイアントパンダは、うま味成分の受容体を作り出す遺伝子(T1R1遺伝子)が突然変異により機能を持たないことがわかったのです(専門用語では、このような不活性な遺伝子を"偽遺伝子"という)。
つまり、肉のうま味を感じないということです。

ですから、元来肉食性であったのでしょうが、肉に執念はなく、近くにたくさん生えている竹や笹を好んで食べるようになったと推測されています。

うーん、受容体に関連する遺伝子が変異すれば好き嫌いなく食べられるということですね。
たとえ、ウンコでも。
つまり、あの臭いを感知する受容体さえ欠損すれば...。
久しぶりに知的な科学的なブログを書いたのに、台無しになるところでした。
ここまで!

2010年06月25日LKM博士
パンダのひみつ1

上野動物園にパンダが復活するというニュースが
2月12日に全国を走りました。
年間95万ドル(約8500万円)という額はすごいですね。

その約3週間前、英国科学雑誌「Nature」(1月21日発刊)に、
ジャイアントパンダの全ゲノム塩基配列が解読されたという論文が掲載されました。
要するに遺伝子の配列が全てわかったということです。
その論文で興味深いことが述べられています。

パンダは笹や竹を主食としている偏食家であることはご存知だと思います。
しかし、この研究で、
パンダは、笹や竹の主成分であるセルロースを分解するセルラーゼという酵素の遺伝子を持っていないことがわかったのです。
すなわち、パンダは自分で笹や竹を消化することができないのです。
では、どうやって消化するのか?
著者らは、腸内常在菌が分解しているのだろうと推測しております。

私もそう思います。
腸内細菌が宿主(すみかとしている腸の持ち主)と共存していることが再認識できましたか?

ちなみに、全ゲノム配列に協力(サンプル提供)したパンダは、
北京オリンピックのマスコットのモデルになったJingjing(ジンジン)という3歳のメスのパンダのようです。
間違いなく、後世に名を残すジャイアントパンダでしょうね。

2010年06月23日LKM512女子部
ちょい足しクッキング

企画部リツコです。

先週のテレビ朝日「お願い!ランキング」で、
メイトーのなめらかプリンをテーマにした、
ちょい足しクッキングが放映されました。
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか?

わたくしプリンも担当なので、撮影に参加させてもらいました。
なめらかプリンに、手軽に入手できるいろんな食材を合わせて、
おいしさでランキングをつけるという企画です。
わさびやケチャップ、ポテトサラダや納豆など、
AD中尾さんはこれまたいろいろ試されたんですね・・・すごい!
私達には上位入賞のものを味見させてくれました。

そして栄えある1位は、生姜でした!
本当に美味しかったです☆
商品化しようと相談しています。(^ー^)

ちょい足しと言えば・・・
プレーンヨーグルトには、
アレンジを加えて食べている人が多いですよね。
果物だけではなく、黒豆、きなこ、抹茶・・・
生姜と蜂蜜は、私もよくやります。
ツイッターでは、納豆というお話もありました!
みなさんから、声を集めてみたいです。
LKMちょい足しクッキング。

2010年06月21日LKM博士
帰ってきました

1週間学会に参加してきました。
ファンの皆様、ブログもTwitterも更新しなくてすいません。
「Twitter位は更新できるだろう」と思われるかもしれませんが、
私は携帯電話も持っていないことをお忘れなく。
電話は嫌いなので持ちませんが、iPadは買ってみようと思っておりますので、
そうすれば、こんなに長期間停滞することはないかと思います。
但し、買ってみようと思っているだけですので、悪しからず。

久しぶりなので何を書いたら良いかわかりません。

ただ、1週間とは結構長いもので、色々と状況が変わっておりますね。

1つは、大相撲が大変な状況になっておりました。
国際学会中はホテルに缶詰で毎晩懇親会をしており、あまり世間の動向を把握できないのですが、酷い状況になっていることに驚いています。

もう1つ、1週間ぶりに畑に行ったら、作物が生育しまくっていました。
30センチ級のキュウリが7、8本。
ナスやピーマンやインゲンも大量に収穫です。
食べ切れないで放っておいたダイコンは、ドンドン地表に伸びてきてアピールしています。
伸びるといえばトウモロコシ。私の身長を超えて全開で花を咲かせています。

仕事でど忘れしていることが無ければよいのですが、
自信がないので、今日は恐々仕事します。

少しリズムが狂っておりますが、
排便回数だけは、しっかりと忘れないようにメモしてありますので、
私のウンコ回数に注目されている方は、ご安心下さい。

2010年06月14日LKM博士
せんとくんカプチーノ

平城京遷都1300年祭に行ったとき、トイレを探してフラフラしていたら看板を発見したので、試しに注文しました。
正直言って、このブログのためです。
(休暇中もブログのネタを探している私って偉い!)

「これ、必要経費じゃないのか?」

飲むのが勿体なくて飲めませんでした。
というのは嘘で、何の躊躇もなく飲みました。
普通に美味しかったです。

皆さんも話のネタに、どうぞ。
場所は、近鉄西大寺駅に隣接している喫茶店です。
100614.JPG


勝手に奈良県観光大使より

2010年06月11日LKM博士
試練

3月の学会前のブログで、「学会発表なんて慣れてしまって何の緊張感もないhttps://lkm512.com/blog/images/2010/03/25/」なんて書いてしまいまして、神様が怒ったのでしょうか、大変な状況に陥っております。

 

確かに、今でもそれは訂正するつもりもなく、先日の慶応大学での講義も問題なくできたと思います。90分間の講義ですが、準備も大して時間をかけませんでした。

場慣れというやつでしょう。ほぼ思い通り話せます。何処で笑わせようかと考えながら話しています。

しかし、これには大前提があります。

使う言語は我が母国語である"日本語"であるということです。

 

困ったことが起きました。

来週開催される国際ポリアミン会議なのですが、

ポスター発表(研究成果を大きな紙等に書き壁に貼り、その前で研究者が立ち説明し、回ってくる方々の質問に答える形式)のつもりで応募した私の発表が、口頭発表に選ばれてしまったのです。

メイン会場で行なわれる口頭発表はその大部分が招待講演であり、それ以外は、ごく一部の一般演題が選ばれるだけであるため、私になることはないと思っていたのです。

「それなのに...ヤバイッ。ほんまにヤバイです。」

名誉なことであり、研究者としては実績として残ることなのですが、英語は厳しいです。

しかも30分間の発表時間。

もちろん公用語は英語のため、質疑応答も英語です。

 

「困った、困った、困った、困った、困った、困った・・・」

 

1週間、現実逃避をしていたのですが、いよいよ残り1週間を切りました。

企業の研究員のため、別の仕事が多量にありますが、本日全てを中断し、必死のパッチでスライドと台詞を作っています。

 

試練ですね。試練ですよ。試練? 試練て何やねん? しらん。ウンコ。

頭が狂ってきたので、さようなら。

2010年06月09日LKM博士
クイズ(解答編)

昨日のクイズの答えは、
"23.5時間後(23時間30分後)"
です。

わかりましたか?
30分に1回、分裂して倍の数になりますので、2の累乗で増えていくことがわかりますね。
2倍ずつ増えますので、半分になるのは満タンになる1段階前になります。
30分で1回分裂するので、1段階前は、満タンになる30分前です。
つまり24時間後の30分前の23時間30分後になります。
下図も参照して下さい。
わからない方はTwitterでダイレクトメッセージを下さい。
10060501.JPG
念のため書いておきますが、
もちろん、実際に腸内菌叢が全てLKM512になることはありません。
程々に増え、体に良いことをします。

2010年06月08日LKM博士
クイズ

512の数字に関するブログを書いていてクイズを思いつきました。
LKM512は30分に1回、細胞分裂で2つに分裂して増殖すると仮定します。
市販のLKM512ヨーグルト1カップには最低でも30億個のLKM512が入っておりますが、
これを食べて腸にLKM512が到達しました。
他の菌をドンドンやっつけてこのペースで増えていきます。
つまり、30分後には60億個、1時間後には120億個になります。
そして、24時間後に大腸がLKM512で満タンになりました。
さて、ちょうど半分がLKM512だったのはいつ(何時間後)でしょう?
この間、ウンコはしないと仮定して下さい。

なぞなぞではありません。
数学の問題です。
簡単過ぎますか?
5月31日のブログがヒントになりますかね。

答えは、明日です。

2010年06月03日LKM博士
野菜作ってます②

さて、4月に紹介した私の畑ですがhttps://lkm512.com/blog/images/2010/04/30/)、

現在どうなっているかと述べますと、凄まじいことになっています。

ジャーン!

 

1006041.JPG 

ラディッシュ、水菜、小松菜、向こう側にはサニーレタスと普通のレタス。

全て巨大で大豊作。

ラディッシュなんて68センチ級。子供の握りこぶし位のサイズです。

サニーレタスは高さ50センチ位、とても1家族では食べ切れません。

頑張って食べても、食べても、食べ切れない。

 

そこで、本ブログでもお馴染みの辨野先生宅のガーデンパーティーに招待された時に差し入れ。

昼間に光合成で作られた成分は、夜間、デンプン等の甘みとして蓄積されるため、朝が一番美味しいということで、朝から収穫に行きました。

80×40×40センチ位の保冷バック満タンです。

こんな感じです。

  1006042.JPG 

それから職場にも。朝5時に起きて収穫して持って行きました。

畑は自宅と会社の間に位置するのですが、

収穫で疲れて、気が付くと自宅の方に向かって運転していたエピソード付き。

食べられなかった人もいたようで2回提供しました。

最近は、葉物野菜は一段落し、雑草と害虫と格闘しながら、夏野菜を育てています。

私にとってメインのトウモロコシとエダマメはもう1ヶ月位は待たないとだめですかね。

 

皆さん、葉物野菜を食べ過ぎるとウンコはどうなるかご存知ですか?

「たくさん食べる」程度ではなく、「米粒すら食べられない位に腹いっぱい食べた」時ですよ。

"黒っぽい緑色"になります。

"ドカドカ"と排泄されます。

そして、洋式トイレではプカプカと浮きます。

 

2010年06月02日LKM博士
唐招提寺

遷都1300年祭のメイン会場の近くから、ちょっとバスに乗ると唐招提寺に着きます。

唐招提寺、ご存知ですよね?
唐の高僧、鑑真和上が何度も(5回)来日の渡航に失敗し、ようやく平城京へ到達し、建立したお寺です。
途中で失明されたのも有名な話ですよね。

行って参りました。
といいますのは、皆さん教科書で一度は見たことがあると思われる金堂が再び姿を現したからです。
実は、2000年から始まった平成の大修理が昨年10月に終わったところなんです。
しばらく、工事中の状態だったのです。
"しばらく"といっても10年間ですが・・・。
私の10年前は...人生で最もウンコを捌いていたころですね。たぶん。
(今後、10年前以上にウンコを扱うことがないことを切望します。)

拝観料を払って境内に入れば、
「うーん、完璧!」
遷都1300年祭メイン会場のつまらなさに対する怒りは吹っ飛び、これぞ奈良という雰囲気に包まれました。
文章では書けません。体で感じるものですから。
皆様も是非、足を運んで奈良の歴史を肌で感じてみて下さい。

そういえば、今週末の6月5日~7日は、あの有名な国宝・鑑真和上坐像が拝観できますよ。
鑑真和上の命日あたるそうです。

「今週頑張って働くあなた、週末は唐招提寺へ! 鑑真さんが待っています!」

勝手に奈良県観光大使より

100601.JPG
唐招提寺金堂です。教科書で見たことあるでしょう。

2010年05月31日LKM博士
この数字は・・・

これまでも何度か512にまつわる話を書いてきました。
例えば、出張で止まったホテルの部屋が512号室だったとか                             (https://lkm512.com/blog/images/2009/05/25/)、
プロジェクトメンバーのマイさんが引っ越したマンションの部屋が512号室だったとか       (https://lkm512.com/blog/images/2009/05/20/)。

昨晩、疲れて、ボーっと512を見ていたんです。
何か見慣れているんですよね。この数字。
LKM512として見慣れているだけではないのです。
もっと違う何かがあるような気がいつもするのです・・・。
・・・
「おーっ!」
ふと気付いたのです。
(疲れて力が抜けると脳がリラックスしているのか、突然閃くことはよくある。)

2の1乗は2。2の2乗は4。2の3乗は8。
2の4乗は16。2の5乗は32。・・・2の8乗は256。
2の9乗は"512"(◎。◎)!

そう2の塁乗数だったのです。
皆さん、気付いていました?
二進法とも関係ありますし、なにやら神秘的パワーが宿ってそうですね。
累乗数プロバイオティクスは他社にはないはずです。
(だからなんやと言われそうですが。)

そういえば、LKM512ヨーグルトの売り上げは、
プロジェクトが発足した昨年の2倍。
2の累乗に従えば、プロジェクト発足9年目には、当初の512倍の売り上げ???
「凄~い。」
そんなことになったら、本社の入り口に私の銅像を建ててもらおう。
美尻を出したやつ。(_i_)←これ私が作ったお尻絵文字。どうですか?

2010年05月28日LKM博士
平城京遷都1300年祭に物申す

ゴールデンウィーク、実家に帰ったので行ってきました。
奈良県北中部に複数の会場があるのですが、迷わずメイン会場へ。
そこは平城宮跡で、10年程前から門や塀が再建されていたのは電車から見えていました。
見た事がない方のために説明しますと、奈良市内の近鉄奈良線の通る非常に便利な土地柄ですが、平城京跡というだけで、誰も手が付けられない非常に広い原っぱでした。
「遷都1300年祭でどうなったのだろう?」
という期待と、逆に、ここで凧揚げをしていた記憶がある私には
「思い出が壊されたのではないか?」
という不安もありました。

さあ、会場に入って......、うーん、何とも表現しにくい状況です。
大極殿と朱雀門が復元され、遣唐使船があるだけで、あとはほぼ原っぱのままです。
それだけなのに観光客が非常に多く、木陰も殆どなく非常に暑いのです。
「熱射病には気をつけろ」と放送されていましたが、逃げ場がない。
文化庁の管轄で、許可をもらわないと釘1本も打てないそうなので仕方ないのかもしれませんが、驚くほどつまらないのです。
メインステージ等でやっているイベントは、私が行った時はボランティアや児童が踊ったり、歌ったりと自己満足の世界。

奈良には、いたる所に素晴らしい文化財があります。
こんな中途半端な箱物イベントをするのではなく、奈良が本来持っている、静かな佇まい、深い歴史とロマンを再認識できる祭典にして欲しかった...。
残念で、今日は「おち」も浮かびません。

とはいうものの、普段見られない文化財が期間限定で公開されるものも多数あるようです。
普段と違い、お店やバスの数も多くて便利です。
これから行かれる方には、行ってみたい文化財を中心に観光されることをお薦めします。
さすがに、昔からある寺社は奈良の歴史を背負って、ドーンと構えておりますのでハズレは絶対ありません。

今回はちょっと厳しい"勝手に奈良県観光大使"より

100521.JPG
復元された大極殿。大きいです。観光客が小さく写っていますので大きさがわかると思います。夜はライトアップされて、もっと綺麗になると思います。

2010年05月27日LKM512女子部
新幹線

リツコです。
支社で新商品の説明会をするため、久しぶりに新幹線に乗りました。

私は鉄道ファンではありませんが、出張というとちょっとテンションが上がります。
車窓からの景色がとても好きなのです。
地形や街の様子が心地よいスピードで流れて行く。
丘に張り付くように建つ団地、光る水田、お弁当箱みたいな市民農園、
独特な屋根瓦の色、突然視界が開けて海。富士山。
遠くに来たようでも、そこには誰かの暮らしの景色があって、
想像が膨らんでなかなか飽きることがありません。
青空だとさらに気分よく、鉄道が好きという錯覚に↑↑。

それに長距離列車の座席って、私からみるとすごく快適で、
一人分の小さく工夫された空間と限られた時間が、
考えごとをするにも眠るにも最適。
暗くなって景色が見えない帰りは、
「おつかれ!」とひとりでプシュっと缶ビールをあけるのもいいし、
皆でBoxシートにして話すというのもいい時間です。

2010年05月26日LKM博士
2010年大相撲夏場所感想

私もまとめるつもりはなく、好き勝手にコメントします。
でも、最後に私なりの「おち」は付けました。

阿覧と栃ノ心が三賞をとっていましたが、
仲良く肩を組んでいる映像を見て、少しほっとしました。
ロシアとグルジア、紛争中ですから。

最後は白鵬の黄金まわしが話題になっておりましたが、
まだ目が慣れておらず、違和感があります。
元横綱輪島以来とか騒がれておりますが、
元小結の大徹や元関脇の水戸泉も黄金まわしでしたよね。
私の記憶では、朝青龍も絶頂期に数日間だけ黄金まわしの日がありました。
あまりにも似合っていなかったような・・・。

終わってみれば、一般的に言われている通り、大関陣が「情けない」の一言になりますが、
最も情けないのは琴欧洲でしょう。
把瑠都の存在で、奮起すると期待していたのですが、
バタバタ、バタバタして、本人も自信が無くなっているような表情でしたね。
勇み足がありましたので、本当はギリギリ勝ち越しの8勝ですよ。

私からの提案です。

ヨーグルトを換えたらどうですか?
今まで通りじゃ、横綱にはなれませんよ。
LKM512ヨーグルトで、おなかの中から仕切り直してみるのはいかがでしょうか?

2010年05月24日LKM512女子部
祝・1000勝!

リツコです。
魁皇関、千秋楽に通算1000勝、おめでとうございます!
力強く組んだ相撲で勝ったのが何よりです!!
個人的には、あの「かーいーおー! かーいーおー!」という盛大すぎるコールは
何となくフェアじゃない気がして、無いほうがいいのですが・・・

振り返って今場所注目した力士。
魁皇はもちろんですが、
栃乃洋、栃ノ心の唇の動きがすごくかわいいと思います!
それから、白馬の目元のホクロも素敵です。
黄金のまわしになった白鵬は、いっそう美白に見えますね。

博士、まとまらないので総括お願いします。

2010年05月21日LKM博士
2010年大相撲夏場所 終盤ですね

あれよ、あれよと、12日間が終わりまして、
普通なら「いよいよ、架橋ですね」というブログを書くはずだったのですが、
現実は、今日にも白鵬の優勝が決まりそうです。
勝てば優勝ということですが、負けるわけがないという雰囲気ですね。

白鵬を称えるべきなのか、
大関陣を非難すべきなのか、
わかりません。
15日間見てからコ考えます。

こうなったら、
優勝争いではなく、三役争いに目を向けるのも面白いと思います。
つまり、来場所の関脇、小結が誰になるかということです。
稀勢の里、琴奨菊、先日紹介した栃ノ心、さらに好調の白馬など・・・。
地位をかけて最後の戦いを見守りましょう。
十両の優勝争いも面白いですよ。

2010年05月20日LKM博士
まさか、あいつらが・・・

先日紹介しましたNatureの論文を、頑張ってしっかり読みました。(何のことやらわからない人はこのブログ参照:https://lkm512.com/blog/images/2010/03/11/

図3に、多くの被験者で共通に検出された腸内細菌が60種類弱リストアップされているのですが、上から順に眺めていると、ふと目がとまる菌種が載っていました。
私が分離し、4年前に理化学研究所の坂本さん(以前に紹介した口腔内細菌の坂本さん:https://lkm512.com/blog/images/2010/02/15/)達と新種として発表した菌達がズラーと登場しているではないですか \(◎o◎)/!

Bacteriodes intestinalis(バクテロイデス・インテスティナリス)
Bacteroides finegoldii(バクテロイデス・ファインゴールディー)
Bacteroides dorei(バクテロイデス・ドレイ)

「あいつら、知らんうちにメジャーデビューしとるやんけー。」

ちょっとマイナーな腸内細菌を捕まえたつもりだったのですが、
ヒト腸内で共通に棲んでいたとはびっくりです。

ちなみに、
バクテロイデス・インテスティナリスの分離源は私の妻のウンコなのです。
新種が発見され、ドイツの微生物の保存施設にも分譲・登録したと伝えたら、戸惑った顔をしていました。
他の2種はマサピヨと呼ばれていた少しボーっとした大学院生を脅してゲットしたウンコです。今、彼はちゃんと働いているのだろうか?

Natureの論文の被験者はヨーロッパ人なので、とても不思議な感じです。
腸内細菌の研究は、国を超えて、全人類のために有益でることを改めて認識しました。

と同時に、
自分のウンコから新種が見つからなかった悔しさが、ふつふつと沸いてきました。

2010年05月17日LKM512女子部
ヨーグルトの食べ方ひと工夫

リツコです。以前デザート担当の研究員でしたので、それにまつわる話を。
メイトーのシェフシリーズデザートは、
監修していただいているシェフのお店で毎月ミーティングをして、
商品開発を進めています。

ミーティングでは開発商品に関する話し合いだけでなく、
話題はときに季節の食材、素材を活かす調理法、人気のメニューなど。
本当に美味しいものを追求しているシェフから聞ける話は
とても興味深く、勉強になることばかりです。

ここでシェフのデザートの技のひとつ、紹介です。
「水切りヨーグルト」。
ボールの上に万能こし器を重ねてキッチンペーパーを敷き、
ヨーグルトを入れて冷蔵庫で一晩おいて、ホエーを抜いて濃くするというもの。
ヨーグルトにしてはぜいたく味で、クリームチーズよりはさっぱりとして。
デザートや料理に使いやすい素材になるのです。

このお話を聞いてから、
食べかけのプレーンヨーグルトに出るホエーは混ぜてしまわずに、
毎回飲んでしまったりドレッシングに使ったりしています。
すると残りのヨーグルトは日に日に濃くなり、
数日後にはチーズみたいになるのです。
ついこの前は、小さい加糖タイプのヨーグルトが冷蔵庫の中で倒れたままで、
開けると1/3くらいホエーが出ていて、
ヨーグルトとしては無残な姿だったのですが・・・
ホエーを除くとこれはこれで濃くて美味しいものでした。
横倒しヨーグルト、ウラ技です。

あっ、コツがもう一つ。
寒天やゼラチンが入ってないヨーグルトをお使いくださいね。

2010年05月13日LKM博士
2010年大相撲夏場所序盤

昨日はリツコさんに魁皇ブログを書いてもらいましたが、
このブログで他人が相撲のことを書いているのは変な感じがしました。
私もやっぱり、ちょっと書きます。

注目の新大関把瑠都はまだ本来の相撲は取れていませんが、白星は積み重ねており、やっぱり強いなと感じております。
もっと強い横綱は磐石ですね。何処まで連勝を伸ばすかに注目しましょう。
期待していた日馬富士は古傷を傷めたようで、厳しそうですね。

皆さん、栃ノ心に注目して下さい。
昨日で3日連続大関を撃破しています。
しかも相撲内容が素晴らしい。
琴欧洲に右四つがっぷりで勝ったのは衝撃的です。
面長、グルジア第2の男と言われていた彼も、次の大関候補になりそうですね。
LKM512の懸賞金候補力士として勝手に目を付けています。

応援隊長を譲っておりますが、(ちょっとだけ)、魁皇、奇跡の4連勝ですね。
"叩き込み""叩き込み""叩き込み""叩き込み"4日連続"叩き込み"
「連日若手が魁皇の前に落ちていく」とアナウンサーが言っていました。
今日、注目の栃ノ心戦です。

ちなみに、昨日も初めての仕事相手と飲む機会があったのですが、
「魁皇と同じ学年」と得意の自己紹介をしました。
20代の女性もいましたが魁皇ネタ通じました!

では、皆さんも夏場所を愉しんで下さい。

ちなみにグルジア第1の男は黒海です。
第3の男もいますが、それはまた今度ですね。

2010年05月12日LKM512女子部
魁皇3連勝☆☆☆

今日、5月12日はLKM512の日です。
ですが、博士が、「5月12日は毎年来るけど、
博士が魁皇3連勝は永遠に無いかもしれないから魁皇ネタを書くよう」と
連絡がありましたので、「相撲優先でいいのかなー」と思いながらも楽しく書きました。

今場所の応援担当、リツコです。
角番の危機を何度も乗り越えながら、
近頃の活躍でますます人気が上昇している魁皇関。
5月場所は幸先よく3連勝ですね!


3年前初めて見に行ったその日に、
朝青龍が安美錦に負けて座布団が飛ぶのを見たり、
いとこのケンちゃんによく似た魁皇を気に入ったりしただけでなく、
相撲好きの会話を聞きながら迫力ある取組を観戦していると、
技のことはよくわからないながらも楽しめるものです。
あと、NHKアナウンサーの愛情あふれるインタビューが、
録画を見ている私に力士達のキャラクターをより良く印象づけてくれています。

魁皇は、力強く右腕を使った勝ち方、
相手の力を利用してタイミングよく引いて落とす勝ち方をよく見ますが、
昨日も後者のはたき込みでした。
あちこち痛そうなのに、すごい。
土壇場の集中力やセンスが良さだと思います。
でも私が一番気に入っているのは、実は顔です。
通算1000勝まで、あと6勝。応援します・・・!


100512.JPG
今年の初場所で買ったミニチュア力士のぼり。
自慢げに愛車に装着しています(笑)
相撲に関してミーハーなので、博士に応援担当失格を言い渡されそうですね。

2010年05月11日LKM博士
甲子園球場で思ったこと

今年は、予想以上に阪神タイガースは強いですね!
私のゴールデンウィーク休暇の初日の5月1日は、奈良の実家に帰る前に、阪神甲子園球場でプロ野球観戦をしました。
"阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ"
そう、久しぶりに首位に立つ1日前の試合です。
いわゆる伝統の一戦というやつですが、生で観るのは初めてです。
しかも、甲子園球場で。

地元阪神ファンの応援は凄いのですが、経験が無いわけではないので、読売戦といえども、それは予想の範疇でした。
それより印象に残っているのは読売ファンの少なさです。かわいそうな位少ないんです。
球状を360°の円と考えると20°分位でしょうか。超薄切りケーキ位。そんなに無いかもしれません。グランドを挟んでちょうど私の正面に見える数列に読売の攻撃中に何やら音を出す集団がいるという程度。
生物学的に表現すると、"外敵に追い詰められ残り千足らずの個体がコロニーを形成している"という表現がぴったりでしょうね。

試合は、先制されましたがすぐ逆転、ブラゼル、マートンのホームランも出て、9―4でタイガースの快勝ということで、大盛り上がりでした (⌒▽⌒)V
残念ながら、その盛り上がり方は表現できません。
"あの場を経験しないとわからない"という表現が正しいでしょう。

話は変わりますが、試合観戦中に、
「私もここで野球したい!」
という強い衝動に駆られました。
野球経験はありません。ですからこの球場で野球をしたいという意味ではありません。
これだけの人々の応援を背に受けて仕事ができれば、プレッシャーというより、やり甲斐あるだろうなという気持ちです。
ただ、ただ、うらやましい。
研究のモチベーションを維持するのに苦労しているので、とにかくうらやましい!

100511.JPG
7回裏の攻撃前。4万本以上のジェット風船打ち上げ直前、圧巻です! しかし、この後悲劇が......私の焼酎の紙コップに誰かのジェット風船が不時着したのです (TдT)

2010年05月07日LKM博士
大相撲夏場所が始まります。

気が付けば5月7日です。
つまり、後2回寝ると大相撲夏場所の初日なのです。
もちろん、2回起きても良い訳ですが、なぜ、日本人は"あと○○日寝る"という表現を好むのでしょうか?
どうでもよい事を少し書きましたが、
必然的に、次の2週間は相撲ネタが増えることになります。お楽しみに!

基本的には新大関の把瑠都一色の雰囲気がありますが、
私は先輩大関の琴欧洲と日馬富士の奮起もみられるのではないかと期待しております。

それにしても、ブログやツイッターで相撲が好きだと書くと色々と反響があるものですね。
昨日は会社の先輩から、
「豊桜に飲み屋で出会ったから、番付に私への宛名とサインを書いてもらったから送るね」と連絡が来ました。
以前に引退時に紹介した元幕内北桜の弟です。
https://lkm512.com/blog/images/2010/03/10/
まだ、実物は届いておりませんので楽しみにしております。
しばらく十両に定着してしまっているので十両優勝を目指して幕内に戻って欲しいです。
応援します。

最後に、業務連絡!
今場所は魁皇の応援をリツコさんにお任せします。
なにやら、従兄弟か誰だか親戚が魁皇に似ているそうで、魁皇ファンだそうです。
ちなみに、私がブログで公式に応援し始めてからはずっと勝ち越しています。
責任重大ですよー。

2010年05月06日LKM博士
明日はLKM512のイベントです

皆さん、ゴールデンウィークは如何でしたか?
私は奈良に帰省しておりました。
ブログに書けることは、来週に書かせて頂きます。

ところで、
ゴールデンウィーク中にブログを更新したのに気付いて頂けましたか?
5月3日ですね。
ちなみに、連休5日間の排便回数は8回と食べた量に比べると少な目でした。

さて、本題に入りますが、
明日は東武東上線大山駅のハッピーロード大山商店街で
LKM512のイベントをやらせて頂きます。

5月12日がLKM512の日なので、本来は5月12日にすべきイベントなのですが、
その日は既に先客に抑えられていて、しぶしぶ今年は5月7日に開催です。
誰の失態や?
今更仕方ないことですが、昨年は「5月12日だからLKM512の日」と
立寄って下さったお客さんに説明しやすかったので、今年はややこしいなと思て・・・。

昨年同様、試食、骨密度測定、更にグッズを配ります。
今年は、ウェットティッシュです。
これ、かなり良いですよ。

もちろん、私も参加します。
皆さんとお話できれば良いなと思っています。
「ウンコの話して」と頼んで下されば、喜んでやりますよ。
では、お近くの方、お待ちしております。

100506.JPG
小さくて持ちやすい。しかもヒアルロン酸配合です。便所には流さないで下さいね!

2010年05月03日LKM博士
ゴールデンウィーク

LKM博士ファンの皆様、
休日にブログアップしているとは思わなかったでしょう?
不意打ちです。
今日、気付いて下さった方は、本当にありがとうございます。
 m(._.)mありがと~

皆さん、連休をいかがお過ごしでしょうか?
私は奈良に戻っております。
唯一、簡単にできる親孝行です。
来月からは大規模な動物実験が始まるので、1年ほど長期休暇は取れなくなるでしょうから、じっくり味わっています。

長期休暇で一番困るのは、ウンコ回数の記録です。
普段は、会社のExcelファイルで記録しておりますので、
会社に行かない日はメモしておかねばなりません。
普通の土日なら、記憶できますし、ややこしい時は手にメモしておけば問題ないのですが、5日間となると手が真っ黒になります。
排泄時間と場所も記録しているため、完全に記憶するのは至難の業なのです。
休日なので手帳も持ち歩いていません。

ということで、財布にウンコ記録メモを入れてあります。
これで大丈夫!

では、引き続き、良い休日を!

遷都1300年イベント、近くて油断しており、まだ行っていません。

2010年04月30日LKM博士
野菜作ってます

プランターでちょっと野菜を栽培することは、毎年やっています。
小松菜や二十日大根程度なら、それなりのものは作れます。
でも、トマトやトウモロコシとなると、それなりの場所が必要です。
そもそも市街地に人口が密集する日本、とりわけ、私が嫌々住んでいる首都圏では、住宅の近くに土地はもちろん、日当たりを確保するのも大変です。

野菜を作りたい!
私が農学部に入学したもの、自分の畑で作ったものを他人に食べさせたいという、漠然とした夢があったのからです。
それが色々あって・・・、今ではウンコ研究に行き着いたわけですが・・・。
その欲求は極めて強く、土地を買おうとしたこともありました。

と悩んでいる時に、農業体験農場の存在を新聞で知りました。
市民農場とは違い、自由に好きな野菜は栽培できませんが、農家の方が指導してくれる農場です。
野菜作りの知識を得るには打ってつけの機会です。
早速申込み、3×12~3メートルの土地で、3月の土壌作りからやっています。
4月に入っても雪が降るなど天候がおかしく、レタスの一部は霜にやられたりしておりますが、殆どの野菜はしっかりと芽を出して育っております。
今年は貪欲に体験してみて、
近い将来、LKM512の仕事でお世話になった方々に野菜をプレゼントしてみたいです。

100430.JPG
これが私の区画です。4月10日の写真です。現在は色々芽が出てきて緑が増えています。夏には緑一色になる予定!

2010年04月28日LKM博士
ナナフシの赤ちゃん

コンピューターの仕事が多く、視力は落ちましたが、
直感で気付きます。
「ここに虫がいる!」
たとえ、それが擬態の名人であっても。

研究所の入り口近くで発見しました。
ナナフシの幼虫です。
まだ、体長は1.3センチ程度でシャーペンの芯位の細さです。
成虫になったら10センチ程度になり、なんとなく気持ち悪い昆虫で私も飼育しようとは思いませんが、今はかわいいですね。
木の枝のように擬態するので有名です。
見たことがある方はわかるでしょうが、本当に木の枝に成りきるかくれんぼ名人です。
風に揺られているようにユラユラ揺れる高等技術まで持っています。

確認のため指で突いたら、落ちて"死んだふり"をしました。
"死んだふり"ではなく、"落ちた枝のふり"かもしれません。
仕方ないので捕まえて、"死んだふり"を解除して、壁を歩かせて撮影しました。
これです。

今年最初の虫ブログがナナフシになるとは思いませんでした・・・。

100427.JPG
ちょっと影が邪魔ですかね。不完全変体の昆虫のため、既に成虫と同じ形をしています。

2010年04月26日LKM博士
良い日曜日

先週の日曜日、ミルククラブの会員さんが協同乳業の東京工場の見学に来られました。
私は「いつもの講演してよ」と頼まれたので、休日出勤での対応でした。

工場見学のついでにお話するのはこれで7、8回目になりますかね。
最初はLKM512の効能を中心に話していたのですが、それではお客様があまり楽しくないと思い、しだいにウンコ話の比重を上げてきました。
最初は恐々だったのですが、それが結構うけるのです。
今では、話術も上達し、7割がウンコ関連の話です。

今回もいつも通り、10時にお客様が到着し、試食しながらのビデオ視聴、工場見学、最後に私の講演という予定でしたが、高速道路が空いていたのか9時半頃に到着です。
「今日は休日でお子様も多いということで、少しでも楽しんでもらおう」と新たにスライドを作っていのですが、慌てて切り上げました。
工場見学も一緒に回り、積極的に話しかけ、少しずつ打ち解けていくことも重要です。
打ち解けておくと、真剣に話を聴いてもらえます。

さて、工場見学が終わって、いよいよ私の番と思ったら、
「まだまだ時間があるから1時間くらい喋ってよ」と頼まれました。
「えーっ、予定の倍以上や。・・・わかりました。」
時間がないということはあるが、こんなの初めてです。ただ、自信はありました。

いざ始まってみると、時間が経つのは早かったです。
非常に反応が良い皆さんで、笑って欲しいところで笑って頂き、うなずいて欲しいところでうなずいて頂き、一体感のある時間が過ごせました。
これまでで最高の講演ができたと思います。
ビデオの時は退屈そうだった小学生低学年から中学生位のみんなも真剣に聴いてくれてありがとう m(μ_μ)m

帰り際には、引率者の方から、
「楽しかったです。またお願いしますね。今度は○○○の見学者を連れてきたいです。」
と言って頂けました。
とっても、気持ちの良い日曜日でした。

2010年04月23日LKM512女子部
香りと記憶

リツコです。博士はよく臭い話をしますが、ちょっと趣向を変えまして。

季節になると、急にある植物が匂いを発するのに気がつきます。
みなさんも、早春の沈丁花の香りに はっとしたりしませんか。
私はあの香りで転校のドキドキを思い出します。
忘れていたようでも、嗅覚の刺激で古い記憶が呼びだされるのだと思います。

東京では桜の花の季節が終わってしまいましたが、
ふと、木から桜の葉っぱの香がすることがありますよね。
桜餅の香でお馴染みの香りです。
桜餅を食べる時には気付かないのですが、
桜の木の香りをかぐと、思い出すことがあります。

・・・それは中学時代の数学の先生、イサムちゃん。
高級車に乗るおじさまで、見た目はちょっと妖怪で(失礼)、
にやりとしながら下ネタを話すので女子はみんな敬遠ぎみ。
そんなイサムちゃんは、みんなに課題を与えた後に教室を見回りながら、
生徒にちょっかいを出すのです。
時々、ターゲットになり、後ろから「できたー?」と両肩をつかんできた
その時の"ぞわっ"とする感じ。
イサムちゃんのつける強い香水の一部に桜の木の香りが入っていたのか...

いまだにその香の記憶が塗り替えられずにいます。
これってトラウマというのかも。

2010年04月21日スペシャルゲスト
3つのうんち力を鍛える!

ブログ200回記念 スペシャルゲスト企画
辨野義己先生(理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室)再登場!


理研の辨野です。
前回が好評だったということで、200回記念も依頼されましたので、今回は"うんち力"のお話をします。

気持ちよくウンチをだす事が病気のリスクの軽減に結びついています。
そのために3つのうんち力(つくる力、育てる力、そして出す力)を発揮することが大切です。

ウンチをつくる力とは食にあるのです。
食という漢字は「人に良い」と書きます。
そうなのです。健康を育てることが食に課せられた仕事です。
ウンチを造る食物を積極的に取り入れることが大切なことです。

ウンチを育てる力とは腸内環境の改善にとって最も基本になることです。
つまり悪玉菌が優勢ではなく、健康促進に関与する善玉菌を優勢に保つことです。

そのために、ヨーグルト、野菜や海藻などを多く摂る必要があるのです。

最後にウンチを出す力。
どんなにいいウンチを造り、育てたとしても最後は出す力がないと「健康への道」は完結しません。食べたものが出ないのは人間に限ったことです。
その原因は「運動不足」にあるのです。
便秘症の人は運動嫌いの人がとても多いことが知られています。
理想的なウンチの意味はまさに「造り、育て、出す」力の結果であるといっても過言ではありません。

理想的なウンチと遭遇するためにもトイレでご自身の"作品"を必ずチェックすることをお薦めします。
「便所」とは、体からのお便りを受け取る「お便り所」なのです。

100420.JPG
(コメント:今回はスーツ姿の辨野先生。おしゃれなんです。 by LKM博士)

2010年04月20日LKM博士
明日は200回記念ブログ

早いもので、今日は199回目のブログです。

最近はTwitterもあり、少し頭が混乱しておりますが、
よく、200回も達成できたなと思います。
一番うれしいのは、間違いなく読者の方が増えてきていることですね。
このまま右肩上がりで行きたいものです。

そういえば、
"右肩上がり"というしこ名の力士がいるのをご存知ですか?
元関脇貴闘力の大嶽部屋の三段目の力士です。
しこ名とは全く逆の成績で、改名してから2場所連続で負け越したようですが・・・。
もしかしたら、また改名したかもしれません。

話は飛びましたが、
次回はスペシャルゲストの登場です。

100回記念ブログで大好評だった理化学研究所の辨野先生の再登場です。

前回とは別の顔写真も送って頂きました(自信作?)。
次回、お楽しみに!

2010年04月19日LKM博士
またまた、やったー!

先日、LKM512プロジェクト会議を実施しました。
若干のメンバー変更があってから初めてです。

恒例の前月のホームページのアクセス数チェックですが、
またまた、新記録でした!

しかも、目標としてきた、当社の他商品オリジナルサイトを抜いたのです。
どういうことかと言いますと、
知名度がゼロから立ち上げた、訳のわからんLKM512というビフィズス菌のホームページが、
あの"なめらかプリン"や時々取材を受ける"東京牛乳"のホームページのアクセス数を抜いたのです。

ありがとうございます m(μ_μ)m
皆様のおかげです。
本当に、アザ━━━━(´∀`)━━━━ス!!!!

ブログもたくさんの方に読んで頂き感謝しております。
ブログ単体でも新記録達成です \(^O^)/

特に、大相撲開催期間はアクセス数がコンスタントに多いようです。
いよいよ現実味が帯びてきましたかね?
大相撲にLKM512の懸賞金を出す秘密の計画 ( ̄ー+ ̄) ニヤリ

2010年04月16日LKM博士
データベース

研究といえば、実験をしている姿を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、研究者が一般の方の予想以上に時間を使っているのは、"論文を読む"という作業です。

何故、論文を読む必要があるのか?
一言で述べると、関連分野の情報収集のため、ということになるでしょう。
もう少し具体的に述べると、私の場合は主として、
①自分がやろうと考えている研究価値の位置づけ、②実験方法の確認、③得られた成果の価値の位置づけのために読んでいることが多いですね。
また、論文を読んでいると「このジャーナルに投稿したい」なんて気持ちも沸いてきます。

とはいうものの、レベルが低いものから高いものまで、世界中で無数の研究論文が発表され、図書室で調べるだけではどうすることもできません。
そこで、必要なのが、論文を検索するためのデータベースになります。
現在では、便利な世の中になりまして、インターネット上で無料検索でき、キーワードを入れれば、目的としている論文の一覧、さらにその要旨まで読めるのです。
複数のキーワードを入れて、絞り込んでいくことも可能なのです。

おそらく、世界中で最も使われている生命科学分野のデータベースはPubMed(パブメドと呼ぶ)でしょう。私も頻繁に使います。
PubMedはアメリカ国立医学図書館の国立生物工学情報センター(NCBI)が運営する学術文献検索サービスです。5000誌以上のデータが入っているそうなので凄いです。
逆にいうとPubMedに載っていない論文は価値が低いと考えて良いでしょう。
PubMedで調べられないのですから、その存在が無いに限りなく近いと思われます。
私の原著論文も21報はPubMedに掲載されていますが、残念ながら若い頃に書いた論文の3つはPubMedに載らない論文です。(その頃はどんな雑誌でも載るだけで満足でした。)
興味のある方は、PubMed(http://pubmed.gov)で検索してみて下さい。
"LKM512"で検索しても、私の論文が幾つかヒットしてきますよ。

さて、このたび、LKM512ホームページの研究成果一覧もPubMedとリンクさせました。
英語ですが、論文の要旨が読めるようになりましたので、是非ご覧下さい

2010年04月13日LKM博士
声、違います

YouTubeの漫画、第1話、第2話を見て頂けたでしょうか?
本物の私を知っている方から、時々質問されるのでブログで公表致しますが、あのLKM博士の声は私ではありません。

何故、私が声をやらないか?

理由は簡単、台詞が喋れないのです。

これだけでは意味がわからないですかね? 
つまり、こういうことです。

先に完成したのは漫画です。
これを仕上げる時は、わかりやすくし、誤解をなくすため、作家の方に何度も書き直しをお願いしました。
それなりに納得できる漫画は完成したのですが、その後、声を吹き込む事は私の頭の中にありませんでした。

さて、録音に備えて少し読んでみると、これ東京弁(いわゆる標準語)じゃないですか。
「無理! 私のポリシーに反します。」
と言いますか、読めても微妙に発音が違い、不自然な台詞になるのです。
こういう理由で、私はさっさと諦めて、LKM512プロジェクトの若手に任せたのです。

そういえば、博士の声を担当してくれたマサキ(アザース)君は異動で仙台に行ってしまいました。(挨拶がなかったなー。)
3回目以降は、また別人が博士の声をやることになるでしょう。
私も別の役割で登場するかも?

2010年04月12日LKM博士
Twitterの例

ツイッターを始めてから、色々な方にツイッターを勧めています。
ただ、多くの方は、「よくわからない」と言いますね。
私もまだよくわかりませんし、企業としてツイッターを利用することに若干の疑問も感じています。
とはいえ、私をフォロー(私のツイッター上でのコメントを自分のページで読むこと)してくれている方も増えてきて、それなりの反応もあり、面白さも感じつつあります。

イメージが掴めない方に、一例を示してみます。
これはある朝、出社後、20分から30分後に私が書いた"つぶやき"とそれを読んでくれた方からのコメントです。

8時40分ごろの私のつぶやき
『おはようございます。今日は研究所のカードキーを持っている方々が全員外出のようで、なかなか建物内に入れませんでした。ウンコも我慢しました。』
その直後の私のつぶやき
『続き。8時半頃、ようやく建物に入り、実験室の鍵を開けた直後に電話があり「ブログはまだですか?」。慌てて10分ほどで相撲の話を書いて、作業着に着替えてツイッターです。そう、まだウンコしてません。もう、もれそうです。』

8時45分頃の私のつぶやき
『やっと排便。当然快便! 非常に浮力が強いウンコで、なかなか便器に吸い込まれない浮きっぷりでした。根菜類を多量に食べたためか?』

その5分後「てんやわんや」氏から私宛のつぶやき
『昼はレンコン、夜はゴボウにします!明朝楽しみ! 』

このようにリアルタイムに感想なり意見のやり取りができるのです。
ウンコ関連の例を挙げましたが、真面目なLKM512や腸内環境の話でもやり取りがあります。
ちょっとやってみようと思われた方は、挑戦してみて下さい!

ちなみに、この次の週は、学会関連で肉中心の食事を摂りましたので、浮力は完全になくなり、ドップリと沈むウンコになってしまいました。

2010年04月09日LKM512女子部
呼ばれて飛び出て・・・

ご紹介にあずかりまして、リツコです。
この4月からLKMプロジェクト加わることになりました。
どうぞよろしくお願いします!

10数年前のことを、私からの目線で書くと・・・
入社してすぐ、研究所の商品開発担当ながら(当時はヨーグルトなどの担当でした)、
忙しくて猫の手も借りたいということで、実験補助要員となったのです。

わたしの仕事は、サンプルを「さばく」係。
きっちり1g取るとか、pHを測るとか・・・
当時は研究所内だけでなく、病院との共同研究も行われていました。

当時の研究所の先輩達は、
私がイヤになって辞めてしまうのではないかと心配していたそうです。
幸いそんなことはなく。
毎週届くたくさんのサンプルと向き合いながら、
老いることや病むこと、生きることをちょっと哲学しつつ、
「ぼーくらはみんな、いーきているー♪」と口をついて出たのが、
今となっては伝説(?)です。

これからまたLKM512を広めていく活動に参加できることになり、楽しみです。
私も毎日まいにち飽きずに食べていますよ!おかげで快腸です。

2010年04月08日LKM博士
新メンバー登場!

先日、LKM512プロジェクトの打ち合わせに行くと、見慣れた顔が・・・。
「私もこのプロジェクトに参加することになったので!」
と現れたのは、
4月2日に送別会で研究所から営業企画部に送り出したばかりのリツコさん。
「ほんま?」 何か不思議な感じでした。

さらに、
「ブログも既に書いたので!」
と滞っていた女子部ブログを引き受け、堂々参加してくれるようです。

皆さん、メイトーのヨーグルトは知らないでしょうが、プリンはご存知ですよね?
何処のスーパーでも、コンビニでも、堂々と売られています。
(ヨーグルト関連を担当している者としては悲しい事実なのですが)
何を隠そう、リツコさんは、長年、このプリンの開発を研究所で担当していた人物なのです。
今、店頭で売られているメイトーのとろけるキャラメルプリンも彼女の作品です。おいしいので、是非、食べてみて下さい。

しかし、彼女は、LKM512とも深ーく、臭ーい関係があります。
この夏迎えるであろう250回記念ブログは、彼女に書いてもらおうと決めていた位に関係があるのです。
実は、10年以上前、私もまだウンコに慣れていなかった頃、初めてヒトを使った投与試験を実施した時に、一緒にウンコを集めて分析をしてくれたのがリツコさんなのです。
今考えると、LKM512は、あの実験が全ての始まりでした。
あの時、手伝ってもらえなかったら、ウンコ地獄の辛さに耐えられず逃げ出していたかもしれません。このブログも存在しないことでしょう。 感謝 m(μ_μ)m

さて、いざ書こうと思うと難しいのが、会社のブログです。
私の負担を減らすなんて思わずに、自分の世界観を作って欲しいです。
とはいうものの、負けん気の強い会社ブログの先輩としては
「やれるもんなら、やってみろっ!」

2010年04月06日LKM博士
緊張からの開放

せっかくなので、今日も学会の話をしましょう。

実は、学会中、私は人間観察をしているのが大好きです。
"緊張"、"落ち着き"、"迷い"、"自信"、"使命感"、"不安"、"怒り"、"喜び"そして"笑い"
これらが発表者のちょっとした仕草や顔の表情に現れます。
これらの中で、私が非常に好きなのが、"緊張から開放された笑顔"です。

この学会は大学院生が多く発表しているのですが、次演者席に着いた時から緊張状態なのですぐわかります。
前の人の発表内容なんて上の空という状態です。
そのわりには、殆どの大学院生は、きっちりと発表をします。
相当練習しているのでしょう。
しかしながら、問題は、質疑応答。
的確に答える大学院生も多いのですが、明らかに未熟さ(知識や経験の欠如)から答えられず、しどろもどろに陥る学生も多いです。
見かねた指導教官が助けたり、挙句の果てに、質問者が助けたりすることもあります。
とはいえ、プログラムに従い進んでいるわけで、必ず質疑応答は終わります。
おもしろいのはここからです。
発表が終わり、部屋の後方に歩いて行く途中から、顔が緩み始めます。
その後、見守っていた研究室の仲間と合流し、一緒に部屋を出ていく時(何故か殆どの学生は次の発表は聴かないという特徴がある。自分の発表で精一杯なのであろう。)には、満面の笑顔になります。

これまでの人生で最も追い詰められた状態から開放された笑顔、最高です!
こっちまでニコニコしてしまいます §(*^o^*)§

「お前は学生の時どうだったんだ?」
と言われそうですが、記憶は全くありません。
おそらく、都合の悪い記憶なので、私のウンコ色の脳ミソが自動消去したのでしょう。

2010年04月05日LKM博士
緊張と緊迫

農芸化学会は無事に終了致しました。
座長の仕事も、周囲の人に尋ねると、普通にちゃんとできていたようです。
全く緊張しませんでした。

私自身の発表は、3月28日の日本農業新聞の第1面にも取り上げて頂いたようで、それなりに盛況の内に終わりました。
やはり、発表時に緊張感はなかったのですが、
そうは言っても会社の名前を背負っているわけで、いつも緊迫感は持っています。

ふと思いましたが、緊張感と緊迫感は類似しているようで、全く違うものだと思います。

緊張感は発表を台無しにする可能性があります。
「これを話そう、次はこれ、このような質問にはこう答えよう。」
と準備していても、何かのきっかけで頭が真っ白になると、どうすることもできない事態に陥る場合があります。

しかし、緊張感を緊迫感に換えることができれば、このように頭が真っ白になることはないと思います。
むしろ、最も脳を活性化できている状態なので、
「この質問の意図は? どういう順序で応答すれば良いのか?」
など、的確に判断でき、それを答えた後には(質疑応答中であろうが)、
「今の完璧や!」と満足感に浸ることすらでき、発表自体を楽しめます。

私の場合、「電車移動のためウンコが暫くできない」と考えると緊張し、余計にウンコがしたくなります。
しかし、いざ便意をもよおすと、緊迫状態に入り、
① 降車すべきか、目的地まで我慢すべきか?
② 降りた駅の便所の位置は?
③ また個室の数は? それが埋まっている可能性は?
④ 快適にするためにウォッシュレットはあるか?
など、お腹の状態をチェックしながら、的確に判断しております。
幸い、年間500回以上ウンコをしているにも関わらず、もらしたことはありません。
皆さんもウンコを我慢して緊迫感を味わい、心を鍛えるのは如何ですか?
くれぐれも便秘にならないように!

2010年04月02日LKM博士
2010大相撲春場所の感想

うーん、千秋楽の日から学会があったせいで、完全に気持ちが切れてしまって、春場所の事が書けませんねー。

学会後、飲み屋で、
「白鵬勝ちました?」とアルバイトの方に聞いて、
「わかりません。」
「なんで、知らんの?」
という会話をしたのは覚えているので、
日曜日の夜までは気にしていたはずです。

それから、「懸賞金をLKM512として出す。旗のデザインも私の中では完成している」
という話を社外の研究仲間に熱く語ったのは覚えています。
どの力士に掛けるべきか、ということも熱く語り合った気もします。
何度も言いますが、研究仲間で、LKM512の販売とは全然関係ない人達とですが・・・。

たぶん、この春場所は白鵬と把瑠都に尽き、
それは皆さんが良くご存知のため、改めてここで書くことが浮かばないのでしょう。
「大関昇進おめでとうございます!」

「調子が良い」と前半のブログで書いた豊ノ島が負け越したのは、まだまだ私も甘かったと反省しております。
日馬富士もいまいちでしたね。
また、殆どの方が知らないでしょうが、幕下四枚目で大きく勝ち越せば十両昇進と密かに注目していた奈良県出身の青木が3勝4敗と負けてしまったことも残念です。

それから、皆さん、わざと忘れていると思いますので敢えて書きますが、
素行の悪い大横綱がいたら、三つ巴で、もっと盛り上がっていたと思います。

来場所は両国国技館、観に行けたらいいなー。

2010年03月31日LKM博士
友人発見

3月19日の読売新聞をバーっと流し読みしていたら、
突然知っている顔が載っていました。

島根大学医学部皮膚科講師の出来尾格さんです。
かわった名前ですが、「できお いたる」と読みます。
「おっー、デッキーや」
連載・健康プラスというコーナーの、"常在菌と付き合う"という企画に、
皮膚常在菌の話を解説しています。

デッキーは理化学研究所で実験していた時の同僚です。
当時、デッキーは慶応義塾大学医学部の博士課程の学生で、皮膚の菌叢を分子生物学的手法で解析していました。
皮膚の菌叢?
と思われるかもしれませんが、
皮膚表面にも、細菌は沢山棲んでおり、顔には数千万個程度いるそうですよ。
皮膚に培養できない細菌が沢山棲んでいることを最初に証明したのはデッキーです。
J. Med. Microbiolというジャーナルに発表しています(54巻p. 1231-1238 )。

私が常にウンコをもらうチャンスを伺っているのと同様に、彼は皮膚表面を擦り取るチャンスを伺っているのです。
どちらが怖いですか?

記事の横についてあったデッキーの写真を見ながら
「みんな頑張っているんだなー」
と思うと同時に、一昔前を懐かしく感じます。

そういえば、私はデッキーに肛門を見られたことがあります。
といいますか、私が見せたのかな?
詳細はまた後日。
今日のところは勝手に想像しておいてもらって構いません。

2010年03月29日LKM博士
脱皮

私はアメリカザリガニを飼っています(https://lkm512.com/blog/images/2009/09/28/参照)。
不思議なもので、冬眠している虫たちが動き出すといわれる啓蟄の次の日から徐々に動き出しました。
雪が降ったり、暑かったり、三寒四温というリズムに合わせて、
ザリガニは、積極的に餌を食べる日もあれば、動きが鈍い日もありました。
さすが変温動物。

その、ザリガニが、春分の日を迎えた21日、脱皮しました!
前日、脱皮しそうな雰囲気は察知していたのですが、
「まさか、冬眠明け早々、大して餌も食べていないこの時期にしないだろう」
と思っていた私は非常にびっくりしました。

昨年7月に飼い始めて3回目の脱皮です。
親指位の大きさでしたが、もう立派な大人ですね。
10センチは超えました。

ちなみにメスなので、
今年はお婿さんを探してあげないといけないですね。
でも、それにはもう少し大きな水槽が必要です。
場所がない。
逃がしてやるのもいいけど・・・安全な水辺はあるのか?
迷っています。

もう暫く考えるとして、
ザリガニにとっては、1段階ステップアップしたわけなのでめでたいですね。
「脱皮、おめでとう!」(^-^)∠※PAN!

100325.JPG
コメント:暗いですがわかりますか?手前が脱皮殻です。向こうの方にザリガニ本体が写っているのがわかりますか?

1003252.JPG
コメント:わかりにくい方のために取り出した写真も提供します。触覚まで綺麗に抜けているでしょう。私も脱皮してみたい。

2010年03月26日LKM博士
新記録達成!

昨年11月にLKM512ホームページへのアクセス数が最高記録を達してから、
その記録が抜けなくて苦しんでおりました。
それまで右肩上がりだったのに、原因不明の12月、1月の落ち込みときたら・・・・・・。

「結構頑張ってブログも更新しているのに・・・」
「とは言うものの、若干更新頻度は落ちたか?」
「そもそも、このままでいいのか?」
「読者からのコメントをもらえるようにしないといけないか?」
「皆、ウンコの話は嫌いなのか?」
「いやいや、もっと強烈なウンコネタが必要なのか?」

しかし、なんとか回復です。
しかも、新記録達成です。
2月の総アクセス数が新記録を樹立したのです \(^O^)/
私の勝手な目標の"月間1万アクセス"にはまだ努力が必要ですが、
とにかく新記録です。

これからも、よろしくお願い致します

2010年03月25日LKM博士
学会準備中。予定外のストレスが・・・

春の学会シーズンですね。
私は3月27-30日に開催される日本農芸化学会で発表するため、
現在、スライドといいますか、OHP用の資料をPowerPointで作っています。

今年は、LKM512を食べさせて寿命が伸びたマウスの大腸を詳細に調べたデータを発表します。
正式タイトルは
Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512のマウス寿命伸長効果の作用機序の解析」
簡単に説明しますと、
LKM512で寿命が伸びる理由を、大腸の機能から検討してみようと、遺伝子レベルの研究で調べてみたのです。
結果はなかなか凄いですよ。詳細は発表が済んでから報告します。

毎年、必ず発表しようと思って研究しておりますので、
年中行事のようなものですね。
もう10回以上やっておりますので、何の緊張も無い・・・はずが・・・、
今年は座長をしなくてはいけないのです。
学会から指名されまして、引き受けざるを得なかったのです。

「夢か何かの間違いであって欲しい」
と、先日送られて来た要旨集を恐々見たのですが、やっぱり座長欄に私の名前載っていました。
しかも、専門外の演題も担当しなくてはなりません。

ある程度実績が認められないと座長を指名されることもないでしょうし、名誉なことではありますが、"中の下"程度のストレスを感じます。
ということで、どうもスライド作りに集中できず、ブログ書いている状況です。
もう少し追い込まれれば集中できるでしょう。
典型的な"追い込まれて力を発揮する"タイプなので。

2010年03月24日LKM博士
2010年大相撲春場所、後半ですね

いよいよ大相撲も大詰めを迎えます。

把瑠都、きましたね。
がっぷりになって琴欧洲に勝てる力士はいないと思っていましたので、
私はそれなりにショックを受けました。
それにしても強いです。

さて、今日は横綱白鵬との全勝対決です。
白鵬は、連日、もの凄い立ち合いをしていますので、一気に仕留められるような気もしますが、それさえ避けることができれば大相撲になるのではないでしょうか?
覚えていたら5時50分から休憩所にあるテレビで見ようと思います。

新入幕の3人は必死の状態ですね。
こちらも注目しています。

相撲が終盤ということは、学会発表日が近づいているということを示しています。
実は、大相撲の千秋楽の日は、私の発表日です。

今日は、スライドを作らねば!

2010年03月18日LKM博士
あした

"明日があると思えば、今日がおろそかになる"
と家の近くのお寺の住職さんの言葉が寺の伝言板に掲示してありました。
ほぼ毎日、車で信号待ちをしながら、「その通りだ」と噛み締めていました。

私の頭の中では、少し変化させ、
"今日中にできることは今日中にやってしまおう!"
となっておりますが、ほぼ同じ意味でしょう。
そういう気持ちで10年以上取り組んでおります。
他人に強要することは難しいですが、自分にだけは厳しくできますので、ほぼ毎日、遂行できていると思います。
これからも、「明日がある」と引き伸ばさずに、1日1日を大切にしていきたいと思います。

と、心に秘めた思いを確認しながら運転していると、カーステレオから・・・

♪明日があるさ、明日がある。若い僕には夢がある。
いつーかきっと、いつーかきっと・・・♪

改めて聞くと共感が持てるではないか・・・明日はあるよな・・どっちやねん???

♪・・・焦ることないさ、焦ることないさ。自分に言い聞かすー♪

そうそう、益々共感できるではないか! 

♪ある日突然考えた。どうしてオレはがんばっているんだろ? 
家族のため? 自分のため?♪

そんなこと、わからないけど・・・。

♪答えは・・・
(私らしく)糞の中♪♪♪♪♪

おしまい!
(♪ウルフルズ「明日があるさ-ジョージアで行きましょう編」を引用)

2010年03月17日LKM博士
2010年大相撲春場所始まりました

皆さん、ちゃんと見てますか?
私は、初日はじっくり見たのですが、2日目は頼りにしていたNHKのBSハイビジョンのダイジェストが夜中2時頃の放送になり、見られませんでした。
困っています。
NHKさん、映画を放送する前に30分だけ放送して下さいよー。
先場所は夜11時からだったのに。そうと思って早めに仕事を切り上げたのに。
録画で対応しないといけません。

まずは、
魁皇、幕内100場所達成、おめでとうございます。
きっちり、勝ち越して欲しいです。たぶん大丈夫でしょう。
直接関係ないですが、最近、私のWordは"かいおう"と打つと、きっちり"魁皇"と一発変換するようになりました。

把瑠都は心配しましたが、大丈夫そうですね。
12勝はいくでしょう。
日馬富士も、先場所からその兆しはありましたが、いよいよ元気な状態に戻ってきた感じですね。
この二人がどう白鵬に絡むのかという視点で残り12日間を追っていけば良さそうですね。
あと、関脇に戻った豊ノ島も凄く良い動きをしていると思います。

もっと、マイナーなことを書きたいのですが、
普通の人ことも考えてブログ書いて欲しいと指摘がありましたので、
この位にしておきたいと思います。
この先は、Dr. LKMのTwitterへどうぞ。

そうそう、把瑠都という漢字は変換が難しいですが、
"たばると"と入力し、"たば"を変換してから、"る"と"と"を一文字ずつ変換すればできますよ。

2010年03月16日LKM博士
スカンポ

先日、イギリスの環境・食料・農村省が、
イギリス全土で広がっているイタドリの駆除のために、日本のイタドリマダラキジラミを輸入することを決定したというニュースが流れました。

「なんじゃ?」

イタドリとはタデ科の植物で、
19世紀に観賞用として日本からイギリスに持ち込まれ、向こうで大繁殖し、現在では被害を与えているようです。
どうやら甘っちょろい被害ではなく、アスファルトを突き破るなど、年間200億円程度の被害のようです。
つまり、
このイタドリを食べるイタドリマダラキジラミという小さな昆虫を使って駆除しようという作戦を決行するというニュースです。

ところで、このイタドリという植物をご存知ですか?
私も知らなかったので調べたところ・・・、
見たことある植物でした。
間違いなく、"スカンポ"です。
私が小学生の時は、下校時に、皆で奪い合って食べていた植物です。
近鉄奈良線が走っている土手に登って食べていたのを思い出しました。
もちろん生食です。

ポンッと折れ、中は空洞で(つまり竹輪のような形)、
皮をスーっと剥いて(あるメーカーの裂けるチーズのような感じ)、
食べると、繊維質なのにみずみずしく、あの青臭くてすっぱい味が今でも思い出せます。

事前に研究はされたようで、イタドリマダラキジラミが現地の生態系へ影響を与えることはないと判断したようですが、その危険性はゼロではないはずです。
まずは、イギリス人が1日1本ずつスカンポを食べれば良いのではないかと思います。

タデ食う小学生だった者より

2010年03月12日LKM博士
大相撲春場所はじまりますね

3月14日の日曜日から大相撲春場所が始まります。

やっぱり、大関を目指す把瑠都に注目ですかね。
場所前の稽古で左手を怪我したようで少し心配ですが・・・。

隠岐の海、徳瀬川、磋牙司の3人の新入幕力士にも注目です。
幕内で通じるのかじっくり見てみましょう。
特に、磋牙司は小兵ですが、元気な相撲で応援したくなる力士です。
髷のボリュームも少なく応援したくなります。

私の課題は、本場所中に、
大相撲の話題とLKM512関連の話題のバランスを考え、
ブログを更新することです。

それと、千秋楽の28日は私の学会発表日です。
ぼちぼち準備も始めなければなりません。

2010年03月11日LKM博士
最新論文紹介

Natureの3月4日号(464巻、59-65ページ)に腸内菌叢関連の論文が掲載されました。
メタゲノムという手法を使って糞便中のDNA配列を徹底的に解読し、腸内菌叢を解析した論文です。

メタゲノムとは・・・(んー、一言で説明するのは難しい・・・)、
土壌など(勿論ウンコも)環境中の試料から抽出してきたDNAをそのまま解読し、
解読したDNA配列をデータベース上に存在しているDNA配列と比較して、何由来のDNAかを調べる手法です。
どの菌種という情報以外にも、どのような機能を持った遺伝子が存在しているかということもわかります。
例えば、「炭水化物を分解する腸内細菌由来の遺伝子が多い」なんてこともわかります。

ややこしいですが、
これまでは単一菌種由来のDNAを必死で解読していたのに対し、
この手法では、腸内菌叢のような多様な細菌由来DNAの混合物がそのまま一気に解読できるのです。
つまり、100種類の細菌が棲息していたとしても、一度の解析で、ほぼ確実にそれらのDNAが全て検出できるようになるのです。
こんなことができるようになったもの、DNAシーケンサー(解読装置)が進化し、
次世代型シーケンサーというものが開発されたためですが、
ややこしいのでこの話はストップします。

この論文では、124名の糞便を解析し、
ヒトの腸内細菌は1,000-1150種存在し、
各人には少なくとも160種類の菌種が棲息し、
多くの被験者に共通して定着している菌種も多数確認できた。
ということが述べられています。

腸内細菌は一体何種類いるのか?
という疑問は、大体決着がついたのではないかと思います。

凄い技術ですが、この分析にはお金はかかりますよー。

2010年03月10日LKM博士
北桜引退

元幕内の北桜が引退しましたね。
本日は別の話題を準備していたのですが、簡単にコメントします。
といいますのは、
本場所中にLKM512ホームページのアクセス数が急増するなど、これまでの統計から、
大相撲ネタは多くのブログ読者に受け入れられていると判断しているからです。
ここで無視したらあかんでしょう。

1年前は、仕事に関係ないネタを書いて良いのかとLKM512プロジェクトのメンバー内でも葛藤はあったようですが、今では、大相撲の話は積極的に書くよう言われています。

北桜は、大相撲が好きでない方はあまりご存知ないでしょうが、
非常に人気のあった力士です。
今年の初場所を観戦しに行った時も、
幕下の取り組みで突然盛り上がったので誰だと思うと、
北桜が土俵に上がっていました。

特徴は、塩をまく量が多いことと、
仕切り中、特に制限時間いっぱいの時に、両手をあげてのびをしたり、塩をまいた後、
屈伸のような、ちょっと変な動きをしたりするのです。
あと、髪の毛がうすくなって来ており、皆、髷の心配をしていました。

水戸泉、北桜と続いた多量塩まき力士の座は、将司に継承されたのか?
まずい! 細かいことを論じ過ぎですね。
この点を話したい方はTwitterへどうぞ!

とにかく38歳まで現役、本当にお疲れ様でした。

次回は久しぶりに腸内細菌のお話をします。

2010年03月08日LKM博士
ウンコ回数経過報告(2010年1回目)

Twitterでもつぶやきましたが、
ふと、ウンコ回数集計表を見ますと、昨日の午前中に今年の排便回数が100回を突破しておりました。
なんと昨年より、5日早いペースで100回到達です。
祝うことなのか? 悔しがることなのか? 
さっぱり、わかりません。

66日目で100回ということは、
1日あたり1.515回ですね。
昨年の平均回数は、
1日あたり1.3945回(参照ブログ:https://lkm512.com/blog/images/2010/01/19/)なので、相当のハイペースです。
このままでは、年間550回を超えてしまいます。

実は、密かに、今年は昨年より食餌量を増やしているのです。
食べないと体力はもちろん、脳ミソの力も落ちるような気がして、意識的に増やしているのです。
意識の中では、1割増しにしています。
1.515÷1.3945=1.086
大体1.1倍のペースですね。
辻褄が合います!

ただ、
1.1-1.086=0.014
この0.014が脂肪になっていたらややこしい問題だ!

2010年03月05日LKM博士
啓蟄

この言葉ご存知ですか?
"けいちつ"と読みます。
明日、3月6日は啓蟄です。

調べると、暦の二十四節気のひとつで・・・と続きますが、省略です。
簡単にいうと、この二十四節気の中には春分や夏至や冬至も含まれますので、
そういう暦の節目の1つと思って頂ければ良いと思います。
詳しく知りたい方は、インターネット等で調べて下さい。

実は、私は小学校低学年の時からこの言葉を知っていました。
なぜなら、啓蟄とは、"冬眠していた虫たちが目覚める日"と教えてもらったからです。
ちいさい時は、この日に全ての虫が目を覚ますと信じており、
虫好きの私は、非常に興奮していたものです。

2月の暖かい日に、玄関に咲く梅の花に飛んでくる蜂を見て、
「どうして、"けいちつ"の前なのに起きているの?」
と質問をして、大人達を困らしていた記憶もあります。

「ん~、なんて純粋な少年時代」

とにかく、虫の季節は、もうすぐそこに来ています。
今年も、時々、捕獲した虫を紹介しますので、お楽しみに!

2010年03月03日LKM博士
英訳終了!

やっと終わりました。
いつまでもダラダラやっているわけにはいきませんので、
空き時間を利用して執筆するのはやめて、
朝から集中して書くことにしました。
集中すること3日間、
なんとか仕上げることができました。
合計6770単語、Ward文書で20ページ以上の大作です。

英訳を始めて2ヶ月になりますね。
私は、脳ミソであれこれ思考するのは日本語でしかできないので、
一度日本語でしっかりした論文に仕上げてからでないと英語にできません。
(この世界、いきなり英語で書き出す頭の良い方もたくさんいます。)

日本語で書き始めて、ちょうど1年になりますかね。
初めての分野だったので、一文書くにも過去の文献を検索して確認をとる必要があり、時間がかかりました。
実験を始めたのは、4年前になりますかね。
実験の構想を練り始めたのは5年前です。
とにかく時間がかかった実験です。
その分、心を込めて書きました。

これから、ネイティブスピーカーの英文校正を受けて、
科学ジャーナルの投稿規程に合わせて細かく書式の修正をしていきます。
投稿規程を読むだけでも結構大変ですが、
今は英語に脳ミソが慣れているので一気にやってしまいます。

今日は締めの一文が浮かびません。
代わりに私の大好きな英単語でも覚えて下さい。
糞便:feces
論文にも何度も登場しています。
TOEICなどの試験では出て来ないと思いますが・・

2010年03月01日LKM博士
堂々登場! 「Dr_LKM512 Twitter」

先週、3月1日に漫画の第一話を発表すると連絡しましたが、
大事な事を忘れていました。
私のTwitterのコーナーも、約2週間の試運転を終えて、
本日、LKM512ホームページ上に堂々登場です。

「新着情報」、「LKM博士のブログ」の横に、
「Twitter」コーナーができます。
私がTwitterでメッセージを出すと随時更新されるようです。

まだよく理解できておりませんが、フォロアー(私のつぶやきを常に読んでいる方々)の数も、なんとか2桁になりました。
しかし、そのフォロアーの殆どは、
私のTwitter開始のお知らせブログを読んで、Twitterを始められた方が殆どのようで、
まだまだ素人集団といった様相です。
これからです。

実は、
このTwitterは、会社の検閲が無いのです。
Twitterの性格上、仕方ないことでしょうが、
ブログの実績を認めてもらったようで、自由に書いて良いようです。

フッフッフッ ( ̄ー+ ̄)

皆さん、Twitterで直接私にメッセージを下さい!

2010年02月26日LKM博士
漫画化

色々頑張ってLKM512のアピールはしておりますが、
なかなか思い通りにはいきません。

このプロジェクトができて、様々な取り組みをやってきましたので、
市場には少しずつ商品が入っていくようになってきておりますが、
まだまだです。
というのは甘っちょろく、
「まだ」の10乗くらい「まだまだ」です。

ブログも頑張って更新しておりますが、
ウンコの話が多くて、そもそも商品の宣伝にはなっていないでしょう。
宣伝色を出せば、中身はつまらなくなり、誰もアクセスしてくれなくなるでしょうし、狙いは幅広い方々にLKM512に親しみをも持って頂くことですから、露骨な宣伝はするつもりはありません。

そこで、
機能性を面白おかしくアピールする漫画を作ってみました。
多くの方は、LKM512入りヨーグルトの素晴らしさをチラシやホームページ上で説明されても、すぐには理解できていないと思われるからです。

自分たちでストーリも考えました。
さらに、自分たちで声まで吹き込み、YouTubeでも流すことになりました。
LKM博士は結構強烈なキャラクターに仕上がっています。
メンバーからは、こっちの方が本物に近いと言われており、
少しショックを受けておりますが・・・。

まずは、第1話を3月1日からアップします。
「新着情報」から見ることができるようになっています。
ご笑覧あれ!

2010年02月24日LKM博士
Twitter

今、話題のTwitter。
鳩山首相もオバマ大統領もやっているらしいので、
我々も負けずに、LKM博士のTwitterを運営し始めました。
また、このホームページ上には現れておりませんが、
既に私は始めております。
私の試運転が終わったらホームページ上に掲載されると思いますが。

まだ、よくわかりません。
何でも良いからつぶやけと言われても、
個人としてつぶやいて良いのならつぶやきますが、
半分会社の代表でもあるので、変なことはつぶやけません。

とはいえ、つぶやかないと意味がないらしいので、
些細なことでもつぶやこうと思います。
「さっき、ウンコしました。すっきりしました。」
でも良いらしい。
さすがの私も、なんでいちいちそんなことをネット上で言う必要があるのか理解できませんが、少しでもLKM512の素晴らしさを一般の方々に知って頂く機会を増やすためなのです。
慣れるまで、もう少し時間がかかりそうです。

このブログを読まれている方で、
既にTwitterを始められている方、
どうか、LKM博士のフォロアーになって下さい。
空き時間に、是非、会話してみましょう。
残念ながら現在のところ、私の好みで、一般の個人ユーザーをフォローすることは禁止されておりますので悪しからず。
こちらからフォローしないから、フォロアーが増えないのが悩みですが・・・。

2010年02月23日LKM博士
おみやげ

もらってうれしいお土産が殆どですが、
たまに困るお土産ありますよね。

昨日も簡単に書きましたが、
平城京遷都1300年祭のイメージキャラクターは、
色々と話題を提供した"せんとくん"ですね。

正月に、今年の土産は「せんとくんグッズしかないだろう」と
奈良で購入し、
職場の同僚に土産として渡したのですが、
皆、何とも言えない表情で受け取ってくれました。

それは、
せんとくんを初めて間近で見て感じる「なんやこのキャラクター!」という、何ともいえない衝撃から出た表情なのか、
「こんな物を渡されても困るのですが・・・」という気持ちが表情に出てきたものなのか、
どちらかなのですが、判断は非常に難しいところです。
ただ一つ言える事は、私が期待した通りの反応だったということです。

さて、現在はと言いますと、
「次回もせんとくんグッズを買って来たら、同僚達はどのような反応をするだろう?」
という気持ちでいっぱいです。

本当に勝手な奈良県観光大使より

100223.JPG
コメント:同僚に渡したせんとくんグッズです。あみだくじで誰に渡すか決めました。
欲しい方は、是非奈良に行ってみよう!

2010年02月19日LKM博士
インプラント手術3

手術3日後、消毒と経過確認に再び歯医者に行きました。

"あり得ないほど完璧な状態"だそうです。
「もう、抜糸しても良さそう」とさえ言われました (^o^)v

手術をして下さった先生の技術も凄かったのでしょうが、
私の回復力も凄いようです。

そういえば、
乳歯を抜いた4日後にも言われました。
「極めて良好といいますか、綺麗さっぱり治っています。もう、インプラントの手術をしても大丈夫じゃないかと思うほどです。」

私が言うのも変ですが、
LKM512のパワーですかね?
そう、LKM512を食べると腸内でポリアミンが産生されるのです。
ポリアミンの代表的な生理機能の1つは"抗炎症作用"です。

LKM512を食べて腸で作られたポリアミンが吸収され、
血液に移行して、
当然、歯茎付近にも運ばれて、
炎症を誘引するリンパ球の活動を抑えてくれたのでしょう。

心配していた飲み会も万全の態勢での参加です。

あっぱれ、LKM512!

2010年02月18日LKM博士
インプラント手術2

家に帰って鏡で見ると、糸で縫合されており、かなり痛々しいです。
痛み止めの他に、抗炎症剤、抗生物質を毎食後飲んで暫く様子みます。
昨日、書きましたように、炎症を防ぐためです。

とはいえ、抗生物質の摂取は腸内菌叢にとって好ましくないです。
これまで人類を救ってきた功績は認めますが、
私の健康な腸内菌叢が一気に乱れてしまいます。
事実、抗生物質投与で腸内菌叢が変動することを報告している論文はたくさんあります。
乳児の時に抗生物質で腸内菌叢がダメージを受けると、
大人になったらアレルギーになる確率が高くなるという報告もあります。

とにかく、抗生物質は腸内菌叢に甚大なダメージを与え、
それは全身へもジワジワと悪影響を及ぼすと思われます。

内科の治療では、抗生物質と同時に乳酸菌等の生菌剤をもらうことがあるでしょう?
それは、ダメージを受けた腸内菌叢を回復させるためです。

皆さん、軽い風邪の時などでも、軽い気持ちで抗生物質を飲んでいませんか?
腸内菌叢が悲鳴をあげていますよ。

私も、今回は仕方ないので、LKM512を食べて回復させるしか方法はありません。

2010年02月15日LKM博士
インプラント手術1

インプラント手術をやってきました。
麻酔が切れて今は少し痛いですが、第一回目は1時間弱の簡単な手術でした。
その内、最初の20-30分間は口腔内を洗浄する作業でした。
口腔内の手術は、口の中に棲んでいる細菌が切り口から侵入し、炎症が起きる可能性が非常に高いようです。
それを防ぐため、舌まで念入りに消毒されました。

ところで、口の中にはどれ位の細菌が棲んでいるかご存知ですか?
プラーク(歯垢)1mg(1グラムの千分の一)中には、1億匹以上の細菌が存在するようです。
私がちいさい時は、「虫歯菌は甘いものが大好きなのでしっかり歯を磨こう」と教えられ、
シャベルや鶴嘴を持ったバイ菌キャラクターが口の中に棲んでいるイメージでしたが、
実際はそんな単純な問題ではないのです。
今では、700種類以上の細菌が複雑に絡み合いながら棲んでいて、
さらにその大半は培養(シャーレ等の上で生育させられない)できない細菌であることがわかっています。
近年は、虫歯より歯周病との関連に注目が集まっています。

結構詳しいでしょう。
口も消化管の一部で、腸と繋がっているから興味を持っているのです。
というのは建前で、
実は、理化学研究所で研究している時、私の席は、
口腔内細菌の研究をされている坂本光央博士の隣だったのです。
だから、自然と口腔内細菌の知識が増えていったのです。
坂本さんは、世界で初めて、分子生物学的手法(遺伝子を使う方法)で口腔内細菌の解析を実施された方です。
私は、この方法をウンコ用にアレンジして成果を出しているのです。
色々と教えて頂き、一緒に論文も書いたことも何度もあります。
また、このブログのファンでもあるようです。
そして、今日のブログの第2段落も、間違いが無いかチェックして頂きました。

今度、ゲストとして何か書いてもらおうかなー。

2010年02月12日LKM博士
少年の・・・

"少年のような心を持った人"という言葉は、たまに使われることがありますが、主として褒め言葉のように思います。
そのように女性に言われると、喜ぶ男性は多いのではないでしょうか?
無邪気なことを示しているのでしょうか?
私の場合は「具体的にどういう意味や?」って聞いてしまうでしょうから、誰にもそんなことは言われません。

"少年の心を持った人"とはあまり言わないので、少年そのものの状態は好ましくはないということでしょう。
当たり前ですね。
犬のウンコを棒に挿して、走り回る大人がいたら困ります(小学校では流行っていました)。

では、少年のような心を持った人とは、犬のウンコを見ると、
「ウンコを棒に挿して走り回りたい」と心に思う大人なのでしょうか?
こんな大人の何処が素敵なのでしょうか? 

どうでも良いことに時間を使ってしまいました。これは前振りです。

実は、私には少年の歯、すなわち乳歯、がつい先日まで残っていました。
何だかグラグラして歯医者さんに行くと、乳歯だと言われ、そのまま抜かれました。
何度も書いていますが、大関魁皇と同じ学年の私は現在36歳です。
その乳歯は長い間よく頑張ったと思います。
しかし、その抜けた所にこれから永久歯が生えてくるわけはありません。
その隙間に人工の歯を入れなければならないのです。

入れ歯、ブリッジ、or インプラント。
「なんで今まで乳歯が生えていたのに、次は入れ歯なの?」という思いも強く、
非常に高額ですが、最新のインプラントという技法で歯を入れることにしました。
人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製する治療法です。
明日は都心から専門の先生に来て頂き、人工の歯根を顎の骨に埋め込む手術に臨みます。
親知らずの抜歯より簡単だと言われておりますが、ちょっと恐いです。

おや、歯医者さんを恐がる気持ちは"少年のような心"? 
いやいや、2日後の飲み会までに痛みが引いているかの方が心配です。

2010年02月08日LKM博士
只今、英訳中

久しぶりに論文を書いています。
言いたいことが、英語にはなかなか換えられません。
2週間ほど苦しんでいます。
これまでと少し異なる分野の論文を書いているからでしょうか?

とにかく苦しいです。
なんで、こんなに英語ができないのか?

とにかく苦しいです。
なんで、夜中まで一人残って英語で文章を作成しているのか?

とにかく苦しいです。
なんで、日本人やのに英語で書かなければならないのか?

とにかく苦しいんです。
いつもは、途中から英語の神様がおりてきて、一気に書き進むのに、まだおりてきてくれないのです。

うぉーーーーーーーーー ー(゚Ш+゚ー)))=3

Please help me!

2010年02月05日LKM博士
無題

朝青龍引退ですね。
コメントはしないでおこうと思いましたが、
このブログを読んで頂いている方からたくさんメール頂きましたので、
少しだけ書きます。
 
覚悟はしていましたが、
こんな形で終わるなんて、
もうあの相撲が見られないなんて、
残念の一言に尽きます。
・・・・・・
最後の優勝の瞬間に立ち会えてよかったです。
・・・・・・

むー・・・、もう言葉が出てきません。
・・・・・・
おしまい。

気分を入れ替えて、今日も仕事をがんばろう!
来週は色々と忙しいので。

その前に、LKM512がたっぷり入ったウンコをしに行こうっと。

2010年02月04日LKM博士
恵方巻き

1月5日の寒の入りのブログを書きましたが、
早いもので、昨日はついに節分を迎え、寒の内が終わりました。
つまり今日は立春であり、暦の上では春になりましたね。
これから徐々に暖かくなってくることでしょう。

昨日は恵方巻き、食べられましたか?
奈良県出身の私にとっては当たり前の行事で、
とにかく節分にこれをしなくては何か悪いことが起こるのではないかと不安で不安で仕方ありません。
飲み会で満腹の年もありましたが、そんな年でも、必ず恵方を向いて、正座して一言も話さず丸かじりは続けています。
大学進学で関西エリアから離れたとき、すなわち18年前になるのですが、
関西エリア外では殆ど知られていない習慣のようで、
恵方がどの方向なのかという情報すら得られず、
実家に電話したような記憶があります。
七福神にちなんで7つの具が入っている海苔巻きが一般的だそうですが、私の実家のものにはうなぎではなく、アナゴが入っており、これがおいしさの秘密と母親が言っていました。

ところが、
誰の陰謀か知りませんが、急激にこの習慣は広がってきています。
こちら関東で流行りだしたのは、この5-6年ではないでしょうか?
皆が真似すると、私に届くはずの幸せが減るような気がして少し嫌なのですが。
たぶん、神様はそんなにせこくはないでしょうが・・・。
「関東人、真似するな!」と言いたいです。

さて、恵方巻きも消化され、ぼちぼちウンコになる頃でしょうから、
今日は西南西を向いて、黙って、一本糞でも出して神様にアピールしてみようかなと思います。
LKM512も毎日食べているので、スルッと太巻き級のものが出ることでしょう。
立春には前日の太巻きを出す"恵方糞"を個人的に始めます。
毎年、この日の糞便を取っておけば、凄い研究になるかもしれません。
前日の食事成分が類似しているので加齢に伴う変動を比較し易いはずです。

2010年02月03日LKM博士
銀世界?

一昨日、関東地方には今年初めての雪が積もりましたね。
雪に不慣れな都会の皆さん、大丈夫だったでしょうか?

ところで、雪が積もった様子を銀世界と表現しますが、銀に見えますか?
昨日も、改めて景色を見て考えたのですが、私には"白"にしかみえません。
日光を浴びて、キラキラ反射するから銀世界というのでしょうか?
比喩であることはわかっておりますが、納得できません。
ならば、ホワイトクリスマスという表現はシルバークリスマスにすべきです。

どうでも良い独り言を書きましたが、
これ、twitterの練習です。
Twitterをご存知ですか?
知らない方は勉強して下さい。
1ヵ月後には、LKM博士のtwitterができるのです。
これで皆さんと会話ができるようになるそうです。

実は、私もよくわかっておりませんので、昨日の朝から勉強開始です。
そう、道路は、車や人により少し踏まれガチガチに凍った"灰色"の雪で覆われていたため、
昨日は車ではなく電車で出勤しました。
一昨日渡された、津田大介著「Twitter社会論」(洋泉社)を読みながら。

2010年02月02日その他
蛇に睨まれた蛙②

助手Kです。
先週の続きです。

「いったい何なのだ?」
と思うと、
「毎日専業主婦の奥さんのために晩御飯を作っているか!」
と怒っておられるのです。
そうなんです。私は毎日、仕事から帰って晩御飯を作っているのです。
そのまま5分ほどお叱りを受けてしまいました(;-;)

でも、うれしかったのです。
なぜお叱りを受けたのか理由はわかりませんでしたが、辧野先生が私のために話してくれたのですから。

懇親会も楽しく閉会し、無事帰ることもできました。
閉会後は、LKM博士は2次会へと夜の帳の中へ消え去り、
私は妻のために晩ご飯を作りにおうちに帰りました。

しかし、その日、妻はまだ帰っていなかったのです・・・(;-;)

2010年01月29日その他
蛇に睨まれた蛙①

お久しぶりです。助手Kです。
昨年末、生研センターの研究進捗報告会で、理化学研究所の辧野特別研究室にいきました。
辧野先生はテレビ・雑誌など各種メディアでたびたび取り上げられている有名な先生です。
このブログにも100回記念に登場していただきました(2009年8月26、27日)。

このような有名な先生に会えるうれしさ反面、
恐ろしいほどの酒豪であるという恐怖の伝説をLKM博士から聞き若干びびっていました。

報告会の後、共同研究者が集まり研究の情報交換もかねて、懇親会が行われました。
会場に行くと辧野先生が席についており、私に手招きをしながら、隣の席を指差し
「K君、今日はここや。帰さへんで~」
とおっしゃるのです。

「!!!」

この言葉に、私の心は蛇に睨まれた蛙のように縮こまっていました。

参加者が続々と到着し辧野先生の前に座ったのは、協同乳業研究所の所長、その隣には共同研究をしている京都工繊大学の教授が座られました。
すると、
「私の隣はK君じゃなくてLKM博士の方が良いな」
との辧野先生がおっしゃり、結局、私は別席に座ることになったのです。

その瞬間「帰さへんで~」の言葉で縮こまってしまった私の蛙の心は大きく跳ね上がり、両手を広げて伸び上がったのでした。

懇親会も始まり、辧野先生とは別の机で、世界で活躍されている共同研究者の方々の、アメリカ留学の話などを楽しく聞いていると、
「K君それはいかんよ~。」
と私に向かって隣の机から辧野先生が真顔で言っているのです。

いったい何なのだ!

続きは来週

2010年01月27日LKM博士
ちょっとお願い

ウンコ回数をブログで発表してから1週間、凄い反響でした。
知人から、509回に対する感想や意見などが書かれたメールが連日届きます。
そんなに、皆様は私のウンコ回数に興味があるのでしょうか?
いやー、照れますなー (* ̄▽ ̄*)~゚

さて、今日はお願いがあります。
このブログを「お気に入り」に登録されている方へのお願いです。

私も先日まで理解していなかったのですが、
LKM512ホームページの最初の画面(黄色いLKM512君がウジャウジャ後を歩いている画面)を経由してもらわないと、アクセス数にカウントされないようです。
LKM博士のブログをお気に入りに設定され、ダイレクトにブログにアクセスされている場合は、カウントされないそうです。
理由は説明を聞いても良くわかりませんが、とにかく、そうらしいのです。

したがいまして、お気に入りには、LKM512の最初の画面を設定し、
面倒ですが、1クリックしてLKM博士のブログに入って頂けますと、
正確なアクセス数が把握できてありがたいのです。

ちょっと、面倒で申し訳ないのですが、よろしくお願い致します ↓┌(_ _)┐↓

このページをお気に入りに↓
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2010年01月25日LKM博士
2010年大相撲初場所を振り返って

びっくりの展開でしたね。
まさか、昨年4回しか負けなかった白鵬がこの場所中に3敗もするなんて。

朝青龍はよかった! 
いつも心配しているのですが、もうしばらく大丈夫そうですね。
明らかに衰えてきてはいるのですが、相撲が変わってきて、緻密な相撲といいますか、とにかく相手が有利な体勢にさせない"うまさ"に惚れ惚れします。

さて、先週述べました私の予想ですが、なかなか冴えていたと思います。
今年中の大関昇進を予想した把瑠都はいきなり12勝で殊勲賞。
いよいよ全国区になったでしょうし、来場所は大関に挑戦です。
活躍を予想した日馬富士は10勝止まりでしたが、白鵬に勝ちましたね。
そして、魁皇の9勝6敗はピッタリ賞です。
東京駅ですれ違い応援していた旭天鵬も勝ち越しました。
予想はしていませんが、ちょこっとブログに書いた豊響は敢闘賞でした。
85点くらいじゃないですか?

冴えていたのは予想だけではありません。
なんと今場所は2度観戦に行く機会に恵まれたのですが、
2回目は14日目、すなわち朝青龍が優勝を決めた日です。
千秋楽の観戦を選択することもできたのですが、
迷って14日目を選択していたのです。
おかげさまで、好取組連発で、結びの一番では優勝決定の興奮を味わうことができました。

昔からこういう運はもっているのです └(^へ^)┘
たぶん、普段ウンコを扱っているからだと思います。
漢字では"運子"、運の子とでも書くのでしょうか?

2010年01月22日LKM博士
発表、2009年 年間ウンコ回数③

1年間、ウンコ回数を"正"の字でカウントしていたわけではありません。
きっちりとExcelでカウントしていました。
そして、1日の回数以外にも、
排便時間と排便場所と特記事項を記録していたのです(下図参照)。
特記事項には、出張や過度のアルコール摂取等日常と少し違うことを記録します。
ですから、これから分析していけば、色々なことがわかってくるのです。

たとえば、
① 曜日別ウンコ回数
② 時間帯別ウンコ回数
③ 会社内ウンコ回数
④ 通勤中のウンコ回数
⑤ 行動別ウンコ回数(出張時に多い? 少ない?)
など

以前から、土日のウンコ頻度が少ない気がしていたのですが、
それが証明されるかもしれません。
土日に溜まったウンコは月曜日に大量に排出しているのか?
これもわかるはずです。
これから時間を見つけて分析します。
何かわかれば皆様に報告しようと思います。

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コメント:こんな風にして毎日記録を付けていました。意外と"まめ"な性格なのです。

2010年01月19日LKM博士
発表、2009年 年間ウンコ回数②

509回、1日平均1.3945回になります。

多いのか、少ないのかと言われても、平均がわかりませんので何とも言えません。
便秘の方に、うらやましいと思われることは間違いないでしょうが。

「1日何回ウンコする?」
と質問した場合、多くの人は1回、2回、2日に1回(=0.5回)などと答えるでしょう。
(その前に嫌な顔をされるので聞く場合は気をつけて下さい。)

その回数は、長い経験上で自分勝手に思い込んでいることで、
「健康な人は1日1回が理想的」という根拠のない定説から、
それより多いか少ないかで適当に数値を述べていると思います。
ですから決して正確ではないのです。

事実、先日、当研究所で実施した、
"皆で同じ食事を食べてウンコを調べる実験"(2009年11月25日からのブログ参照)では、
事前のアンケートで予め排便回数を聞いていたのですが、
実際、試験前1週間の排便回数データをチェック形式(排便したらその都度時間を記入)で取ってみると、
1日あたりの回数がアンケートで申告した回数と0.4回以上ずれている被験者が半数以上いました。

0.4回の差はすごいですよ。

私が0.4回増えると、1日平均が1.7945回となり、年間655回になります。
1日平均0.4回減ると、1日平均が0.9945回となり、年間363回になります。
トイレットペーパーの使用量も大きく変わって来ることでしょう。

皆さん、是非数えて、自分の1日あたりのウンコ回数を即答できるようにしておきましょう。

2010年01月18日LKM博士
発表、2009年 年間ウンコ回数

どうしても、150回記念、魁皇、千代大海ネタを優先せざるを得なかっただけで、
意図的に引き伸ばした訳ではないです。

朝青龍も私の目の前で負けてしまいましたし、
7日目には白鵬まで負けるという事態になりましたので、
今日はそれをネタにまた相撲の話を書こうかと思いましたが、
ウンコネタの禁断症状が出始めましたので我慢します。

では、発表します。

ジャジャーン
私の年間ウンコ回数は、

509回 

でした。

糞(クソー)、目標まで、3回足りませんでした。

ですが、満足しています。
妙に達成感があります。
1年間、よく頑張ったと自分を褒めたいです。

ということで、今年もカウントしています。
1回のデータでは何も言えませんので、繰り返しデータを取る必要があるのです。

2010年01月14日LKM博士
おつかれさまでした。

千代大海、引退してしまいましたね。

初日、2日目の相撲を見て、もう力が入らないんだろうなと思っていました。

最後に生で見ておきたいと思い、師匠が「6敗するまでは土俵に上がる」と言っていたので、
仕事の書類提出の次の日、すなわち5日目のチケットを取っていたのですが、残念です。

たぶんこのブログがアップされる日、私は休暇を取って国技館にいます ( ̄ー ̄)

近年、モンゴル勢が優勢のため、どうしても四つ相撲(組み合う相撲)が多くなり、
押し相撲が殆ど見られない時代に入っています。

バーっと番付を見ても、数えるほどしか押し相撲の力士は存在せず、
千代大海の他は、雅山、北勝力、豊響くらいですかね。

その中でも回転よく"突っ張る"力士は、千代大海だけです。
個性的な力士を育てて欲しいです。
おつかれさまでした。

さて、恒例の予想といきましょう。

本日負けたようなので名前を挙げるのに躊躇しますが、
日馬富士は久しぶりに調子が良いと思います。
動きが鋭いです。
12勝くらいするのではないでしょうか?
両横綱にとっては最大の関門になることでしょう。

そして毎場所同じことを書きますが、朝青龍は先に星を落とさないことが必須です。

初場所なので年間を通しての予測もしてみます。
今年中に把瑠都は大関になることでしょう。

最後に、予想ではないですが、
12月の京都への出張時に東京駅新幹線ホームですれ違った旭天鵬を応援してみようと思います。
モンゴルの第一期生で35歳の大ベテランですが、すごく肌が綺麗です。
腸内環境も素晴らしいに違いありません。

皆さんもこれを機会に覚えて下さいね。

そうそう、無事に書類提出終わりました。
自分自身にも、おつかれさまでした。

2010年01月13日LKM博士
祝 魁皇808勝!

先場所に続いて、魁皇が偉業を成し遂げたようですね。
幕内通算808勝で歴代1位です。
千代の富士にも、北の湖にも、大鵬にも勝っているのです。

何度も書いておりますが、私は魁皇と同学年。
これでまた、年齢を聞かれたら「魁皇と一緒」という説明が通じやすくなることでしょう。

初日、二日目を見た限り、今場所は体が動いているので、
今場所は8勝ではなく、9勝くらい勝てるのではないでしょうか?

ちなみに昨年、魁皇は全場所8勝7敗でした(年間48勝)。
それを考えると808勝は地道に積み重ねた記録だとわかって頂けると思います。

さらに申しますと、皆さんびっくりするでしょうが、
日本人力士の中では2009年の年間最多勝なのです。

白鵬が86勝していることを考えるとレベルが低すぎますが、
とにかく、日本人力士最強なのです。
まだまだ辞める必要はありません。

さて、なんだかいつもより熱が入っていないと感じられるかもしれませんが、
実は私は1月13日中に提出しなければならない書類と戦っているのです。
例の研究資金の報告書です。

かなり疲れています。

何しろ今は前日(12日)の午後11時後半。
まだ、終わりそうにありません。
ブログ書いている場合ではありません。
精神的にもかなり追い込まれてきました。

関脇・千代大海ほど追い込まれてはいないと思いますが・・・。


(これは博士が昨日の夜中に、千代大海の引退報道前に書いて送ってきたものです。
たぶん書類作りに追われていてまだ知らないのではないでしょうか?
真似して書類作りを諦めなければ良いのですが・・・by サトシ)

2010年01月12日スペシャルゲスト
★研究打ち合わせ

ブログ150回記念 スペシャルゲスト企画 
京都のシン君、今日も登場!


せっかくなので、今日もコメントします。

今、LKM博士と一緒にやっている共同研究の研究チームでは、
定期的に研究打ち合わせ会議をやっています。

会議後に、お酒を飲みながらやはり研究の話をします。

この研究では、糞便の解析が重要な部分を占めます。

飲食店ですので、気を使い、最初は
「このサンプルの解析方法が・・・」
などと言っているのですが、

議論が白熱し、お酒も入ってくると、
「うんこ一本をきっちり練って均一にしろってことですか??」とか、
「うんこの洗い方で結果が変わってくるからなあ。」
などとむき出しの言葉が飛び交います。

もちろん白熱しているため、声も大きめです。

ふと気付くと、店内が静かになっていることがあります。

大変申し訳ないことだと思います。

2010年01月08日スペシャルゲスト
糞便の量と攻撃力

ブログ150回記念 スペシャルゲスト企画 
京都のシン君登場!

はじめまして、LKM博士と共同研究をしておりますシンです。

LKM博士と実施している研究では、糞便を扱っていますが、
糞便はその量で攻撃力が全然異なることをお話しようと思います。

糞便中のDNAを扱うときは、数十mg(1gの100分の1くらい)で、
これはとても可愛い分量です。
あまり怖くありません。実験台の上でも何があるかわかりません。

糞便中のポリアミンを扱うときは、数百mg(1gの10分の1くらい)で、これは結構においます。
間違って飛び散ったりしたらとても悲しい気持ちになります。
実験台の上ではかなりの存在感があります。

糞便中で菌を培養する場合は、数十g以上を扱うことになりますが、
これは大変な攻撃力です。
瘴気を漂わせています。
すこし心が傷つきます。

以前の私のオートクレーブ事件(8月24日ブログ参照)では、
100gくらいのうんこ(一本分くらい)をオートクレーブしました。
大量のうんこがオートクレーブされ、熱エネルギーをまとったため、
研究棟のフロアー全体に広がる大惨事になりました。
量の問題はよく軽視されますが、糞便を扱っていると定量の重要性が
身にしみてわかります。

2010年01月06日LKM博士
ウンコ回数・・・ その前に

昨日は「寒の入り」だそうです。
最も寒さが厳しくなる頃だそうで、
1月20日頃の大寒(1年で最も寒い日)へ寒さは最高潮のようです。

確かに、昨日の朝の通勤時は昨夜降った雨が所々で凍結しており、
事故も頻発している様子でした。
便意を催したものの、いつものコンビニの駐車場がテカテカに凍っているため敬遠し、
会社まで何とか我慢しました。
「事故」か「おもらし」
なかなかきわどい選択でした。

ところで、気温は太陽の影響を最も受けると習いました。
では、なぜ、日照時間が最も短い冬至(この冬は12月22日)より、
日照時間が長い1月の方が、寒さが厳しくなるのでしょうか?
調べればわかると思いますが、調べようとも思いません。
脳ミソで、色々と考えている方が楽しいので。

さて、本日はお待ちかねの2009年のウンコ回数を発表する予定でしたが、急遽変更です。
何やら胸騒ぎがしてブログの通算回数を数えると、今回が149回目でした。
ということは、明日は150回記念です。
150回記念は、既にスペシャルゲストにコメントを依頼しております。

今回のスペシャルゲストは、
共同研究者の京都のシン君です。
そう、「ウンコオートクレーブ事件」のシン君です。
わからない方は8月24日、9月7日のブログを読んで下さい。

記念ブログをお願いしたところ快諾して頂き、
既にこのブログの主旨に則ったウンコロジー関連のお話を頂いております。

では、お楽しみに!

2010年01月04日LKM博士
今年もよろしく!

明けましておめでとうございます。
(*⌒ー⌒)ο∠☆:

と明るく書き出したものの、休みの終わることの早さを痛感しております。

有給を取ってもっと休みたいところですが、
休めば休むほど、色々な仕事の期限は迫ってくるので始動します。

さて、2009年の年間ウンコ回数ですが、
5**回
やっぱり、今日は発表しません。
明日以降もアクセスしてもらうための、"じらし作戦"です。

では、LKM博士ファンの皆様、
昨年同様、企業ブログとは思えない面白い内容にしますので、
本年もよろしくお願い致します。